「葬送のフリーレン」は、魔王討伐後のエルフの魔法使いフリーレンが、仲間たちとの旅を振り返りながら、新たな冒険を通じて自身の人生の意味を見つけ出すファンタジー漫画です。
その中でも注目を集めているのが 七崩賢の一人・終極の聖女トートです。
本記事では、終極の聖女トートのプロフィールや今後の展開の考察を詳しく解説します。
トートの呪いの正体
トートの呪いが物語に与える影響
Contents
【葬送のフリーレン】終極の聖女トートとは?

トートは、褐色の肌と短いおさげ髪を持つ少女のような外見の大魔族。
北部高原に入る前にフリーレンがフェルンに教えていた現代でも生き残っている大魔族の一人。
女神の石碑の魔法によって80年前の過去にフリーレンがやってきた際、ヒンメル一行襲撃のためグラオザームに呼び出されたメンバーの一人。
その性格は極めてマイペースで、魔王の存亡すら興味がなく、仲間とも距離を取る。彼女にとって重要なのは「魔法の探求と明日のご飯」だけ。
これは、他の大魔族たちと一線を画す特徴といえます。
また、彼女は大魔族でありながら、仲間を「ちゃん」付けで呼ぶ独特な話し方をします。
戦闘よりも自身の研究に専念しているような発言が多く、戦闘向きの大魔族ではないように見えます。
ドイツ語では、「Tote」と書き、死者という意味をあらわしているそうです。
【葬送のフリーレン】「星を覆いつくす呪い」の正体
トートの最大の特徴は、彼女が進行させている「星を覆いつくす呪い」という謎の魔法です。
この呪いは80年前の時点で3割ほど進行しており、あと100年で完成するとされています。
この情報から、以下のような考察が可能です。
呪いの目的について
「星を覆いつくす呪い」という名称から考えられるのは、
- 広範囲に影響を及ぼす呪いであること
- 気が付いたときにはすでに手遅れになっているということ
- 人類への壊滅的影響の可能性があること
「星を覆う」という表現は、世界規模の影響を示唆しています。
天体や空に関する魔法であれば、天候操作や世界そのものの魔力バランスに影響を及ぼす可能性があります。
トートという名前がドイツ語で「死者」という意味に由来していることが関係しているのであれば、呪いにかかった人たちが魔族になっていく等も考えられます。
進行度が3割で100年後に完成するという点から、人類を長期間かけて弱体化させるものとも考えられます。
なぜ100年後に完成するのか?
「星を覆いつくす呪い」は80年前の時点(勇者ヒンメルの死の53年前)で3割進行していたため、呪いが発動するまでに約180年かかる計算になります。
この長期間の進行が必要な理由として、以下の可能性が考えられます。
- 自然の法則を利用した呪い
- 魔力の蓄積が必要
- 発動条件の存在
「星を覆いつくす呪い」が徐々に影響を広げていく呪いであり、短期間での発動ができないといった可能性があります。
また、強大な魔法であるため、膨大な魔力が必要で、それを一定の条件下で集めており、何らかの歴史的な出来事や天体現象と連動して発動する可能性があります。
【葬送のフリーレン】トートの呪いが及ぼす影響
フリーレンたちとの関係
現時点ではトートとフリーレン一行の直接的な接触は描かれていません。
しかし、フリーレンは彼女の存在を知っており、北部高原に入る前にフェルンにその情報を伝えていることから、今後関わる可能性は高いです。
トートは戦いが得意ではないと発言しているが、トートの呪いが完成すれば人類に壊滅的な影響を与える可能性があります。
フリーレンたちはこの呪いを阻止するため、トートを探す展開になるかもしれない。
「星を覆いつくす呪い」は80年前の時点で3割進行していたことから、現在の物語の時点では5~6割程度進行していると考えられます。
- フリーレンたちがトートを倒す、または呪いを解除する方法を探る
- トートが呪いを完成させるができなくても、別の魔族が引き継ぐ可能性がある
トート自身を倒しても呪いが解除されなかったり、他の魔族が使用できるようにしている可能性もあります。
【葬送のフリーレン】終極の聖女トートについてまとめ
終極の聖女トートは、現時点では表立って物語に干渉していないものの、「星を覆いつくす呪い」の存在が今後のストーリーに大きな影響を与える可能性が高いです。
彼女の呪いは世界規模で進行しており、フリーレンたちが阻止しなければ人類に壊滅的な影響を及ぼす可能性があります。
トートは戦闘が得意ではないが、大魔族の一人であり、人類と敵対した過去があることから、実力は未知数。
人類と敵対したという記録が残っているということから、今後フリーレンたちがトートを探し出し、呪いを阻止する展開になる可能性があるかもしれません。
トートの行動次第では、物語の結末が大きく変わることになるかもしれません。