2025年1月からアニメが始まった『メダリスト』。
フィギュアスケートを題材とした作品で、アニメ開始前からだいぶ注目されていました。
ただ、ものすごい有名な作品というわけでもなかったので、アニメ化になって初めてメダリストという作品を知った人もいるのではないでしょうか?
この記事では、「メダリスト」がなぜ人気なのか。今まで話題にならなかった理由とその魅力について解説していきます。
「メダリスト」が今まで話題にならなかった理由
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Contents
「メダリスト」が人気の理由
アニメのオープニング曲が米津玄師
メダリストは「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門1位を受賞したフィギュアスケート漫画で、2025年1月4日(土)からアニメがスタートしています。
アニメの主題歌は米津玄師さんが担当する情報が発表されてから一気に話題になりました。
曲名は新曲の「BOW AND ARROW」という曲で、スピード感にあふれた曲になっています。
また、米津玄師さん自身が熱烈な原作ファンであり、「アニメ化するという情報を見かけ、できることなら曲を作らせて頂けないだろうか、と打診した」ことがきっかけだったことがオープニング担当のきっかけとなったそうです。
「メダリスト」が今まで話題にならなかった理由
フィギュアスケートがマイナー
フィギュアスケートはサッカーや野球と比べ、学校のグラウンドで練習ができるわけではありません。
そのため、世界中でプレーされている人口と比べるとどうしてもマイナーなスポーツになってしまい、人々の興味や関心が薄れてしまいます。
また、フィギュアスケートは練習を行うのに専用のリンクが必要だったり、高価な靴が必要だったりと、多くの人にとって手が届きにくいスポーツでもあります。
掲載誌の知名度があまりない
「メダリスト」は月刊アフタヌーンで掲載されていますが、あまり知名度は高くありません。
また、月刊誌のため更新頻度が低いという点も知名度の低さにつながる要因になるかもしれません。
作者が(当時)受賞歴の少ない新人
作者のつるまいかださんは最近こそ受賞こそしているものの、「メダリスト」はデビュー作となります。
- 「第5回 みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」で9位。
- 「第6回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」で3位。
- 「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門第1位。
デビューしたての新人がこのような話題作を出すとはだれも思っていなかったのでしょう。
「メダリスト」のあらすじ
愛知県名古屋市を舞台に、フィギュアスケートでオリンピック金メダルを目指す少女と熱血コーチの奮闘を描いています。
親や友達に「何もできない」と言われてきた主人公のいのりと、フィギュアスケートで成功する夢を諦めたコーチが協力して金メダルを目指す青春スポーツマンガとなっています。
主人公のいのりは、勉強やコミュニケーションが苦手で、親や同級生に見放されています。彼女はフィギュアスケートでトップを目指し、自信を取り戻すために努力します。
コーチは、フィギュアスケートの厳しさを知っており、主人公をポジティブに支えます。彼女が挫けそうになる時、コーチは100点満点の先生として励まします。
フィギュアスケートをプロとして続けるためには、ただ練習を頑張るだけでなく、金銭面でのサポートも必要です。
日本は既にフィギュアスケートの強国であり、競争が非常に激しいです。
そのため、日本選手権は世界選手権と同じくらいの難しさがあります。この作品は、そんなスケート界の厳しさと美しさを描いています。
「メダリスト」の登場人物
結束いのり

主人公のいのりは身長134cmという小柄な体格で姉に憧れてフィギュアスケートを始めたものの、優秀な姉と比べられ、母親から「何もできない」と厳しく言われてしまいます。
彼女の努力家で負けず嫌いであり、その情熱は図りしれないものがあります。
明浦路司

明浦路司(あけうらじ つかさ)はアイスダンスの全日本選手権に出場していたものの、24歳で現役を引退。以降はアイスショーの面接に落ち続け、就職先に悩んでいたところ、元パートナーの高峰瞳から「ルクス東山FSC」のアシスタントコーチに誘われ、そこでいのりの才能を見いだし、コーチとしての道を歩み始めます。
この二人の関係性が物語を非常に面白いものにさせています。