「怪獣8号」は、松本直也による人気漫画で、怪獣と戦う日本防衛隊のメンバーたちの姿を描いています。
『少年ジャンプ+』にて、2020年7月3日より連載中の大人気怪獣漫画です。
第127話では、ついにカフカの攻撃が明暦の大怪獣の核を貫通しました。
第128話ではどんな展開が待ち受けているのでしょうか。
Contents
【怪獣8号】第127話までのあらすじ

第127話では、怪獣9号との戦いがついに最終局面に突入しました。
キコルとミナの連携によって明暦の大怪獣の”核”が露出し、勝利のチャンスが訪れます。
キコルはナンバーズ4とナンバーズ1の二重運用による激しい負荷に耐えながらも、父を救うために最後の一撃を放ち、核の位置を特定。
→ナンバーズについての解説記事はこちら
その隙を突いてミナが最終兵器”ケラウノス”を発射し、怪獣の顔面に深いダメージを与えます。
そして、露出した核に対し、日比野カフカが「任せろ」と一言。
仲間たちの気持ちを背負いながら渾身の拳をふりかざし、明暦の大怪獣の核を貫くことに成功します。

【怪獣8号】第128話のあらすじ最新話
怪獣の終焉──カフカ、運命の一撃が核を貫く
物語は、前話から続くカフカの拳が怪獣9号の“核”へと直撃する場面から始まります。
「渾身直撃」の描写と共に怪獣の体を貫いたその一撃は、明確に「核大破(クリティカルヒット)」という戦況を決定づける成果をもたらしました。
この瞬間、防衛隊内外に緊張が走り、オペレーターたちは「目標撃破! 生体反応、消失!」と絶叫。
歓喜する研究所員たちの姿からは、どれほどこの戦いが絶望に近いものであったかが読み取れます。
子供が「おじちゃんがやっつけてくれた!」と叫ぶその一言に、怪獣8号=カフカが人々の“ヒーロー”であることが浮かび上がります。
崩れゆく怪獣と、静かに倒れるカフカ
核を打ち砕かれた明暦の大怪獣は、崩壊を始めます。地面に崩れ落ちていくカフカの体。日比野カフカの意識も朧げになる中で、彼は怪獣たちと一体化した“思念”が静かに消えていくのを感じます。
「目的を果たした怨念たちが、消えていくのがわかる──」
彼のその表情には、戦い抜いた者にしか分からない安堵と、深い疲労がにじみます。だが、彼は覚悟していた。「俺も……同一体となった身……覚悟はしてたけどな」
完遂された約束、そして仲間のもとへ
過去にカフカが交わした“約束”──それは「自分が人間として最後まで戦い抜く」という決意でした。そしてその言葉は、明暦の大怪獣との決戦で見事に果たされました。
仲間たちは、倒れたカフカの元へ駆け寄ります。レノ、キコル、市川、保科──誰もが涙と安堵の入り混じる感情で、彼の健闘を称えます。
一方で、四ノ宮長官らもそれを遠くから見届け、つぶやきます。「ありがとう……あとは任せた」
継承される意志──四ノ宮長官の最後の任務
そして、戦いが終わったと思われた矢先。日比野カフカの前に現れたのは、四ノ宮長官でした。「礼を言いにきた」と語る長官の言葉に驚くカフカ。彼の体内にはまだ、明暦の大怪獣との融合の“名残”がありました。
「改めて君に任務を与える。ここからが本当の戦いだ」
そう言って、四ノ宮長官は自らの“核”をカフカに託します。力を使い果たした長官の最後の使命──それは、カフカに希望と未来を預けることでした。
「持っていけ。私にはもう必要のないものだ」
その言葉と共に、長官は静かに姿を消します。
それでも未来へ──破壊の都市に立つ者たち
すべてが終わった後の東京の光景は、瓦礫と廃墟の海でした。しかしその中に立つカフカと長官の幻影が見つめるのは、未来でした。
「必ず復興するよ」
四ノ宮の最後の言葉が、静かに空に響きます。カフカはそれに応えるように、ただ黙って前を向くのでした。
【怪獣8号】第128話のまとめ
- カフカの一撃が怪獣9号の“核”を完全破壊
- 日本中に現れていた怪獣の反応が一斉に消失
- カフカは力尽き、仲間たちに支えられながら人間の姿に戻る
- 四ノ宮長官は力を託し、次代をカフカに任せて去る
- 破壊された都市を見据え、「復興」と「新たな戦い」が始まる
【怪獣8号】考察記事はこちら
考察記事のリンクを張っておきます。過去の考察記事を見たい方はこちらからどうぞ。
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【怪獣8号】登場人物一覧
第一部隊 | |
鳴海弦 | 長谷川エイジ |
日比野カフカ | 四宮キコル |
東雲りん | |
第二部隊 | |
五十嵐ジュラ | 四宮ヒカリ(故人) |
出雲ハルイチ | 神楽木葵 |
第三部隊 | |
亜白ミナ | 保科宗四郎 |
中ノ島タエ | 斑鳩亮 |
水無瀬あかり | 五十嵐ハクア |
小此木このみ | |
第四部隊 | |
緒方ジュウゴ | トーコ |
市川レノ | 古橋伊春 |
第五部隊 | |
不明 | |
第六部隊 | |
保科宗一郎 |