ダンダダンは幽霊の存在を信じる女子高生とUFOの存在を信じるオタクの少年が怪奇現象と戦うオカルティック怪奇バトルラブコメ漫画です。
2024年10月からテレビアニメの第1期が放送され、その完成度の高さから国内外問わず話題となりました。
ダンダダンは『少年ジャンプ+』で読むことができます。
今回はダンダダン原作の194話について、感想やレビュー、考察を行っていきます。
Contents
【ダンダダン】193話までのあらすじ
飛行機という閉ざされた空間で、ダンダダンの物語は新たな局面を迎えました。旅のはじまりに期待と緊張を抱えながらも、登場人物たちはそれぞれの思惑を胸に飛び立ちます。
空港での離陸直前、ズマの不安をよそに飛行機は離陸。
「飛んだああ!!」という叫びとともに空の旅が始まります。
機内ではズマとモモの間に距離感の変化が見え始め、ズマの“付き合う宣言”に対してモモのツッコミが炸裂。
穏やかな雰囲気が漂う中、星子の体調に異変が現れ、不穏な空気が立ちこめ始めます。
その直後、機内に潜んでいた敵が突然凶器を手に襲撃を開始。バモラが乗客を虚空に避難させ、戦闘が始まります。
そして193話のラストでは、ジジの故郷・大蛇村の支配者であった鬼頭ナキが再登場。地底人が変身した姿であり、モモに対する復讐心に燃えて空中での戦いが本格化します。
【ダンダダン】194話のあらすじ最新話
- 鬼頭ナキが飛行機内で復讐に燃えて乱入、再び激突
- 大蛇村の過去が因縁となって噴出
- ジジやモモたちが応戦、壮絶な肉弾戦と混乱の機内
- 爆発、突風、そして墜落の危機
虚空の中の戦い
前話で登場した鬼頭ナキは、飛行機内にて乗客たちの前に現れます。
機内通路の先から迫りくる異様な姿に、乗客たちは恐怖で凍りつき、モモとジジは即座に彼女の正体に気付きます。
「なんでこんなところに!?」「警察に捕まったんじゃねぇのかよ!!」と驚くモモ。
鬼頭ナキにはモモの声こそ聞こえているものの、姿までは見えていないようで、「どこだ!」とモモを探す描写が描かれます。
また、鬼頭家の一族は虚空の存在を認識しており、バモラが虚空を出現させたことを理解しています。
しかし、バモラが怪獣姿になった理由までは分からなかったようです。
星子は鬼頭家の人物を知らず、「何者だこいつら」とジジに聞いていました。
鬼頭ナキの復讐の叫び
鬼頭ナキの怒りは止まることを知りません。
ジジは鬼頭家が白蛇村の地主で、人柱で人殺しをやっていたと星子に説明します。
鬼頭ナキはジジに対し、「人殺しはテメェらだろ」と反論。
「テメェらのせいで山は噴火した!」と叫び、自身の村・大蛇村の壊滅をモモたちのせいだと断言します。
鬼頭ナキは自身の村を壊滅させた復讐に来たのです。
鬼頭一族との戦闘開始
狭い通路、逃げ場のない機内で、肉弾戦が勃発。鬼頭ナキの仲間たちも現れ、戦いはますます激化します。
バモラは怪獣の姿で大暴れ。
星子もアクロバティックな動きで応戦し、飛び交う凶器や殴打が次々と描かれます。
モモは「刃物!気をつけて刃物!」と叫びながら戦況を見守りつつ、自らも機転を効かせて参戦。
ジジも「そいつは目が見えねぇんだ!」と、相手の弱点を冷静に見抜いて仲間に伝えます。
攻防の中で座席は破壊され、乗客たちは悲鳴を上げながら逃げ惑う――空の上で戦争のような混乱が巻き起こります。
雷矢も応戦しようとしますが、鬼頭呪一に顔面を強打されよろけてしまいます。
そこへ目の見えないズマが呪一につかみかかり頭突きを食らわせます。
どうにかクリーンヒットし、雷矢をたすけることができましたが、敵をズマは目が全く見えていないため、バモラに椅子の下に隠れていなさいと諭されます。
邪視の声
鬼頭一族がジジに対して攻撃をしてきたとき、ジジの中に眠る邪視が「憎い」と反応し、鬼頭を殴り飛ばします。
ジジは「殺しちゃだめだ」「オカルンと約束しただろ」と邪視を抑えようとしますが、それを見た鬼頭ナキは目の色が変わります。
「まだそのガキ飼っていたとはよお」
邪視はもともと普通の少年でしたが、鬼頭家によって無理やり生贄として選ばれてしまったのが邪視となり、その怨念だけが200年間村の地下に残ったままになってしました。
邪視は鬼頭家に復讐する機会をずっとうかがってきたのでしょう。
ジジに襲い掛かる鬼頭ナキですが、星子が間に割って入って食い止めます。
「何者だコラ」と鬼頭ナキは言いますが、「ただのババアだ」と返します。
突風、爆発、そして迫る墜落の危機
混乱のさなか、飛行機は突風に煽られます。バランスを崩した機体は大きく傾き、荷物が宙を舞い、乗客たちは体ごと吹き飛ばされます。
その直後、機体のエンジンが爆発。
ジジが窓から外を見て「なんかぶつかってきたぁ!!」「ヤバイ!エンジンが爆発したぁ!!」と叫び、機内のパニックは極限へ。
さらには空中に謎の飛来物の影がうごめき、敵がまだ潜んでいることを暗示。
飛行機が墜落する危険性が現実味を帯び、登場人物たちの生死がかかったサバイバルが始まろうとしています。
シャークネードが元ネタの敵が登場か
飛行機の外を見ると、あたり一面にサメの群れに覆われていました。
アメリカのSF映画「シャークネード」という海からサメを吸い上げてロサンゼルスに放つウォータースパウト(水上竜巻)を題材にした映画でそれが元ネタになっていると思われます。
また、サメだけでなく、鼻・口・耳など人間のからだの一部も空中に浮いている描写が描かれていることから、「メルヘンかるた」の能力の持ち主ではないかと思われます。
【ダンダダン】過去の記事はこちら
過去の話のリンクを張っておきます。過去の考察記事を見たい方はこちらからどうぞ。
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人物キャラ
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(C)龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会
ダンダダンの登場怪異(妖怪・幽霊)
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ダンダダンの登場キャラクター(宇宙人・UMA)
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