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【ダンダダン】地底人の正体は鬼頭ナキ!?大蛇信仰の裏に隠された本当の目的とは?

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ダンダダンは幽霊の存在を信じる女子高生とUFOの存在を信じるオタクの少年が怪奇現象と戦うオカルティック怪奇バトルラブコメ漫画です。

2024年10月からテレビアニメの第1期が放送され、その完成度の高さから国内外問わず話題となりました。

ダンダダンは『少年ジャンプ+』で読むことができます。

この記事では、地底人の正体と背景、鬼頭ナキの人物像、さらには大蛇村騒動の核心に迫ります。

要点まとめ
  • 地底人の正体は異形の怪人であり、人間社会に溶け込んで暗躍していた
  • 「大蛇村」で信仰を集めていた“蛇神”の正体はUMA・モンゴリアンデスワーム
  • 鬼頭ナキは地底人の姿を借りた暴君であり、大蛇村を独裁的に支配していた
  • 第192話で再登場し、モモへの復讐のために動き出す

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【ダンダダン】地底人とは?

(C)龍幸伸/集英社
特徴 2本の角と蛭のような長い口
生息地 伝説の地下世界「アガルタ」
元ネタ ヒッポリト星人
人間の姿 鬼頭ナキ

『ダンダダン』に登場する地底人は、2本の角と蛭のような長い口を持つ異形の怪物です。

火山の麓にある「大蛇村」で200年にわたり地下に潜み、偽りの仮面で人間社会に溶け込んでいたその存在。

彼らの背後には巨大な怪物「モンゴリアンデスワーム」と、狂信的な支配者「鬼頭ナキ」の存在がありました。

地中深くに存在するという伝説の地下世界「アガルタ」から来たとされていますが、まだ謎が多く、正体は完全に解明されていません。

彼らは人間に化ける能力を持ち、その姿で日常に溶け込みながら、裏で計画を進めていました。

その代表格が「鬼頭ナキ」。原作50話では鬼頭ナキの正体が人間ではなく、人間の皮を被った地底人であったことが判明しています。

表向きは火山の麓の村を仕切る老女として振る舞っていましたが、実際は200年間、地底からモンゴリアンデスワームを育てるため、村人を供物として差し出し続けていた狂信者でした。

大蛇村騒動後、長らく姿を消していた地底人(=鬼頭ナキ)でしたが、第192話にて再登場。

モンゴリアンデスワームを倒したモモへの復讐を誓います。

【ダンダダン】地底人と鬼頭一族の関係

鬼頭家は地底人が作り上げたカルトコミュニティ

鬼頭ナキが人間社会で築いた鬼頭家は、表向きは村を牛耳る旧家でありながら、実際は地底人であるナキの“信仰装置”として機能していました。

(C)龍幸伸/集英社

鬼頭ナキは、村の地主「鬼頭家」の当主を名乗る人物で、ずんぐりとした体格にアフロヘア、巨大な数珠を身にまとったインパクト大のキャラクターです。

男勝りな口調で一人称は「俺」。村の男たちからは“母ちゃん”と呼ばれています。

鬼頭家の男たちはナキを「母ちゃん」と慕い、盲目的に従います。

彼女は法や常識を完全に無視し、独自のルールで村人を支配。

逆らえば鬼頭家の面々と共に暴力と脅迫で従わせ、警察官すら懐柔しているという徹底ぶりでした。

地底人としてのナキは、異常なまでの権力欲と執着心で村を支配し、その裏ではモンゴリアンデスワームを“神”として育てるため人柱を捧げ続けていたのです。

しかし彼らは単なる家族ではなく、ナキの狂信的な目的――モンゴリアンデスワームへの供物の捧げを実行するための“人間の皮を被った信徒”だったのです。

つまり鬼頭家とは、地底人が築いた地下信仰の“地上組織”であり、一般社会に偽装したカルトコミュニティそのものであったといえるでしょう。

鬼頭家の目的

鬼頭家は表向き、「火山の噴火を鎮めるために大蛇に生贄を捧げている」と語っていました。しかしこの言い分は、結果的に“方便”であったことが作中で明らかになります。

火山の活動と生贄には明確な因果関係はなく、鬼頭ナキはまったく別の意図で供物を捧げ続けていたのです。その本当の目的は、モンゴリアンデスワームの肥大化・育成でした。

モンゴリアンデスワームを巨大化させた“育成宗教”

モンゴリアンデスワームは、元々は1.5〜2メートルの未確認生物とされていましたが、鬼頭家が200年にも渡って生贄を捧げ続けたことで、数百メートル級の怪物へと変貌を遂げました。

鬼頭ナキは作中50話で「200年かけてあそこまで大きくしたのによぉ!」と発言しており、この言葉からも、育成そのものが鬼頭家の目的であったことがうかがえます。

これは単なる信仰行為ではなく、「生贄による怪異のコントロール」「巨大な怪物を育てあげるという野望」に基づいた、宗教の皮を被った実験的計画とも言えるでしょう。

肥大化の先に見据えた“利用目的”とは?

鬼頭ナキの目的はモンゴリアンデスワームの巨大化だけではありませんでした。その先に“何かしらの利用価値”を見据えていたことが示唆されています。

  • 火山をも制御できる“力”として利用しようとした
  • 地上を制圧する兵器的な存在に育てようとした
  • 地底人社会における絶対的象徴として神格化しようとした

このように鬼頭ナキは、モンゴリアンデスワームをただの神ではなく、制御可能な力として掌握するつもりだった可能性が高いのです。

 

「ダンダダン」鬼頭ナキの強さ(能力)

人間・鬼頭ナキとしても、超能力を持つモモを圧倒するほどの身体能力を有し、そのパンチは家の壁をぶち破るほどの力があります。

ここで注目すべきは、團曼羅の呪いで人々がモモの存在を忘れていく中、ナキはその影響を受けていない点です。

それは鬼頭ナキが人間でなない能力を持ち合わせていることを象徴しているとも言えます。

【ダンダダン】過去の記事はこちら

過去の話のリンクを張っておきます。過去の考察記事を見たい方はこちらからどうぞ。

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180話 181話 182話 184話 185話
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ダンダダンの登場キャラクター

人物キャラ

綾瀬桃/モモ 高倉健/オカルン
円城寺仁/ジジ 白鳥愛羅/アイラ
星子 坂田金太
佐脇凛 頭間雲児

(C)龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会

ダンダダンの登場怪異(妖怪・幽霊)

ターボババア アクロバティックさらさら
邪視 カシマレイコ
オンブスマン アンブレボーイ
サンジェルマン伯爵 メルヘンかるた

(C)龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会

ダンダダンの登場キャラクター(宇宙人・UMA)

セルポ星人 フラットウッズモンスター
ドーバーデーモン(シャコ) ネッシー
地底人 モンゴリアンデスワーム
ルドリス バモラ
深淵の者(クル) ディスマン

(C)龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会

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