マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」で連載中の遠藤達哉先生による漫画『SPY×FAMILY』。
スパイの父・ロイド、殺し屋の母・ヨル、人の心が読める娘・アーニャが互いに正体を隠しながら疑似家族として暮らす日常を描いた大人気作品です。
本作は、ドタバタで温かい日常と、各国間の平和を守るために奮闘するシリアスな物語のギャップが読者を惹きつけています。
今回はスパイファミリー116話の内容について解説していきます。
Contents
【スパイファミリー】115話までのあらすじ
スパイファミリー115話では、フォージャー家の穏やかな日常から一転し、国家の根幹にかかわる極秘会談が展開されるという、緊張感あふれるエピソードが描かれました。
ヨル・フォージャー、裏の顔は伝説の殺し屋〈いばら姫〉。
「ガーデン」の店長、〈弟切〉〈ギンピー〉という新キャラも登場し、彼女が所属する謎多き組織「ガーデン」と、国家の権力構造との関係がついに明かされ始めます。
そしてヨルはミテラオオジカの密漁者組織の殲滅の任務を任されることになります。
【スパイファミリー】116話の展開予想
- ヨルと〈弟切〉の関係性が明かされる
- ヴィルカー局長と店長による南部潜入作戦の詳細提示
- ロイドやWISE側の動きと新たな接触の可能性
- アーニャの読心能力が予想外の鍵に?
ヨルと〈弟切〉、ガーデン内での確執の発露
116話では、ヨルと〈弟切〉の対立が本格化することが予想されます。
前回、表面上は落ち着いた空気を保っていた二人ですが、その視線の鋭さ、言葉の選び方からは、お互いが明確に「敵」として意識している様子が伺えました。
〈弟切〉がヨルに敵意を抱く理由として、過去の任務でのすれ違いや、ガーデン内での実力者としての嫉妬、あるいはガーデンの正義を脅かす存在として彼女を危険視している可能性が考えられます。
116話ではこの確執の背景に迫りつつ、小競り合い、もしくは思想的な衝突が描かれる展開となるでしょう。
南部への潜入任務と〈いばら姫〉の新たな戦場
ヴィルカー局長と店長の密会の中で語られた南部潜入作戦の詳細が描かれると予測されます。
過去に王政が存在していた南部には、今なお密かに影響力を持つ旧貴族や武装組織が存在しており、彼らを一掃することがガーデンの新たな目的になるかもしれません。
この任務にヨルが単独で投入されるのか、それとも〈弟切〉とともに行動せざるを得ない状況が生まれるのか、注目されます。
もし二人が共同戦線を張るとすれば、火花散る展開と共に、互いの信念の違いが浮き彫りになるでしょう。
WISEの動きとロイドの役割
ヨルの動きとは別軸で、スパイ組織WISEの側でも不穏な動きが察知されている可能性があります。
南部の不穏な動きが東西の均衡を崩しかねない状況で、ロイド〈黄昏〉がその調査のために動き出す可能性も高いです。
もしWISEとガーデンの行動が交錯すれば、ヨルとロイドが互いの正体に迫る展開もあり得ます。
互いを思いながらも秘密を抱えたまますれ違い続ける二人の関係性が、いよいよ大きく動くかもしれません。
アーニャの読心能力が示す未来
ヨルとロイドが別任務で動く中、鍵を握るのは意外にもアーニャである可能性が浮上しています。
彼女の読心能力が、ヴィルカー局長や〈弟切〉の思考を読み取ってしまい、偶然にも任務の本質や真相に近づく…という展開も十分にあり得ます。
また、家族の中に漂う不穏な空気をいち早く察知するのも、子供ならではの感性。
アーニャが無意識のうちに、ヨルやロイドを守る動きをとることで、新たなトラブルを引き起こすか、あるいは大きな事件を防ぐ一手となるのか、見どころの一つです。
【スパイファミリー】過去の記事はこちら
過去の話のリンクを張っておきます。過去の考察記事を見たい方はこちらからどうぞ。
109話 | 110話 | 111話 | 112話前編 | 112話後編 |
113話 | 114話 | 115話 | 116話 | 117話 |
番外編15話 |