本記事では、大人気漫画『スパイファミリー』の110話について感想やレビュー、考察を行っていきます。
ロイドの診療
ドノバンは本当に宇宙人なのか?
Contents
【スパイファミリー】109話までのあらすじ
ヨルの紹介でメリンダに接触することができたロイド。
診療という名目のもとロイドはスパイとして、メリンダから情報を聞き出そうとします。
しかし、メリンダはそんなことは知りもせず、側近のノーラを外で待たせ、ロイドと二人で診察を受けることになりました。
109話では、メリンダが昔にも病院に通っていたことが判明します。
当時は戦時中で国内外が慌ただしく、メリンダはいろんな目をむけられる対象で、気が休まらなかったそうです。
今回病院に来た理由としては、「以前と変わらないといけないと感じた」と思ったからだそうです。
ロイドはドノバンに何かしらの弱みを握られているのではないかと探りを入れると、メリンダは「UFOを信じる?」という突拍子のない悩みでした。
長年連れ添っているメリンダでさえドノバンの思考についていけず、悩んでいるということでした。

【スパイファミリー】110話までのあらすじ
困惑するロイド
いきなり主人は宇宙人だと言い出したメリンダに対して流石のロイドもどのように返答していいか迷ってしまいます。
そこでロイドは「どのようなところを見てそのように思われたのですか」と尋ねます。
するとメリンダは体を震わせ、何かにおびえるようなしぐさを見せました。
やはりドノバンの影響力が大きいのでしょうか。
ロイドはどんなことがあっても医者はあなたの見方だとメリンダを落ち着かせます。
メリンダとドノバンとの関係の聞き取り
ロイドは精神科医として、「もし旦那さんから何かしらの被害をうけているなら、避難するのを勧める」「息子さんたちの保護も可能」だと説明します。
ロイドはどんな些細な情報でも逃すまいと情報を聞き出そうとしています。
- デズモンドの刑事責任を問え失脚させられる
- 戦争計画自体をつぶすことが可能か?
このようなことを考えながらメリンダに質問しています。
宇宙人がドノバンになりすましている?
メリンダは主人からは何もされていないと答えますが、ロイドは言葉や態度で精神的に傷つけられるケースもあると口にします。
それを聞いたメリンダは、心当たりがあるような表情を浮かべます。
そこで、決心したようにメリンダは話し始めます。
メリンダはある時期を境に変わってしまったといい、周囲を遠ざけるほどほとんど口も利かなくなったといいます。
そしてメリンダはドノバンが変わったのではなく、宇宙人が彼に成りすましていると思うようになってしまいます。
メリンダがドノバンを宇宙人だと思う理由は、「人の心が読める」とのことです。
それは兄のデミトリアスも言っていたようです。
つまり、ドノバンはテレパシーが使えるということです。アーニャもテレパシーが使えるのでそれと関係があるのかもしれません。
テレパシーが使えるドノバン
ドノバンがテレパシーが使えると確信しているメリンダは守秘義務なんてないようなものだといって、おびえています。
ロイドは心が読まれていると思っているという妄想はよくあることだと思っており、どうにか他のものに転嫁できないと探っています。
人と人とのディスコミュニケーションはお互いの認知歪みが積み重なって起こることが原因となることが多いため、一緒に話し合ってみてはどうかと勧めます。
そして、旦那のデズモンドにも病院の受診を勧め、メリンダは経過観察となりました。
ロイドの心を読むアーニャ
自宅に帰宅したアーニャはさっそくロイドの心を読みます。
ロイドは「心を読むことができるなんて信じられない」というような考えでしたが、アーニャはデズモンドが自身と同じ能力を持っていることに驚いているようでした。
【スパイファミリー】過去の記事はこちら
過去の話のリンクを張っておきます。過去の考察記事を見たい方はこちらからどうぞ。
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