マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」で連載中の遠藤達哉先生による漫画『SPY×FAMILY』。
スパイの父・ロイド、殺し屋の母・ヨル、人の心が読める娘・アーニャが互いに正体を隠しながら疑似家族として暮らす日常を描いた大人気作品です。
本作は、ドタバタで温かい日常と、各国間の平和を守るために奮闘するシリアスな物語のギャップが読者を惹きつけています。
アニメ化もされ、今後の展開にも注目が集まる本作ですが、本記事では、大人気漫画『スパイファミリー』の112話後編について感想やレビュー、考察を行っていきます。
Contents
【スパイファミリー】112話前編までのあらすじ
111話では、アーニャの過去の過去、そして母親について明らかになりました。
そして、アーニャの過去編が今後描かれるのではないか予想される内容でした。
また、110話ではロイドは精神科医として、メリンダ・デズモンドに接触しました。その診察でドノバン・デズモンドが心を読む能力を持つ可能性があることを知りました。
前回の112話では、新学期の始まりとともに新キャラ・テルティウス王子が登場し、アーニャやクラスメイトたちとの騒がしいやり取りが繰り広げられました。
アーニャは、新しいクラス分けに戸惑いながらも、どうにか適応しようと奮闘していました。
一方、新キャラとして登場したテルティウス王子は、その王族らしい振る舞いとカリスマ性で女子たちの注目を一身に集める存在となります。
しかし、そんな中で鼻クソ男子が彼の泣きぼくろを誤解し、国家レベルの大騒動に発展する事態に。
さらに、テルティウス自身もクラスメイトたちの行動を誤解し、内心で焦る場面も見られました。
さて、次回の113話ではどのような展開が待っているのでしょうか?
【スパイファミリー】112話後編のあらすじ
クラスで勃発した争い!アーニャが世界平和に導く
イーデン校の教室で、テルティウスと鼻くそ男子が今にもケンカをしようとしていました。
そんな中、アーニャはクラスメイトの心を読み、「ここで活躍すれば、世界平和の役に立つかもしれない」と考え、戦いに介入しました。
アーニャ介入するも鼻くそ問題に直面
男子生徒たちの争いが続く中、アーニャの介入に鼻クソ男子は「オレはクールだぜ☆」と自信満々にアピールしながらも、焦りを見せていました。
鼻クソ男子はをとるため、攻撃を仕掛けようとしますが、アーニャはそれを察知し、一瞬で彼の意図を読み取ります。
「アーニャ、おわらせにきた。」
アーニャは自信に満ちた表情でそう宣言し、相手を冷静に見つめました。
ほくろの真実に気が付いているアーニャは鼻クソ男子に協力をすると目で合図をします。
鼻クソ男子はいきなり東国のために協力してくれるアーニャがとても頼りがいのある存在みえて仕方がありません。
衝撃の事実にアーニャの手が止まる
そんな中、アーニャがテルティウスに不意打ち攻撃をしかけます。
しかし、テルティウスを仕留める絶好のチャンスにアーニャは攻撃の手を止めてしまいます。
アーニャは手を出した瞬間「いや・・・まて・・・」と瞬時に判断しました。
これから触ろうとしているのは他人の鼻クソであることを。
「ばっちくてさわりたくない…!」と思ったアーニャは絶好のチャンスに攻撃をやめますが、テルティウスには敵だと思われ、アーニャをただ単に「血を求める野獣」だと勘違いします。
そんなテルティウスの心を読んだアーニャは少しばかり引いてしまいます・・・
テルティウスの懐柔作戦とアーニャの策略
何としてもアーニャに勝ちたいテルティウスはアーニャを懐柔しようと試み、アーニャに花を差し出します。
アーニャは素手では鼻クソを触りたくないと考えており、何か道具が欲しいと考えていたところでした。
ちょうどそこにテルティウスから差し出された花を受け取ったアーニャは悪人のような顔つきで「勝てる・・・」と思いテルティウスを威嚇します。
テルティウスはアーニャの覇気におびえ殺される・・・と死を覚悟します。
死を覚悟したテルティウスは東国にくる前にセプテヴィアで修行をした時のことを思い出します。
- 立ち回りの起点が右に偏りすぎていること。
- 重心をフラットにしなければいけないこと。
- 牛乳をたくさん飲まなくてはならないこと。
たくさん修行を行いました。
まさかの結末!鼻クソ男子、大活躍
アーニャは右手に花を持ち攻撃してきます。
テルティウスが右に避けるところを追撃しようとした時、アーニャは寝違えた首をさらに痛めてしまい、手に持っていた花は宙を舞ってテルティウスの顔へ。
宙を舞った花は偶然にもテルティウスのほくろ(鼻クソ)に当たり、ポロっとこぼれ落ちます。
それを見た鼻くそ男子は証拠隠滅をしようと猛ダッシュ!
テルティウスにゴミがついていたぜ!と何事もなかったかのようにアピールするのでした。
対立していたテルティウスと鼻クソ男子は仲直りをします。
アーニャは鼻クソ男子の命の恩人として感謝され、戦争にならずに済んだということでテルティウスにも感謝されることになります。
アーニャの新たな人気とダミアンの悲しみ
授業が終わりベッキーのもとへ帰ると二人の男子に囲まれているアーニャ姿が目に留まります。
まんざらでもない顔をするアーニャに、
遠くでアーニャのことを気に掛けるダミアンはショックを隠し切れません。
【スパイファミリー】過去の記事はこちら
過去の話のリンクを張っておきます。過去の考察記事を見たい方はこちらからどうぞ。
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