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【葬送のフリーレン】フランメの強さとは?なぜ命乞いをしていた?フリーレンやゼーリエとの関係についても解説!

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「葬送のフリーレン」に登場する伝説の魔法使い・フランメはフリーレンの師匠であり、魔法の歴史に大きな影響を与えた人物でもあります。
今回はそんなフランメの人物像、功績、そして彼女が現代に残した影響について徹底的に解説します。

【葬送のフリーレン】フランメのプロフィール

©山田鐘人・アベツカサ/小学館
種族 人間
職業 魔法使い
時代 1000年以上前(ヒンメルたちのずっと昔)
関係 フリーレン師匠 / ゼーリエの元弟子
名前の由来 フランメ(Flamme)はドイツ語で炎

フランメは1000年以上前に生きていた伝説の魔法使いです。

かつて禁忌とされていた魔法を人類に広めた「魔法界の祖」と呼べる人物です。

大昔の人物であるため性別すらもはやよくわからないまま伝えられ、北部帝国にあるフランメ像は何故か壮年の男性の姿をしています。

フリーレンの未来を予見し、彼女のために「死者と対話できる」という魂の眠る地《オレオール》についての記述を書物に残します。

大魔法使いゼーリエの1番弟子であり、フリーレンに魔法を教えた師匠でもあります。

フランメは明るい茶髪に三つ編みが特徴的で古代ギリシャ神話に出てくるキトンという服を着ています。

フリーレンとの関係

フランメはフリーレンの師匠であり、フリーレンがフランメから受け継いだ教えは彼女の人格や戦術、魔法観は強く影響しています。

特に重要なのが、フランメがフリーレンに徹底して教えた「魔族の本質を見誤るな」という教えです。

フランメは、魔族が人間の言葉を用いて欺こうとすることを熟知しており、それに騙される人間を幾度も目にしてきた経験から、フリーレンにはその罠に陥らないよう強く戒めを残しました。

また、フリーレンが探求する数多くの「役に立たない魔法」への興味や、実戦的ではない魔法への愛着も、フランメが教えた「魔法は生活や心を彩るもの」という価値観が根底にあります。

フリーレンはフランメの死を看取り、彼女の意思を継いで旅を続けています。

フランメが遺した魔法書や手記、教訓は、フリーレンにとって一種の精神的支柱であり、その存在は物語全体を通じて語られることになります。

ゼーリエとの関係

物語に登場する大魔法使いゼーリエは、約1000年前にフランメの遺言をフリーレンから受け取ります。

その内容は「新たに設けられた宮廷魔法使いの教育を引き継いでほしい」というものでした。

しかしゼーリエは、「こんな遺言は到底受け入れられない」「実に不愉快だ」「フランメとは最後まで分かり合えなかった」と言い放ち、遺言を破り捨ててしまいます(第6巻)。

ところが、それから約1000年後の現在では、ゼーリエは大陸魔法協会で1級魔法使いの試験を監督し、魔法使いたちを教育・管理しています。

あのとき拒否した「人間への魔法教育」を、今や自ら行っているのです。

時系列は以下のようになります。

  • 約1050年前・・・魔王の命令でフリーレンの故郷が襲撃される。瀕死のフリーレンをフランメが救い、弟子とする(3巻)
  • 約1000年前・・・フランメが死去。フリーレンを通してゼーリエに遺言を残す(6巻)
  • 約100年前・・・魔王軍が人類への侵攻を強化(4巻)
  • 約90年前・・・ヒンメルとフリーレンが出会い、魔王討伐の旅に出る(3巻)
  • 約80年前・・・魔王を倒し王都へ帰還(1巻)
  • 約50年前・・・ゼーリエが初めて1級魔法使いにレルネンを認定(6巻)
  • 約31年前・・・ヒンメルが死去。フリーレンが「人間を知る旅」に出る
  • 約5年前・・・ハイター死去。フェルンがフリーレンと旅を始める(1巻)
  • 約3年前・・・リーゲル峡谷でシュタルクと出会い旅の仲間になる(2巻)

この時系列をふまえると、以下のような仮説が立てられます。

  1. ゼーリエは当初、魔法は「特別なもの」であり「才能ある者にしか教えるべきではない」という考えだった。そのため、フランメの遺言も拒絶した(6巻)。
  2. しかし、同巻でゼーリエは「たった千年で人間の時代がやってくる」「エルフは人間に追い抜かれる」とも語っている。
  3. その約900年後、人間・エルフ・ドワーフが力を合わせて魔王を倒す。
  4. さらに約950年後には、ゼーリエが人間(レルネン)を1級魔法使いに認定している。

【葬送のフリーレン】フランメの強さ・能力

魔族を欺く魔力制限

フリーレンが最初にフランメに出会ったのは、エルフの村を魔王軍に襲撃され壊滅させられた時でした。

フリーレンは一人で魔族に正面から立ち向かいボロボロになりながらもかろうじて生き残ります。

魔力制限を行っていたフランメはフリーレンを追ってきた魔王軍を瞬殺するのでした。

1000年以上も破られない防護結界

フランメは防護結界を幾つか作っており、死後約1000年経った現在でも現役のものがあるとのことです。

基本的に魔物や魔族から領地を守る目的のものなので、おそらく対魔物・魔族の結界だと考えられます。

ただ、結界の管理者が結界の一部を操作することで、魔物・魔族を招き入れることも可能です。

 

【葬送のフリーレン】フランメの命乞いとは?

フランメの命乞いとは自身の魔力量を制限して魔族を油断させて倒す戦法です。

強い魔族ほど人間の言葉やしぐさを理解し利用してくる傾向があるため、その魔族に対し自信を弱く見せるために命乞いをしていたと考えられます。

「幻影鬼(アインザーム)との戦い」でフリーレンはフランメの命乞いについて聞き飽きたといっていました。

フリーレンが聞きなれるほどに多くの魔族と戦い、葬ってきたのでしょう。

ちなみに、アインザームはその人の一番大切な記憶を読み取り幻影として出すようですが、フェルンたちと旅をした時には幻影にヒンメルが登場します。

つまり、フリーレンの中で大切な人がフランメからヒンメルに変わりつつあったといったことでしょう。

幻影鬼(アインザーム)はドイツ語でeinsam(孤独な)という意味らしいです。作中には同じような名前に「ソリテール」がありますが、こちらはフランス語が由来とされています。

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【葬送のフリーレン】考察記事はこちら

考察記事のリンクを張っておきます。過去の考察記事を見たい方はこちらからどうぞ。

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