「ダンダダン」は、「ジャンプ+」で連載中の人気漫画です。
「ダンダダン」は、霊媒師の家系に生まれた女子高生・モモと、オカルトマニアのオカルンが織りなすオカルティックバトル&青春物語です。
作中に登場する「アクロバティックさらさら」(通称アクサら)という怪異について解説していきたいと思います。
白鳥愛羅(アイラ)に付きまとっている怪異ですが、一体どんな怪異なのでしょうか?
- アクさらのプロフィール(外見・特徴など)
- アクさらの元ネタ
- アクさらの能力
- アクさらとアイラとの関係
ダンダダン「アクロバティックさらさらの」のプロフィールについて知りたい方はぜひ最後までご覧ください。
この記事は重大なネタバレを含んでいます。苦手な方はブラウザバックを推奨します。
Contents
アクロバティックさらさらの特徴
アクロバティックさらさらはダンダダンの13話~25話のアイラ編で登場する妖怪です。
2m以上の長身の人間女性という容姿をしており、口と歯が奇形のように大きく、目は黒いかもしくは空洞となっています。服と帽子の色は赤で統一されており、名前の元となっているサラサラした黒髪が特徴。
言葉の前に「お」をつけて話すのが特徴的です。ターボババアからは三下の妖怪だと言われている。
アクロバティックさらさらの元ネタ
「アクロバティックさらさら」はネット上のオカルト掲示板で噂になったことが元ネタとされています。
常人離れしたアクロバティックな挙動が名前の由来とされ「マンションの屋上から飛び降りて地面すれすれで消える」「走行中の電車の前に現れる」のほか、人をさらったり追いかけたり事故を起こしたりすることもあるといわれています。
もしこいつを目撃した際は、指さしたり話しかけたりせず何事もなかったように通り過ごすことが何より大切です。
非常にしつこく追いかけてくる性質があるため、もし屋内でこいつの気配を感じたらすぐさま知人の家等人のいる所に逃げ出すことをお勧めされています。
目撃情報は、北海道から中国地方までと幅広く、特に福島県を中心とした東北地方での証言が多いです。
アクロバティックさらさらの能力
食べる
アクロバティックさらさらは人間を簡単に飲み込むことができます。
体長が約2~3メートルほどもあり、口が裂けているためいとも簡単に人間を飲み込むことができます。
人間一人ていどなら片手で持ち上げるほどのパワーもあります。
髪の毛攻撃
アクロバティックさらさらの髪の毛は伸縮自在です。
サラサラヘアーを使って、敵の首を絞めたり、敵をブルンブルンと振り回したりできます。
髪の毛の束を割いて、複数の方向に伸ばせるため、腕が無限にあるようなものだといえます。
アクロバット攻撃
アクロバティックさらさらはその名の通り、アクロバティックな動きが得意です。
動きはまるでバレリーナのようで、軽やかな動きから繰り出されるキックは非常に強力です。
また伸縮する髪の毛とかけ合わせることで、障害物がたくさんある場所ではよりアクロバティックな動きが可能となります。
ただ髪の毛が長すぎるというデメリットもあり、髪の毛が戦っている途中で巻き込まれてしまうという弱点をつかれ、オカルンとモモに敗北しました。
アクロバティックさらさらの過去
アクロバティックさらさらの人間だったころには非常に悲しい出来事がありました。
人間だった頃のアクロバティックさらさらには一人の娘がいました。
アクロバティックさらさらはその娘をとても愛しており、女手一つで大切に育てていました。しかし彼女にはお金がなく、昼はコンビニや清掃員として働き、また夜に体を売る仕事をするほど苦しい生活を強いられていました。
娘はバレエが大好きで、仕事の合間を縫って一緒に踊ってあげたりもしてました。
苦しい生活ながらも娘といるだけで幸せな生活を送っているアクロバティックさらさらでしたが、ある日突然借金取りの男どもに家に侵入され、金を巻き上げられ、さらには娘も取り上げられてしまうという悲劇に遭い、アクロバティックさらさらは生きる希望を失ってしまいます。
娘を奪われ、身も心も失意のどん底に陥ってしまったアクロバティックさらさらは、ビルから飛び降り自殺をしてしまう、といった過去がありました。
アクロバティックさらさらがアイラを狙う理由
アクロバティックさらさらは、成仏する前に「何か大切なものを亡くした気がする」と立ち尽くしていました。
そこへ、小さいころのアイラが「おかあさん」と語りかけました。
アイラは母親を小さいころに亡くしており、母親が帰ってくることを願っており、アクロバティックが幽霊となって見えたのだと思います。
アクロバティックさらさらは、アイラを自分の子供に重ね合わせ、自分は愛羅のお母さんとして守らなければならないという信念のもと、アイラを追いかけまわすようになります。
アイラの命を救う
アイラはアクロバティックさらさらに飲み込まれた際に一度亡くなってしまいます。
しかし、本来守るべきはずのアイラを亡くしてしまっては、本末転倒であり、アクロバティックさらさらは自分の行き過ぎた行動を反省することになります。
アイラを失うことは不本意であるため、自身の炎(オーラ)をアイラにあげることで蘇生しようとします。
モモのアクロバティックさらさらのオーラとアイラの心臓をつなぐことで、アイラの蘇生に成功することができました。
オーラをなくしたアクロバティックさらさらは成仏されず「無」となり消えてしまいますが、最後にアイラの
「お母さん、愛してる」
という言葉に、アクさらは人間だった頃の記憶もすべて思い出し、優しい世界へと永眠しました。
アクさらにとっては最後の最後で救われた言葉となったでしょう。
アイラがアクさらの能力を習得
アイラはアクさらの炎(オーラ)を受け取ったことで、アクさらの能力が使えるようになりました。
アクサラモードになると、見た目もアクさらの見た目のマスクを身に着けたようになり、髪もロングヘアーとなります。
口調も「お」をつけたものとなり、アイラは能力者の仲間入りとなりました。
ダンダダンの登場キャラクター
人物キャラ
綾瀬桃/モモ | 高倉健/オカルン |
円城寺仁/ジジ | 白鳥愛羅/アイラ |
星子 | 坂田金太 |
佐脇凛 | 頭間雲児 |
(C)龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会
ダンダダンの登場怪異(妖怪・幽霊)
ターボババア | アクロバティックさらさら |
邪視 | カシマレイコ |
オンブスマン | アンブレボーイ |
サンジェルマン伯爵 | メルヘンかるた |
(C)龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会
ダンダダンの登場キャラクター(宇宙人・UMA)
セルポ星人 | フラットウッズモンスター |
ドーバーデーモン(シャコ) | ネッシー |
地底人 | モンゴリアンデスワーム |
ルドリス | バモラ |
深淵の者(クル) | ディスマン |
(C)龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会