「葬送のフリーレン」は、魔王討伐後のエルフの魔法使いフリーレンが、仲間たちとの旅を振り返りながら、新たな冒険を通じて自身の人生の意味を見つけ出すファンタジー漫画です。
その中でも「血塗られし軍神リヴァーレ」は魔王軍に所属していた熟練の戦士であり、人間側からは”将軍”と分類されるほどの実力者です。
本記事では、「血塗られし軍神リヴァーレ」の人物像、戦歴、能力、について詳しく解説します。
Contents
【葬送のフリーレン】血塗られし軍神リヴァーレのプロフィール

種族 | 大魔族 |
---|---|
職業 | 戦士 |
初登場 | 12巻第95話 |
状態 | 生存 |
名前の由来 | ライバル |
特徴と風貌
リヴァーレの外見は、いかにも”血塗られし軍神”という異名に反しているように見えます。
太く整った眉、長い睫毛、垂れ目という柔和な顔立ちで、凶悪さを感じさせません。
しかし、ギザギザの歯を覗かせるその口元と軍服風のコート、大柄で筋骨隆々とした体格は、彼がただの美形ではなく、純然たる戦闘者であることを物語っています。
髪は膝近くまで伸びており、後ろから見ると複数の色が混ざっているなど、独特の美学を持った容姿でもあります。
【葬送のフリーレン】リヴァーレの戦歴
初登場
血塗られし軍神リヴァーレは12巻95話で初めて登場しました。フェルンがフリーレンから”現存する大魔族”について叩き込まれているシーンです。
その中の一人が血塗られし軍神リヴァーレでした。
女神の石碑編
12巻117話の「女神の石碑編」でリヴァーレが再登場します。
女神の石碑編はフリーレンが80年前にタイムスリップした話です。
奇跡のグラオザームが大魔族を招集し、フリーレンの討伐をもくろみます。
先陣を切って突撃してきたリヴァーレは、魔族の間でもその名を知られたアイゼンが相手と知って歓喜し、改めて彼と同じ戦斧を手に取ります。
リヴァーレが自分にしか興味がないと気付いたアイゼンは、この場に留まってその攻撃を食い止めることを決意し、ヒンメルたちを逃がすように先に行かせます。

【葬送のフリーレン】血塗られし軍神リヴァーレの能力
対戦相手によって武器を変える力
アイゼンとの戦闘では彼に敬意を評して斧で戦闘を行っています。
恐らく、決まった戦法は存在しないと思われます。
シュタルクがまだ子供の頃も斧を使って戦っています。
当時世界最高峰の戦士だったアイゼンを圧倒し足止めでやっとだったという規格外な戦闘力の持ち主。
常識を逸脱した攻撃力
リヴァーレは魔族で自らの拳に絶対的な自信を持っています。
リヴァーレの拳を受け止めたアイゼンが地面を大きく抉るほど後退させられており、彼の身体能力が常軌を逸していることが示されています。
さらに、彼の突進速度は、フリーレンの魔力感知による仲間への警告すら間に合わないほどであり、その戦闘力と瞬発力は他の魔族の追随を許しません。
実際に、彼の拳を受け止められたのは一世紀ぶりだったと自ら語っており、長きにわたってその強さが揺るがなかったことがうかがえます。
【葬送のフリーレン】血塗られし軍神リヴァーレの名前の由来
リヴァーレという名前は、ドイツ語で「好敵手」を意味する“Rivale”に由来しており、彼の戦闘狂としての本質を象徴しています。
魔王に対する忠誠よりも、純粋に強者との戦いを好む性格であり、自らを「魔族最強の戦士」と名乗るほどの自信家です。
しかし一方で、自らを老いぼれと称するなど、長命な魔族の中でも年長者に位置づけられる存在でもあります。
【葬送のフリーレン】血塗られし軍神リヴァーレとシュタルクの関係
リヴァーレはシュタルクの故郷を滅ぼした張本人であり、勇者一行の戦士アイゼンの弟子であるシュタルクにとっては因縁深い相手です。
その勇者ヒンメル一行に魔王が討伐された後も生き残り、時に潜伏し時に暴威を振るって気ままに過ごす。
ある時、大陸北部の戦士の一族の村を襲撃し、村一番とされた若き戦士シュトルツと矛を交えた。
この際、シュトルツはまだ幼かった弟のシュタルクを密かに逃がしています。
リヴァーレはこの時シュタルクには何もせずに見逃しています。
「戦う意思のない者に興味は無い」ということなのでしょうか。
【葬送のフリーレン】考察記事はこちら
考察記事のリンクを張っておきます。過去の考察記事を見たい方はこちらからどうぞ。
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