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【葬送のフリーレン】影なる戦士クライスとは?戦士ゴリラの正体と過去、ザインとの関係を徹底解説!

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『葬送のフリーレン』は、魔王討伐後のエルフの魔法使いフリーレンが、仲間たちとの旅を振り返りながら、新たな冒険を通じて自身の人生の意味を見つけ出すファンタジー漫画です。

『葬送のフリーレン』に登場する「影なる戦士」の一員、クライスは物語の重要なキャラクターであるザインの幼馴染「戦士ゴリラ」の現在の姿であり、多くの謎と過去を背負っています。

本記事では「影なる戦士」の一員、クライスのプロフィールや過去、人間関係について解説します。

【葬送のフリーレン】クライスの正体と「戦士ゴリラ」としての過去

クライスの正体

©山田鐘人・アベツカサ/小学館

クライスの正体は、僧侶ザインが長年探し続けていた幼馴染の「戦士ゴリラ」です。

アルト森林近くの村出身で、幼い頃から冒険者になることを夢見ていました。

歴史に名を残す英雄になるという目標を掲げ、「忘れられないような人物になる」ために自ら「戦士ゴリラ」というインパクトのあるあだ名を名乗っていました。

大人になった後、彼は親友のザインを冒険に誘いますが断られ、一人で北側諸国へ旅立ちます。しかし、交易都市テューアに向かった後、消息不明となっていました。

「影なる戦士」としての現在

©山田鐘人・アベツカサ/小学館

表向きの身分は「鍛冶屋」として生計を立てています。背中に大きな剣を背負った戦士然とした風貌の男性です。

彼は現在、帝国の対魔法使い専門の特務機関「影なる戦士」の一員として活動しています。

この組織は16年前に先代皇帝の勅命で一度解体されており、現在のメンバーは勅命を無視して独自に活動している者たちです。

現在の彼は、かつての夢を捨てたかのように見え、その表情からは現状に不本意な感情を抱いている様子がうかがえます。

ザインが探している「戦士ゴリラ」が自分であると信じられていないことを好都合と捉え、「我ながらふざけた名前だぜ。捨てておいて正解だったな」と自嘲気味に語っています。

【葬送のフリーレン】クライスの人間関係

シュリット

©山田鐘人・アベツカサ/小学館

初登場は129話。クライスは、同じく影なる戦士である飲んだくれの女傭兵シュリットの兄として振る舞っています。

しかし、二人に血の繋がりはなく、影なる戦士の任務のための偽装兄妹です。

実際には、生活能力のないシュリットの面倒を他のメンバーから押し付けられたというのが実態のようです。

シュリットは稼ぎのすべてを酒につぎ込むため、クライスは彼女の生活費も稼がなければならない状況にあります。

ヴァルロス

©山田鐘人・アベツカサ/小学館

ヴァルロスとクライスは、ゼーリエ暗殺任務を遂行するために宮殿の地下通路で行動を共にします。作中での二人の対話からは、単なる同僚以上の、師弟関係のような深い絆がうかがえます。
特に、クライスの幼馴染であるザインが彼を探していることを伝えたり、ザインが始末するリストに加えられたことを知らせたりと、クライスを気遣う行動をとっています。

ヴァルロスはザインと接触した後、クライスに店を閉めるよう忠告し、ザインが彼を探していることを伝えました。クライスが「始末したのか」と問うと、ヴァルロスは人目があったことなどを理由に見逃したことを示唆しています

クライスは、ヴァルロスの過去の栄光を知っています。

かつて「北の果ての英雄ラーゼン」と呼ばれたヴァルロスが、今や帝都の人々から忘れ去られていることに対して、「もう誰も(中略)覚えちゃいねぇよ。覚えちゃいねぇんだ。この国の英雄だってのに」と憤りを見せます。

この台詞からは、クライスの優しさとヴァルロスへの敬意が感じられます。

第146話では、宮殿へ侵入する際の二人の対話が詳細に描かれており、彼らの関係性を深く理解することができます。
クライスは、ヴァルロスが戦士としての誇りを捨てきれず、「死に場所を探しているように見える」と指摘します。

ザイン

©山田鐘人・アベツカサ/小学館

ザインとクライスは、アルト森林近くの同じ村で育った幼馴染であり、かつて「一緒に忘れられない英雄になる」と誓い合った親友でした。

クライスは自ら「戦士ゴリラ」と名乗り、誰よりも強く、記憶に残る存在になることを夢見ており、ザインもその熱意に影響を受けていました。

しかし、青年期にクライスが冒険の旅へと誘った際、ザインは村を離れる覚悟ができず、誘いを断ってしまいます。

クライスは一人で旅立ち、消息を絶ちました。ザインはそのことを深く後悔し、以来ずっと「戦士ゴリラ」を名乗るクライスの行方を追い続けてきました。

ザインはゼーリエ暗殺計画編にてフリーレンたちと同行するようになります。一方クライスは、「影なる戦士」として活動しており、ザインとは対立関係にあります。

【葬送のフリーレン】考察記事はこちら

考察記事のリンクを張っておきます。過去の考察記事を見たい方はこちらからどうぞ。

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145話 146話
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