マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」で連載中の遠藤達哉先生による漫画『SPY×FAMILY』。
スパイの父・ロイド、殺し屋の母・ヨル、人の心が読める娘・アーニャが互いに正体を隠しながら疑似家族として暮らす日常を描いた大人気作品です。
本作は、ドタバタで温かい日常と、各国間の平和を守るために奮闘するシリアスな物語のギャップが読者を惹きつけています。
今回はスパイファミリー123話前編の内容について解説していきます。
Contents
【スパイファミリー】122話までのあらすじ
ヨルが同僚たちと外出する一方で、ロイドは彼女から受け取ったメリンダのノートに書かれていた「オーセン教授」に興味を持ち、接触を試みます。
言い訳を考えるロイドの思考を読み取ったアーニャは、「勉強を教えてもらいたい」と提案し、自然な形で訪問に成功。
教授は快く2人を迎え入れ、アーニャは子供らしい無邪気さで「悪の組織」について質問します。
ロイドは教授がかつてデズモンド総裁と関わりがあったことを確認しますが、アーニャが心を読むと、教授がデズモンドのことをよく知らない様子が明らかに。
帰宅後、教授は不安げに古い資料を開き、「被検体7番」という言葉をつぶやきます。アーニャの正体に関する重大な伏線が描かれた回となりました。
【スパイファミリー】123話前編のあらすじ最新話
朝から全開アーニャ!
物語は、アーニャの元気な「しゅつじん!」の掛け声から始まります。
ボンドに見送られながら、今日もイーデン校に向かって出発です。
その途中で、アーニャはロイドの監視対象である隣人・オーセン夫妻の思考を読みます。
しかしそこにあったのは「階段で転ばないように」というごく普通の心配だけ。
アーニャは「やっぱりジジとババはふつうのひと」と判断します。
ロイドも数日間尾行を続けていましたが、不審な点は見つかっていないようです。
彼の冷静な目と、アーニャの超能力が「今のところは大丈夫」と判断を下します。
学園七不思議に突入!? コニーの語る「旧校舎の悪魔儀式」
場面はイーデン校の教室へ。
アーニャのクラスメート・コニーが、イーデン七不思議のひとつ「旧校舎の悪魔儀式」について語り出します。
「夜中に悪霊が出る」「儀式をした生徒は消える」など、噂はエスカレート。
古語クラスの子たちも興味津々で盛り上がり、アーニャもその空気に乗って幽霊探しに乗り気になります。
当初は仲良しのベッキーを誘うものの、「幽霊なんて」と一蹴され、最終的にコニーたちと行動を共にすることに。
ひそかに怖がっていたダミアンもなぜか同行を決意し、不思議な探検隊が結成されました。
暗闇と風と怪音と…!旧校舎で始まる恐怖体験
放課後、雷鳴とともに旧校舎へ向かう一行。
廃墟と化した建物に到着すると、雰囲気はまさに“出そうな感じ”。
風に煽られて扉が勝手に閉まり、生徒たちは早くも恐怖で騒然。
「真っ暗じゃ…」「誰か懐中電灯ないの!?」とおびえる中、足音や扉のきしむ音が響き渡ります。
ダミアンは声を張り上げて強がるものの、震えたセリフが全体の空気を物語っています。
コニーはドクロや呪いの道具を持ち出し、「呪い返してやる!」と気合満点。
幽霊騒動を本気で信じている彼女の姿は微笑ましくもあり、不穏でもあります。
思考を読みすぎたアーニャ
旧校舎の中では、生徒たちの恐怖心がピークに達しています。
アーニャは超能力で周囲の心の声を次々と読み取るうちに、頭がクラクラとしはじめてしまいます。
複数人の不安や動揺、恐怖が重なり、ノイズのように押し寄せてきます。
普段は人の心を読むことを武器にしているアーニャですが、今回はそれが仇となり、思わぬ苦しみを感じてしまいます。
そして最後、階段の上にポツンと置かれた靴。
何かが“いる”ことを予感させつつ、次回へと続く形で前編は幕を閉じます。
【スパイファミリー】過去の記事はこちら
過去の話のリンクを張っておきます。過去の考察記事を見たい方はこちらからどうぞ。
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