「ダンダダン」の第1巻から登場するターボババアは、ストーリーの中でも重要な妖怪で、元ネタになったのは、現代妖怪に関する都市伝説の1つ「ターボばあちゃん」とされています。
ダンダダンにおけるターボババアの能力は、驚異的なスピードと人やモノに憑依すること。また、霊魂を操る恐ろしい力も持ち合わせてます。
ここでは、ターボババアの元ネタや能力、可愛い猫になった経緯について解説します。
ターボババアの能力
ターボババアが猫になった理由
ダンダダン「ターボババア」のプロフィールについて知りたい方はぜひ最後までご覧ください。
Contents
【ダンダダン】ターボババアの元ネタは?

ターボババアは、日本の都市伝説に登場する現代妖怪の一つで、車やバイクと並走するほどの驚異的なスピードで走る老婆として知られています。
特に六甲山のトンネルで目撃されることが多いとされ、車の窓を叩いたり、並走してドライバーを驚かせることがあります。
基本的には無害ですが、驚いたドライバーが事故を起こすこともあるため、注意が必要です。
ターボババアには地域ごとにさまざまなバリエーションがあり、「ダッシュババア」や「ジェットババア」などと呼ばれることもあります。
ターボババアは、漫画『ダンダダン』に登場し、物語の中で重要な役割を果たしています。作中では、主人公・オカルンが初めて遭遇する幽霊として描かれ、驚異的なスピードや憑依能力を持つ強力な妖怪として登場します。
『ダンダダン』のターボババアの元ネタは、日本の都市伝説「ターボばあちゃん」です。
この伝説では、老婆が超高速で走り、車やバイクを追い抜くという話が広まりました。特に六甲山周辺での目撃談が多く、地域によっては「ダッシュババア」や「ジェットババア」とも呼ばれています。
作中のターボババアは、怪異としての恐ろしさだけでなく、強いインパクトを持つキャラクターとして描かれており、『ダンダダン』の世界観を象徴する存在の一つとなっています。
【ダンダダン】ターボババアの能力は?
『ダンダダン』に登場するターボババアは、オカルンの住む隣の市・正能市のトンネルに出没し、「ターボババアとかけっこで負けると呪われる」と言われています。
ここでは、ターボババアの能力について詳しく紹介します。
驚異的な速さ
ターボババアは、オカルンが初めて遭遇する幽霊で、驚異的なスピードと憑依能力を持つ強力な妖怪として描かれています。
彼女のキャラクターは物語の中で重要な役割を果たし、読者に強い印象を与えています。
常に時速100キロで走り続けることができ、通常の幽霊や人間では追いつくことが不可能です。さらに、カーブでも減速することなく走り続けるという驚異的な特性を持っています。
憑依
ターボババアは人や物に憑依する能力を持っています。憑依された対象はターボババアの意のままに操られます。
また、地縛霊と融合することで、さらに強力な力を発揮することができます。
呪い
ターボババアに追いつかれると、「強制鬼ごっこ」の呪いをかけられます。この呪いにかかると、逃げ続けなければならず、捕まるとさらなる災厄が降りかかると言われています。
【ダンダダン】ターボババアの悲しい過去
ターボババアは恐ろしい妖怪として知られていますが、その裏には悲しい過去が隠されています。
彼女は生前に何かを経験し、亡くなった後も少女たちの霊を慰めるようになりました。その行動の背景には、深い悲しみと優しさが秘められています。
少女たちの霊を慰める理由
ターボババアが現れるトンネルは、かつて少女たちが理不尽な事件に巻き込まれ、命を落とした場所でした。
彼女はその霊たちの無念を晴らし、寄り添うために走り続けていたのです。その姿からは、彼女の強い正義感と深い同情心がうかがえます。
単なる超速の妖怪ではなく、ターボババアには悲しみや怒りが込められています。
彼女が人々を襲うのは、ただの悪意ではなく、積もり積もった悲しみや憤りの表れとも言えるでしょう。
少女たちの霊に寄り添う彼女の行動は、単なる敵ではなく、優しさや強い母性愛を持つ存在としての一面を際立たせています。
姥捨伝説
ターボババアの起源について語る上で欠かせないのが、姥捨伝説との関連性です。
姥捨伝説は、日本各地に伝わる民間伝承で、高齢の親を山や野に捨てるという悲劇的な内容を持つ物語です。
主に「姥捨山(うばすてやま)」として知られ、長野県の姨捨山(おばすてやま)がその代表的な舞台とされています。
この伝説にはさまざまなバリエーションがありますが、共通しているのは、高齢者が家族の負担になると見なされ、山奥に捨てられるという話です。
一方で、捨てられた親が知恵を使って生き延びたり、子が改心して連れ戻したりする話もあります。
この伝説は単なる残酷な話ではなく、「親孝行の大切さ」や「知恵の尊さ」を伝える道徳的な教訓を含む場合が多いです。
ターボババアは、オカルンや仲間たちの協力によって招き猫のぬいぐるみに封じられました。
その後は物語の進行において重要な役割を果たし、ターボババアの知識や経験を活かして、オカルンたちを導く存在として描かれています。
【ダンダダン】ターボババアとオカルンの関係
ターボババアは、オカルンに変身能力を与えた存在です。
彼女に憑依されたことで、オカルンは高速で走る能力を手に入れ、宇宙人と対等に戦えるまでに強くなりました。
この能力は、ターボババアの呪いによるもので、彼女の力がオカルンに移ったとも考えられます。
オカルンの大事な部分を奪った理由
ターボババアがオカルンの大事な部分を奪ったのは、彼女の能力の一環です。
この行為には単なる呪いの力以上に、彼女の持つ悲しみや怒りが影響していると考えられます。
彼女は、オカルンに呪いをかけ、その一部を奪うことで彼を変身させました。
この呪いは、ターボババアが少女たちの霊を守るために行ってきた行動の一つであり、彼女が悪意だけで動いているわけではないことを示しています。
ターボババアが猫の姿になっている理由
ターボババアが猫の姿になったのは、オカルンとモモ、そして霊媒師の星子が協力して彼女を封印した結果です。
彼らはターボババアの強力な能力を抑えるために、特別な儀式を行い、彼女を招き猫の姿に封じ込めました。
この封印により、ターボババアの脅威は一時的に収まりましたが、完全に消滅したわけではありません。
封印の理由としては、ターボババアの力を完全に消し去ることが難しかったため、彼女の力を封じ込めるための手段として招き猫の姿に変えることが選ばれたのです。
この方法により、ターボババアの力を抑えつつ、彼女が再び解放されることを防ぐことができました。
ターボババアが猫の姿になったのは、オカルンとモモ、そして霊媒師の星子が協力して彼女を封印した結果です。
彼らはターボババアの強力な能力を抑えるために、特別な儀式を行い、彼女を招き猫の姿に封じ込めました。
この封印により、ターボババアの脅威は一時的に収まりましたが、完全に消滅したわけではありません。
封印の理由としては、ターボババアの力を完全に消し去ることが難しかったため、彼女の力を封じ込めるための手段として招き猫の姿に変えることが選ばれたのです。
この方法により、ターボババアの力を抑えつつ、彼女が再び解放されることを防ぐことができました。
オカルンの体からいなくなった理由
原作165話にてオカルンが玉を2つとも取り戻した為、当初の約束通りターボババアに力を返し、ババアはどこかに去っていきました。
一瞬ターボババアの霊力がすごすぎて、皆が驚くシーンがありますが、去る時は猫の姿のままでした。
ターボババアがストーリーからいなくなることは、最低限の役割を終えたと考えることができます。
ターボババアが指導者となりオカルンの戦闘訓練をすることでオカルンの戦闘力はかなり向上しました。
現在のオカルンにババアの力はありませんが、幾度の戦いを通して肉体的にはかなり成長しています。
また、物語を次の展開へと進める重要な転機となっており、サンジェルマン伯爵というラスボス的存在のことをハイパージジイと呼んでいました。
そのうちどこかで復活してくれることでしょう。
【ダンダダン】ターボババアについてまとめ
- 「ダンダダン」に登場するターボババアは、都市伝説に登場する妖怪をモデルにしています。
- 彼女の能力には、相手を呪う力や霊を使役する力があり、オカルンの変身能力も彼女の力に由来します。
- ターボババアは少女たちの霊を慰めるために行動しており、姥捨伝説とも関連性があります。
- 最終的にターボババアは猫のぬいぐるみに封じられ、その後もオカルンたちのアドバイザーとして活躍しています。
今回は少年ジャンプ+で大人気の漫画「ダンダダン」について解説しました。
ダンダダンは無料で読むことができますが、何回も繰り返し読みたいと思った際には「少年ジャンプ+」では課金が必要になってきますので、以下のサイトを参考にしてみてください。

ダンダダンの登場キャラクター
人物キャラ
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(C)龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会
ダンダダンの登場怪異(妖怪・幽霊)
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(C)龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会
ダンダダンの登場キャラクター(宇宙人・UMA)
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(C)龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会