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【葬送のフリーレン】146話あらすじ最新話!地下通路に潜むファルシュに襲い掛かるヴァルロスとクライス

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「葬送のフリーレン」は、魔王討伐後のエルフの魔法使いフリーレンが、仲間たちとの旅を振り返りながら、新たな冒険を通じて自身の人生の意味を見つけ出すファンタジー漫画です。

第145話「未来視」では、これまで謎に包まれていたゼーリエの未来視の魔法の詳細と、彼女が直面している絶望的な状況が描かれました。物語は大きな転換点を迎え、読者の間で様々な考察が飛び交っています。

この記事では「葬送のフリーレン」の146話のネタバレ、考察、レビューを行います。
→ゼーリエ暗殺計画を振り返りはこちら

【葬送のフリーレン】145話までのあらすじ

第145話は、ゼーリエと皇帝の夢の中での対話から始まります。皇帝は暗殺計画を止められないと明かし、ゼーリエは自身の「予知夢」について語り始めます。

ゼーリエの予知夢は、自身の寿命が定まったことで精度が上がり、建国祭の最終日以降の未来が見えなくなった、つまりそこで殺される運命にあると告白します。

彼女が見た最期は、舞踏会で宵の鐘が鳴る頃、死角から首を一閃されるというものでした。敵は魔力探知に反応しない手練れの戦士で、かつ不完全な未来視の使い手だとゼーリエは推測します。

最も衝撃的なのは、ゼーリエが死を回避できる未来も知っていたという事実です。

しかし、その選択をした場合、大陸魔法協会所属の魔法使いたちが桁違いの規模で虐殺されるという、より悲惨な結果を招いてしまうため、彼女は自らの死を受け入れる決断をしました。

敵の正体について、ゼーリエは未来視の魔法の多くが「南側諸国の戦乱で滅びた一族」に継承されていたものだと指摘します。

物語は、フリーレンたちがこの絶望的な未来を覆せるのか、という大きな謎を残して舞踏会の場面へと移ります。

【葬送のフリーレン】145話あらすじ最新話!ゼーリエの未来視の魔法が判明。弟子を人質に取られたゼーリエの苦渋の選択。「葬送のフリーレン」は、魔王討伐後のエルフの魔法使いフリーレンが、仲間たちとの旅を振り返りながら、新たな冒険を通じて自身の人生の意味を見...

【葬送のフリーレン】146話のあらすじ最新話

『葬送のフリーレン』第146話「人類最強の戦士」では、影なる戦士ヴァルロスとクライスの宮殿侵入から、大陸魔法協会のファルシュとの緊迫した対峙が描かれました。

忘れ去られた英雄ヴァルロスと人類最強の戦士アイゼン

©山田鐘人・アベツカサ/小学館

物語は、影なる戦士のヴァルロスとクライスが宮殿の地下通路で合流する場面から始まります。雪解け水で水没した通路を気合で泳ぎ切ったヴァルロスに、クライスは驚きを隠せません。

クライスは、かつて帝国の英雄であったヴァルロスの偉業を称える像や肖像画がすべて破壊され、今や誰にも覚えられていないことに憤りを感じています。

ヴァルロスは自身の頑強さについて「戦士ならこのくらい普通だ」と口にしますが、それは古い友であるアイゼンの口癖であったことを明かします。

かつて自身を人類最強だと信じていたヴァルロスは、アイゼンと出会い、「戦士としての誇り」や「死をも恐れぬ勇敢さ」が時として致命的な隙に繋がることを学びました。

その教えのおかげで、血塗られし軍神リヴァーレとの戦いなど、数々の死地を生き延びることができたと語ります。
→血塗られし軍神リヴァーレについての解説記事を読む

ヴァルロスにとってアイゼンは、自分に死を与えられる唯一の存在であり、「人類最強の戦士」でした。

指揮官レーヴェの計り知れない実力

©山田鐘人・アベツカサ/小学館

ヴァルロスは、自身やアイゼンも時の流れには逆らえず老いたと語り、話題を影なる戦士の指揮官レーヴェに移します。

クライスはレーヴェを「相当腕が立つ」と評しますが、ヴァルロスは「そんな次元の話じゃない」と一蹴し、彼に「怖かった」と告白します。
→影なる戦士のレーヴェについての解説記事を読む

さらに衝撃的なことに、ヴァルロスやアイゼンをも遥かに超える実力を持つはずのレーヴェが、「自分は捨て駒になる覚悟だ」と語ったことを明かします。

これほどの戦士を捨て駒にせざるを得ない任務の背後にある存在に、ヴァルロスは「一体儂等は、何を相手にしようとしているんだろうな」と畏怖の念を抱きます。

この問いは、ゼーリエとは何者なのかという、読者の疑問とも重なるものです。

ファルシュの危機と衝撃の結末

©山田鐘人・アベツカサ/小学館

一方、柱の陰に潜み二人の会話をうかがっていた大陸魔法協会のファルシュは、ヴァルロスの魔族の将軍と見紛うほどの立ち振る舞いに「化け物」と戦慄します。

ファルシュはゼーリエの蔵書からこの地下通路の存在を知り、ここを押さえていたのです。

ファルシュはヴァルロスたちの会話から、これまで人相書きがなかった指揮官の名が「レーヴェ」であること、そして彼が南側諸国での工作活動で戦果を上げた帝国最北端領の総督であることを突き止めます。
→南側諸国の戦乱に関するミーヌスについての解説記事を読む

南側諸国という情報に嫌な予感を覚えたファルシュは、フリーレン一行との合流を優先しようとしますが、その瞬間、ヴァルロスに息遣いと心拍数の変化から存在を気づかれてしまいます。

ファルシュは魔法での逃走を試みますが、それを遥かに上回る速さでヴァルロスの槍が振るわれ、右腕を斬り飛ばされてしまいます。

ヴァルロスに「次は首を斬る」と言われ、絶体絶命の状況に陥ったファルシュですが、冷静に「次があるんですか。

思ったよりも話が通じるようだ」と返し、ヴァルロスと対峙したところで146話は幕を閉じます。

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【葬送のフリーレン】考察記事はこちら

考察記事のリンクを張っておきます。過去の考察記事を見たい方はこちらからどうぞ。

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