『葬送のフリーレン』は、魔王討伐後のエルフの魔法使いフリーレンが、仲間たちとの旅を振り返りながら、新たな冒険を通じて自身の人生の意味を見つけ出すファンタジー漫画です。
『葬送のフリーレン』に登場するルティーネは、「影なる戦士」の一員であり、おっとりとした雰囲気が特徴的な文系の美少女として描かれています。
本記事では、ルティーネのプロフィールや強さ、人間関係について解説します。
Contents
【葬送のフリーレン】ルティーネのプロフィール

表向きの身分 | 帝都アイスベルクで図書館司書として働いています |
---|---|
名前の由来 | ドイツ語で「日常業務」または「日課」 |
趣味 | 占い |
故郷 | 故郷はロルベーア |
影なる戦士としての経歴 | 少年兵上がりであり、「神父」クレマティスらに命を救われた |
ルティーネは、色素の薄い髪をボブカットにした、ぼんやりとした雰囲気の外見をしています。無表情ではありますが、愛想がないわけではなく、ただ少しテンポが遅い印象を与えます。
【葬送のフリーレン】影なる戦士としての役割
影なる戦士は、魔力の隠匿に特化し、魔法使いに対抗することに特化した戦士たちで構成される対魔法使い専門の特務機関です。
影なる戦士の仕事は基本的に無報酬であり、彼らは使命感のみで任務に身を投じています。ルティーネは、他の先輩の指示に従って動くメンバーであり、帝国の安定と繁栄を守るために活動しています。

【葬送のフリーレン】ルティーネの強さと戦闘スタイル
状況にあわせて柔軟に戦う戦士
ルティーネは、分析力が高く、状況に合わせて柔軟な戦い方ができる戦士として作中では描かれています。
特定の武器を使うのではなく、その場のものを何でも使って戦うタイプであると推測されます。
ユーベルとの戦闘(第143話)では、一級魔法使い試験合格者であるユーベル、ラントと会敵し、戦闘に突入しました。
→143話のあらすじを読む
ルティーネは、ユーベルの得意とする「大体なんでも切る魔法(レイルザイデン)」を、ごく普通の兵士が持つ盾で完璧に防いでユーベルを苦戦させています。
この防御は、ユーベルが「盾は攻撃を防ぐもの」というイメージが強力であるために、「切る」という想像が追いつかなかったことが要因の一つとして考察されています。
→ユーベルについての解説記事を読む
ルティーネは戦闘中に、大体なんでも切る魔法(レイルザイデン)を避けるために盾から顔だけをのぞかせ、ユーベルのことをよく見ています。
彼女は、苦戦中のユーベルがラントとイーリスの動きに目を遣っていることに気づいている可能性があり、第143話の最後のコマでは、じっとユーベルを見つめる様子が描かれています。
今後の戦闘における考察
ユーベルは、ルティーネら影なる戦士が魔力探知が使えず、五感、特に目視に大きく頼っていることに気づき、戦局を覆す機会を伺いました。
ユーベルは、自身の「視線は自由」であることを利用し、イーリスを「見た者を拘束する魔法(ソルガニール)」で拘束する策を立てていると予想されています。
しかし、ルティーネは、北部魔法隊隊長のヴィアベルと「北の果ての戦争」で戦った経験があるかもしれないため、ヴィアベルの用いる「見た者を拘束する魔法(ソルガニール)」について知っている可能性があります。
→ヴィアベルについての解説記事を読む
これは、ユーベルの目論見に対するルティーネの対応の伏線ではないか、と考察されています。
【葬送のフリーレン】ルティーネの人間関係と登場シーン
ルティーネは、影なる戦士のメンバー内で、イーリスとセットで行動することが多いです。
彼女はイーリスと仲良くしたいようですが、イーリスからは「あんたみたいなジメジメしたのと一緒だなんて」と言われ、ぞんざいに扱われて寂しそうにしている描写があります。
初登場と本格的な活動
彼女の初登場は第129話で顔と名前のみ。再登場しセリフを発したのは第132話です。
デンケンとの探り合い
第132話では、図書館司書として、帝国を去る前に本の返却に来たデンケンと会話をしました。
→葬送のフリーレン132話のあらすじを読む
デンケンが故郷について話していないにもかかわらず、ルティーネが彼の長旅を気遣うような発言をしたため、デンケンはルティーネの正体に探りを入れました。
デンケンは、ルティーネの故郷がロルベーアで、北の果ての戦争で暴れたことを指摘しています。
彼女は「今日の占いの結果は平凡な一日」だと答えましたが、デンケンはすぐにその占いが外れたと返し、両者が敵対関係にあることを示唆しました。

舞踏会への参加
第141話からは、ゼーリエ暗殺計画の本番である舞踏会に、クレマティス、イーリス、ガゼレと共に参加しました。
これは、ゼーリエの護衛を引き付ける目的や、フリーレンやゼンゼらに顔が知られている彼女らが堂々としていられる場所がここしかなかったという理由があるようです。
ユーベル・ラントとの戦闘
舞踏会で戦闘の気配を察知したイーリスと共に、ユーベルとラントと会敵し、激突しました。
→ユーベルについての解説記事を読む

【葬送のフリーレン】考察記事はこちら
考察記事のリンクを張っておきます。過去の考察記事を見たい方はこちらからどうぞ。
130話 | 131話 | 132話 | 133話 | 134話 |
135話 | 136話 | 137話 | 138話 | 139話 |
140話 | 141話 | 142話 | 143話 | 144話 |
145話 | 146話 |




【葬送のフリーレン】キャラクター一覧
フリーレン一行 | |
フリーレン | フェルン |
シュタルク | ザイン |
勇者一行 | |
ヒンメル | ハイター |
アイゼン | |
大陸魔法協会 | |
ゼーリエ | ゲナウ |
ゼンゼ | レルネン |
デンケン | ファルシュ |
エーレ | リネアール |
ラヴィーネ | カンナ |
ユーベル | ラント |
リヒター | ヴィアベル |
エーデル | ラオフェン |
ブライ | シャルフ |
メトーデ | ドゥンスト |
レンゲ | トーン |
タオ | ブルグ(故人) |
魔導特務隊 | |
フラーゼ | カノーネ |
ノイ | ラーガー |
グラウ | |
帝国側 | |
ラダール | 影なる戦士 |
魔族(七崩賢) | |
断頭台のアウラ | 不死なるベーゼ |
黄金卿のマハト | 奇跡のグラオザーム |
その他大魔族 | |
無名の大魔族ソリテール | 全知のシュラハト |
終極の聖女トート | 神技のレヴォルテ |
電閃のシュレーク | 血塗られし軍神リヴァーレ |
その他 | |
フランメ | ミリアルデ |
クラフト | 南の勇者 |
シュトルツ | 大魔法使いミーヌス |
レクテューレ |