「怪獣8号」は、松本直也による人気漫画で、怪獣と戦う日本防衛隊のメンバーたちの姿を描いています。
『少年ジャンプ+』にて、2020年7月3日より連載中の大人気怪獣漫画です。
『怪獣8号』第122話では、カフカが9号の力を受け継いだ怪獣と激しい戦闘を繰り広げました。しかし、カフカの猛攻を受けた怪獣は、まだ完全には倒れておらず、不穏な変化を見せていました。
第123話では、この戦いがどのような結末を迎えるのか、そして次なる展開へとどうつながるのかを予想していきます。
この記事では、怪獣8号123話について感想やレビュー・考察などを行っていきたいと思います。
123話の展開予想と考察

Contents
【怪獣8号】122話までのあらすじ
カフカの覚醒!新たなる力
怪獣8号(カフカ)は、9号の力と知識を受け継いだ強力な明暦の大怪獣と対峙してました。
激しい攻防の末、カフカは渾身の一撃を放ち、怪獣に致命的なダメージを与えたかに思われました。
しかし、敵はまだ完全には倒れておらず、不気味な変化を見せます。
防衛隊本部では、彼の戦闘データを解析し、「歴史上最強の怪獣かもしれない」との声が上がる中、カフカから「奴が出てきます」という警告が発せられる。
カフカがようやく倒したはずの怪獣が、さらなる進化を遂げようとしていました。
怪獣9号の力を引き継いだ明暦の大怪獣
怪獣9号は、かつて400年前に江戸を焼き尽くした”明暦の大怪獣”を取り込み、さらに進化していました。その異形の姿は、これまでの怪獣とは異なり、まるで無数の怪獣が融合したかのような異様なものでした。
保科はその姿を目にし、怪獣9号の進化の秘密に気づきました。
「まさか…」
カフカは戦いの中で、怪獣9号の力が単なる暴力ではなく、人々の恨みや怒りを糧に成長していることを実感しました。
戦闘開始!カフカと明暦の大怪獣の衝突
カフカと明暦の大怪獣は、都市の残骸の中で激しい攻防を繰り広げました。防衛隊員たちは戦況を見守りながらも、戦局が悪化すれば即座に対応できるように身構えていました。
明暦の大怪獣は、カフカの攻撃をものともせず、まるで全てを見透かしているかのように冷静に対応しました。そして、強烈な一撃を放ちました。
「今日ここで叩かなきゃ」
カフカは怪獣9号の危険性を察知し、全力で戦う決意を固めました。
【怪獣8号】123話のあらすじ
明暦の大怪獣の復活
怪獣9号は、崩れた瓦礫の中からゆっくりと姿を現しました。周囲の建物は既に半壊しており、地面には粉々になったコンクリートの破片や、倒壊した鉄骨が散乱しています。空気は重く、戦場には緊張が張り詰めていました。
カフカが「接近禁止エリアを半径5kmに拡大してください」と指示を出しました。
すでに通常の戦闘区域を超えた事態になっていることを示唆していました。
カフカはそんな状況の中、瓦礫の山から現れる怪獣9号を見据えました。その異様な姿に息を飲みました。
「奴が出てきます」
この言葉を聞いた防衛隊員たちは一斉に身構え、戦いの新たな局面に向けて準備を整えました。
「400年前に姿を現し、江戸の世を焼け野原に変えた大災害」
怪獣9号が取り込んだのは、400年前に壊滅的な被害をもたらした「明暦の大怪獣」でした。
その姿はまるで巨大な集合体のようで、無数の目と歪な口を持ち、体中に異形の腕が生えていました。
全身から禍々しいエネルギーを放ち、都市の残骸を振動させるような不気味な音を発しています。
「この国の地下で、綿々と連なる怪獣たちの集合体です」
防衛隊員たちはその言葉に恐怖を感じながらも、怪獣9号が想像を超える危険な存在へと進化していることを理解しました。
明暦の大怪獣の咆哮
明暦の大怪獣が口を大きく開き、轟音のような咆哮を響かせました。
その瞬間、地面が揺れ、瓦礫の山が崩れ落ちました。そして、衝撃波のような力が放たれ、近くのビルが崩壊していきます。
防衛隊員たちはその場から退避しながらも、この怪獣が都市を破壊し尽くそうとしていることを確信しました。
「明暦やと!? 伝説級のバケモンやんけ!」
その声が戦場に響く中、カフカは冷静に敵の弱点を探していました。
「まずは掻い潜って核を見つけ出す!」
彼は敵の構造を見極めながら、攻撃の隙を伺いました。
カフカの反撃
カフカは全身の力を込め、一気に怪獣9号へと突進しました。彼の拳は空気を切り裂きながら、巨大な怪獣の胴体へと向かいました。
しかし、敵の体表はまるで鋼のように硬く、打撃は効いていませんでした。
「お前を倒して終いだ!」
カフカは何度も攻撃を仕掛けますが、そのたびに怪獣9号は強力な再生能力を発揮し、致命傷を負うことはありませんでした。
「倒した怪獣が次々と活動を再開しています!」
日本全域に広がる怪獣の恐怖
戦場の空気が凍りつくような緊迫感が漂いました。
防衛隊のモニターには、各地で撃破されたはずの怪獣たちが次々と動き出す様子が映し出されていました。
怪獣9号の能力によって、破壊された個体が再生し、まるで不死の軍勢のように再び立ち上がっていたのです。
「範囲は!?」「日本全域です……!!」
オペレーターの声が震えました。
これは局地戦ではなく、国家存亡の危機を意味していました。防衛隊員たちはこの戦いが単なる怪獣討伐ではなく、人類と怪獣の生存競争へと変わったことを理解しました。
決着を急ぐカフカ
カフカは決着を急ぎますが、明暦の大怪獣の前に苦戦を強いられ、近づくことすら難しい状況にあります。
この戦いの鍵は一号兵器(レティーナ)にあることを保科は感じ取っていました。
一号兵器(レティーナ)の能力は、敵の動きを読み、先手を打つことにあります。
怪獣9号が次にどう動くのか、その未来を先読みすることで、カフカにとって最適な攻撃のチャンスを作り出します。
鳴海もレティーナが突破口を開く鍵になると保科と同じ考えを示していましたが、すでに鳴海はレティーナを使用できる体ではありませんでした。
そんな鳴海がレティーナを使うのは「ボクじゃない」といい、どこからともなく明暦の大怪獣を狙撃します。
継承される一号兵器
鳴海の弟子であるキコルが、戦いの流れを変えるために現れました。
彼女の目には一号兵器(レティーナ)が継承されており、鋭く戦場を見据えていました。
キコルには鳴海の視界を通じて明暦の大怪獣の行動パターンを予習していたため、明暦の大怪獣に攻撃を当てられたと考えられます。
また、キコルはナンバーズ4の適合者であり、この作品でナンバーズを2つ同時に扱う人物は初めての登場となります。
【怪獣8号】第123話のまとめ
- 明暦の大怪獣が復活してしまう
- 日本全土で破壊された怪獣が復活し、人類と怪獣の生存競争へと変わった
- キコルが鳴海のレティーナを継承し、カフカの援護に回る
怪獣9号は明暦の大怪獣を取り込み、さらに進化を遂げました。
その力は日本全域に影響を及ぼし、防衛隊は壊滅的な状況に追い込まれています。
カフカは絶望的な戦況の中で戦い続けますが、怪獣9号の能力は想像を超えるものでした。
そんな中、キコルが戦場に現れ、カフカを援護することで戦いの流れを変えようとします。
戦局は未だ不透明ですが、カフカと仲間たちは最後の希望を胸に、怪獣9号との決戦に挑みます。人類存亡の戦いが、今まさに決定的な局面を迎えようとしています。
【怪獣8号】考察記事はこちら
考察記事のリンクを張っておきます。過去の考察記事を見たい方はこちらからどうぞ。
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