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【怪獣8号】129話(最終回)あらすじ最新話!仲間たちの変わらぬ絆と歩き出すカフカの未来!

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「怪獣8号」は、松本直也による人気漫画で、怪獣と戦う日本防衛隊のメンバーたちの姿を描いています。
『少年ジャンプ+』にて、2020年7月3日より連載中の大人気怪獣漫画です。

ついに明暦の大怪獣を倒したカフカたち。長きにわたる戦いに終止符がうたれました。

怪獣8号もいよいよ最終回です。第129話はどんな内容になるのでしょうか?

【怪獣8号】128話までのあらすじ

第128話では、怪獣9号との最終決戦において、主人公・日比野カフカがついに核を打ち砕くことに成功しました。

前話までで露わになった核を前に、仲間たちの想いや声援を背に受けたカフカは、全ての怨念を拳に込めて渾身の一撃を放ちます。

その拳が怪獣の核を貫いた瞬間、巨大な咆哮とともに敵は崩れ落ち、各地に現れていた怪獣たちの生体反応も一斉に消滅しました。

防衛隊本部ではその光景に涙を流しながら歓声が上がり、人々はようやく訪れた勝利の瞬間を噛みしめます。

一方、限界まで力を使い果たしたカフカは崩れ落ち、意識を失いかけながらも、融合していた怪獣たちの思念が浄化されていく様子を静かに受け止めていました。

四ノ宮長官との再会では、彼から新たな任務と力を託され、カフカは“怪獣8号”としてではなく“人間”として再び未来を歩む決意を固めます。

まさに「終わり」と「始まり」が交差するエピソードとなりました。

【怪獣8号】128話あらすじ最新話!最終回目前!明暦の大怪獣との戦いがついに決着!「怪獣8号」は、松本直也による人気漫画で、怪獣と戦う日本防衛隊のメンバーたちの姿を描いています。 『少年ジャンプ+』にて、2020年7...

【怪獣8号】129話(最終回)のあらすじ

松本直也/集英社/少年ジャンプ+

消えたはずのカフカ、目覚めの瞬間に刻まれる決意

物語は、カフカの内面描写から静かに幕を開けます。最後に彼が見た光景──それは、消えゆく四ノ宮功長官の背中でした。

「明日を託されて」、そう言葉にせずとも伝わったその意思が、今も彼の胸に深く残っています。

静かに目を覚ましたカフカが見たのは、防衛隊幹部専用病院の天井。自分は核ごと怪獣と消えたはずなのになぜ生きている?その疑問が脳裏をよぎる中、彼は自らの鼓動を確かめます。

「心臓が動いている……俺はまだ、人間だ。」

戦いの果てに与えられた奇跡か、それとも宿命か。カフカは自らに問います。そして、答えを出すには“仲間の元へ戻ること”が必要だと悟ります。

残された戦後の爪痕

カフカが目覚めたその瞬間から、世界はすでに4か月が経過していました。

東京を中心とした日本全土は、未曾有の怪獣災害の爪痕を今なお抱えています。

発生怪獣数1316体、大怪獣18体、そのうち識別怪獣7体──これらはすべて明暦の大怪獣と怪獣9号の影響下にあったもの。

被害額は56兆4000億円。防衛隊創設以来、最大の惨事となりました。

だが、奇跡的に人的被害は抑えられました。それはカフカをはじめとする防衛隊第3部隊、そして仲間たちの奮戦によるものでした。街は瓦礫に覆われながらも、人々は復興に向け歩みを進めています。

SNSやネット上では「怪獣8号=カフカ」の正体について様々な憶測が飛び交い、市民の関心は尽きることがありません。

「宇宙人説」「新型兵器説」「人間と怪獣の融合体説」──答えは沈黙を守る防衛隊の中にしかありません。

カフカはそんな噂話をよそに、自らの心臓の鼓動に耳を澄ませます。「まだ終わってない。俺には……やることがある。」

仲間たちの変わらぬ絆

制服に袖を通したカフカは、改めて自らを奮い立たせます。

迎えに来たのは、かつて共に戦った仲間たち。彼らは今も変わらず防衛隊第3部隊に在籍し、再建途上の立川基地で彼を待っていました。

その姿を見た瞬間、カフカの胸に込み上げるものがあります。仲間たちが発した言葉は「先輩……おかえりなさい。」それは、あの日の約束が果たされた証。市川レノは涙ぐみながらも、堂々とカフカを迎えます。「信じてましたよ、戻ってくるって。」

カフカは嗚咽を漏らしながら「……あぁ、ただいま。」そう口にします。その姿に、伊春、保科、キコルら仲間たちも笑顔で応えました。かつての日常が、確かにそこに戻りつつあります。

復興と変わる防衛隊

立川基地は再建が進み、演習場は広く改修。

宿舎も新たに建設中で、第3部隊は今や日本防衛の中核となっています。

伊春は小隊長昇進が決まり、キコルは異例のスピードで副隊長への昇進が内定。彼らは次代の中核を担う存在として、すでに動き出しています。

また、防衛隊内では9号災害を受け、新規入隊希望者が前年の4倍以上に急増。

日本防衛の未来は、怪獣8号とその仲間たちによって繋がれた意志と共に、新たな局面を迎えようとしていました。

一方、有明基地に厳重保管される怪獣9号の残滓、識別怪獣7体は依然高リスクとして封印中。未来への警鐘は鳴り止まず、防衛隊は次なる災害への備えを怠りません。

再び始まる日常と非日常──カフカの選んだ道

カフカは防衛隊小隊長として現場復帰。

立川基地から出たその足で、彼は再び「日常」に戻ります。コンビニで手に取るおにぎり、穏やかな日々──しかし、それすら怪獣災害は容赦なく脅かします。

「こちら日比野、防衛隊です!」警報が鳴り響く街中で叫ぶカフカの姿。その背にあるのは、戦い続けた者だけが背負う覚悟と、未来を守る強い意志。

怪獣は現れ続け、人類と防衛隊の戦いに終わりはない。だが、その中でカフカは再び立ち上がる。彼が守りたかったすべてを、この手で守るために。

本作は単なるバトル漫画ではなく、「生きる意志」と「希望の継承」を描いた作品だと感じます。

最終話では、防衛隊になりたい少年少女を助けるため、怪獣8号の正体がばれる危険を冒してまで怪獣に立ち向かう姿が描かれています。

仲間を信じ、自分の限界を超え、誰かのために立ち上がる──その姿勢こそが、「怪獣8号」の本質であり、日比野カフカが最後に示す“ヒーロー像”なのかもしれません。

 

【怪獣8号】考察記事はこちら

考察記事のリンクを張っておきます。過去の考察記事を見たい方はこちらからどうぞ。

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126話 127話 128話 129話

【怪獣8号】登場人物一覧

第一部隊
鳴海弦 長谷川エイジ
日比野カフカ 四宮キコル
東雲りん
第二部隊
五十嵐ジュラ 四宮ヒカリ(故人)
出雲ハルイチ 神楽木葵
第三部隊
亜白ミナ 保科宗四郎
中ノ島タエ 斑鳩亮
水無瀬あかり 五十嵐ハクア
小此木このみ
第四部隊
緒方ジュウゴ トーコ
市川レノ 古橋伊春
第五部隊
不明
第六部隊
保科宗一郎
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