『葬送のフリーレン』に登場する「七崩賢(しちほうけん)」は、魔王直下の大魔族で構成された7人の精鋭です。
彼らは人類にとって最大の脅威とされ、それぞれが人知を超える特殊な魔法を操ります。以下に、現時点で判明している七崩賢のメンバーとその特徴をまとめます。
Contents
【葬送のフリーレン】七崩賢のメンバー一覧
断頭台のアウラ

魔法 | 服従させる魔法(アゼリューゼ) |
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初登場 | 第14話「言葉を話す魔物」 |
生存状態 | 死亡 |
魔力量で相手を服従させる「服従の天秤」を使用。フリーレンの魔力量偽装により逆に服従させられ、自害を命じられて死亡。

黄金卿のマハト

魔法 | 万物を黄金に変える魔法(ディーアゴルゼ) |
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初登場 | 第77話「竜の群れ」 |
生存状態 | 死亡 |
七崩賢最強とされる。人間の感情に興味を持ち、デンケンの師として人間社会に潜伏。最終的にデンケンとの戦いで討たれる。

不死なるベーゼ

魔法 | 結界魔法(詳細不明) |
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初登場 | 第59話「小さな人助け」 |
生存状態 | 死亡 |
強力な結界でフリーレンを閉じ込めるが、ヒンメル一行に討たれる。フリーレンだけを脅威と見なしたことが敗因。

奇跡のグラオザーム

魔法 | 楽園へと導く魔法(アンシレーシエラ) |
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初登場 | 第89話「罪悪感」 |
生存状態 | 死亡 |
対象の記憶を消去する能力を持ち、マハトが戦いたくない相手と評する。ヒンメル一行に討たれたとされるが詳細は不明。

残り三人の魔族
魔法 | 不明 |
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初登場 | 不明 |
生存状態 | 死亡 |
南の勇者に討たれる。
【葬送のフリーレン】七崩賢の統率者
全知のシュラハト

魔法 | 1000年後の未来まで見通す力 |
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初登場 | 89話 |
生存状態 | 死亡 |
魔王の腹心で七崩賢を従え、南の勇者との対戦に挑み相打ちとなった。

【葬送のフリーレン】他の大魔族
無名の大魔族ソリテール

魔法 | 人類から学んだ魔法 / 剣を出現させる魔法 / 魔力の放出 |
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初登場 | 89話 |
生存状態 | 死亡 |
人類の研究をしている変わった魔族。マハトと同等程度の実力を持っている。

終極の聖女トート

魔法 | 星を覆いつくす呪い |
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初登場 | 95話 |
生存状態 | 生存 |
現代でも生き残っている大魔族の一人。
フリーレンが女神の石碑で80年前にタイムスリップした時に、グラオザームが勇者一行を討伐するメンバーとして招集された。

血塗られし軍神リヴァーレ

魔法 | ー |
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初登場 | 95話 |
生存状態 | 生存 |
シュタルクの故郷を故郷を滅ぼした張本人。
遠方からフリーレンの魔力感知による仲間への警告が追い付かない程の速度で突撃して来たり、拳を受け止めたアイゼンを地面に巨大な跡が出来るほど後退させるなど他の魔族とは比べ物にならない身体能力を持つ。
【葬送のフリーレン】七崩賢の魔法の特異性
七崩賢の魔法は、人類には理解不能で解析も不可能とされる「呪い」と称されるものです。
例えば、アウラの「服従させる魔法」やマハトの「万物を黄金に変える魔法」は、防御や対策が困難であり、人類の魔法体系では再現不可能とされています。
【葬送のフリーレン】七崩賢の元ネタ
七崩賢の名前や能力は、4世紀の修道士エヴァグリオス・ポンティコスが提唱した「八つの主要な悪徳」に由来する可能性があります。
例えば、アウラは「虚栄心(自惚れ)」、マハトは「金銭欲」、グラオザームは「霊的怠惰(アケーディア)」に対応していると考察されています。