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【ダンダダン】211話あらすじ最新話!パン屋で交錯する記憶と陰謀。サンジェルマン伯爵の真意とは?

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ダンダダンは幽霊の存在を信じる女子高生とUFOの存在を信じるオタクの少年が怪奇現象と戦うオカルティック怪奇バトルラブコメ漫画です。

2024年10月からテレビアニメの第1期が放送され、2025年7月からはテレビアニメ2期もスタートし、国内外問わず話題となりました。

ダンダダンは『少年ジャンプ+』で読むことができます。

今回はダンダダン原作の211話について、感想やレビュー、考察を行っていきます。

【ダンダダン】210話までのあらすじ

ダンダダン210話では、星子の儀式によって彼女の意識が異界と接続される幻想的なシーンから始まります。

一方モモは見知らぬ旅館で目を覚まし、隣にいたのは星子ではなく別人。さらに彼女は星子を「親」と呼び、記憶に異変が生じている様子が描かれます。

星子は現在市内の病院に搬送されており、モモは急いで現地へ。

病院でジジや星子と再会しますが、モモはジジのことをまったく覚えておらず、過去の記憶を失っていることが明らかに。

さらに「宇宙人なんているわけない」と発言し、オカルンと出会う前の人格に戻った可能性が浮上します。

一方その頃、オカルンとジジは“気”を通すための修行に励んでおり、今後の能力覚醒への布石が張られていきます。

【ダンダダン】210話あらすじ最新話!モモと星子の感動の再開!しかし儀式の代償はモモの記憶!?ダンダダンは幽霊の存在を信じる女子高生とUFOの存在を信じるオタクの少年が怪奇現象と戦うオカルティック怪奇バトルラブコメ漫画です。 ...

【ダンダダン】211話のあらすじ最新話

町のパン屋に集まる者たち

物語は一見のどかな町のパン屋「おいしいジーパン」から始まります。
しかし、厨房でパンをこねるのは、かつて地球を脅かした存在・サンジェルマン伯爵。そしてその隣で働かされているのは、八極拳の達人風戦闘員です。

「なんで俺がパンなんか焼かなきゃなんねぇんだよ!」と怒りを露わにする戦闘員に、サンジェルマン伯爵はあくまで冷静にこう言い放ちます。

「あなたはパン屋だ」「雇ったのはこちらですから」

サンジェルマン伯爵と戦闘員が話をしていると、オーブンのほうから煙が上がってきて、煙々羅がサンジェルマン伯爵の前に現れます。

「どちらさまでしょうか」とサンジェルマン伯爵は知らないふりをして、場所を変えて話しましょうと提案します。

サンジェルマン伯爵は煙々羅にモモたちの能力を奪うように指示していましたが、セルポ星人たちの介入により失敗に終わったことを聞かされます。

煙々羅は失敗の責任をとるといい、挽回のチャンスをもらおうと試みます。

サンジェルマン伯爵の提案

サンジェルマン伯爵は今回の作戦は悪くなかったと評しています。

その理由は、「妖怪の適正」や「力の進化」などについてデータが取れたためだといいます。

また、今回の騒動で、呪術師協会が動きだしてしまうとサンジェルマン伯爵は言っています。

このことから、煙々羅は呪術師協会と対立関係にあるようです。

煙々羅はセルポ星人の協力依頼を鵜呑みにした結果このような結果になってしまいました。

妖怪の力はどうやら人間にしか使えないとのこと。宇宙人にはそれを理解しようとしていない。

サンジェルマン伯爵はオカルンたちと仲間になるのはどうかと煙々羅に提案をします。

サンジェルマン伯爵の狙い

「最強の妖怪を作るために」――この一言が、伯爵の真意を物語ります。

サンジェルマン伯爵は、戦闘に敗北した相手から“能力”を奪う術を持ち、それを「阿修螺」と呼ばれる妖刀の小柄に宿しています。

それをもって“妖怪の力を統合する存在=ダンダダン”を創り出そうとしているのではないでしょうか。

煙々羅はこのサンジェルマン伯爵の提案にありえないと絶対の拒否をしめしていました。

今回、サンジェルマン伯爵がパン屋に八極拳の戦闘員を連れてきたのも、おそらくは彼の精神性や日常生活の中での変化を観察し、力の真価を見極めようとしているのでしょう。

黒の聖騎士団

場面は病院の一室でのジジと星子の会話に移ります。

ジジは敵が「レッド・バロン」と名乗ったことを星子に伝えます。

そのことを伝えると星子はなんとなく察しがついたようでした。

そして、ついに名前が明かされた“もう一つの敵”。
それが「黒の聖騎士団」。

企業に雇われた呪術師たちで構成されており、呪術や妖怪の力を用いてライバル企業に攻撃を仕掛ける“業界の暗殺者”と呼ばれる存在です。

ジジによれば、呪術師協会すら表立って動けないほどの力を持ち、過去には「撃墜王」という名の人物が存在したとのこと。

この集団は、かつて妖怪よりも恐れられた存在であり、今も裏社会で暗躍しているようです。
しかもその正体は“人間”。

「敵は妖怪じゃなくて、人間だったんだ」
このセリフが物語の重心を変えていきます。外宇宙や異形の者ではなく、現実に根差した“人間”の悪意こそが、最大の脅威だと提示されたのです。

モモの記憶

回復しつつある星子に再会したモモ。しかし彼女は、ジジのことを「小学校の同級生?」とすっかり忘れてしまっています。

さらには「宇宙人なんているわけないっしょ」と、かつてのモモを彷彿させる発言をします。これは記憶の欠落なのか、それとも誰かによる“書き換え”か?
儀式による副作用なのか、それとも別の存在がモモに干渉しているのか?
この記憶の歪みは、今後の展開の核心となる伏線であることは間違いありません。

【ダンダダン】過去の記事はこちら

過去の話のリンクを張っておきます。過去の考察記事を見たい方はこちらからどうぞ。

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ダンダダンの登場キャラクター

人物キャラ

綾瀬桃/モモ 高倉健/オカルン
円城寺仁/ジジ 白鳥愛羅/アイラ
星子 坂田金太
佐脇凛 頭間雲児

(C)龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会

ダンダダンの登場怪異(妖怪・幽霊)

ターボババア アクロバティックさらさら
邪視 カシマレイコ
オンブスマン アンブレボーイ
サンジェルマン伯爵 メルヘンかるた

(C)龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会

ダンダダンの登場キャラクター(宇宙人・UMA)

セルポ星人 フラットウッズモンスター
ドーバーデーモン(シャコ) ネッシー
地底人 モンゴリアンデスワーム
ルドリス バモラ
深淵の者(クル) ディスマン

(C)龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会

 

 

 

 

 

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