「ダンダダン」は、「ジャンプ+」で連載中の人気漫画です。
「ダンダダン」は、霊媒師の家系に生まれた女子高生・モモと、オカルトマニアのオカルンが織りなすオカルティックバトル&青春物語です。
この記事ではクラスメイトの「ハセ」について紹介していきたいと思います。
もともと、1話でオカルンにごみを投げつけてイジメていただけのモブキャラでしたが、183話で物語重要人物となる可能性がでてきました。
この記事ではこれまでのハセの登場シーンや経緯などについて紹介していきます。
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Contents
【ダンダダン】ハセのプロフィール

ハセは、『ダンダダン』に登場するキャラクターで、オカルンや金太のクラスメイトの男子生徒です。
登場当初から読者に強い印象を与えた人物ですが、その理由は決して良いものではありませんでした。
- オカルンを見下すいじめっ子
- 運動能力はそこそこ高い
- 女子には一応人気があった
- 桃に対して怖気づく
オカルンを見下すいじめっ子として描かれ、物語開始時点では孤独だったオカルンをターゲットにし、嘲笑いながら磁石入りの紙を投げつけようとするなど、最低な性格の持ち主だった。
また、本人曰く「50m走は6秒台」と豪語する程度には運動神経が良く、それなりに顔立ちが整っていることもあり、一部の女子からは黄色い声援を受けていました。
しかし、いじめの最中にオカルンを庇った桃に睨まれ、何事もなかったかのように引き下がるという小物感も見せていた。
【ダンダダン】久々の登場と体力テストでの屈辱

1話以来しばらく登場がなかったハセですが、167話の体力テストで再登場しました。しかし、その場面は彼の転落の始まりとなります。
- 金太を脅してオカルンとの競争相手になる
- オカルンに圧倒的な差をつけられる
- すべての競技で敗北し、オカルンに賞賛が集まる
- 女子生徒たちの態度が一変
- 逆恨み
金太を脅してオカルンとの競争相手になり、彼に恥をかかせようと画策しましたが、怪異との死闘や自主トレで鍛えられたオカルンに軽々と上回られてしまいます。
さらに、すべての競技でオカルンに敗北し、彼に恥をかかせるどころか、逆にクラスの注目を浴びる結果となってしまいました。
クラスの女子生徒たちはオカルンを「格好良くなった」と評価し始め、それまでハセに声援を送っていた女子の態度も一変し始めます。
馴れ馴れしく接しようとすると「気持ち悪い!」と拒絶される始末だった。
しかし、ハセはそれらの原因をすべてオカルンのせいにし、身勝手な怒りを募らせます。
オカルンに敗北した自分を認めることができず、「アイツが俺より優れてるなんて絶対認めねぇ!」と歪んだ思考に陥っていきました。
【ダンダダン】ハセが取り憑かれる怪異と新たな力

体力テスト後、水道で顔を洗っていると、ハセに「謎の声」が語りかける。
・「お前が負けたのはオカルンが特別な力を持っているから」
・「そのせいでお前はついてない。だからこの刀を使って力を奪え」
その声は、「お前が負けたのはオカルンが特別な力を持っているから」と囁き、「そのせいでお前はついてない。だからこの刀を使って力を奪え」と唆す。
その言葉に誘導されるように、ハセは黒い小刀と白い小刀を拾い、白い小刀で自身の指を切ります。
しかし、「ただ痛いだけ」と呟いた直後、邪悪なオーラと悍ましい形相の老婆の妖怪が背後に現れます。
ハセは怪異の力を手にしたことで、オカルンへの敵意をより強め、直接対決へと向かっていくことになります。
そして183話では、深淵の者と思しき宇宙人と共にオカルンと金太を襲撃することとなります。
【ダンダダン】ハセの人間性とその問題点
『ダンダダン』には、初登場時の印象が悪かったキャラクターが他にも存在します。
例えば、愛羅は思わせぶりな態度で男子を弄んでいたが、彼女なりの正義を持っていました。
また、キンタは自分より劣った相手を見つけて安心する傾向がありましたが、そんな自分を恥じてもいました。
しかし、ハセにはそうした内面の成長や善良さが一切描かれていません。
ハセは、弱い者をターゲットにするいじめっ子であり、孤立したオカルンを狙うという卑劣な行為を行っています。
その思考の根底には、他責思考があり、「自分がオカルンに負けた」のではなく、「オカルンがズルをした」と思い込んでいます。
さらに、女子への態度も非常に無遠慮であり、嫌がる女子のスマホを覗き込んだり、髪を勝手に触ったりするなどの迷惑行為を繰り返しています。
そして、非を認めず、逆ギレして「シャレも通じないのかよ」と責任逃れをし、最終的には「っざけんなブス!」と暴言を吐くなど、悪い要素しか見当たらない。
【ダンダダン】ハセの未来は?詰んでいる展開を考察
ハセが持つ「オカルンの力を奪える」という情報はそもそも誤った情報です。
オカルンの力はすでにターボババアに返却済みであり、過去に別の人物が奪おうとして失敗している。さらに、仮にハセが襲いかかってもオカルンには圧倒的な仲間がいます。
オカルンの味方には、桃や愛羅、ジジがいるだけでなく、「毎週火曜に戦う約束」をしている邪視や、ターボババアも戦慄するほどの強さを誇るアンブレボーイ(頭間雲児)も加わっています。
これらの状況を考えると、ハセがオカルンに襲いかかる時点で完全に詰んでいます。
ハセの未来としては、怪異に取り込まれる可能性が高いと思われます。
183話で、ハセは深淵の者と思しき宇宙人と共にオカルンと金太を襲撃しますが、この状態のハセはすでに怪異の影響を強く受けている可能性が高いと思われます。
彼自身の意思でオカルンへの恨みを募らせたのは確かですが、怪異の力がその感情をさらに増幅させ、冷静な判断力を奪っている可能性があります。
今回のケースでは、モモや頭間たちは呪行李に入ったときの呪いを解くために、出雲大社へ旅立っています。
戦力が分散したところを狙ってきた可能性もあり、ハセがどこまで自我を保てるのか、それとも完全に怪異に支配されるのかが注目されます。


