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【カグラバチ】97話あらすじ最新話!チヒロ&座村を阻む毘灼の周到な策略と薊の限界!

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『カグラバチ』は週刊少年ジャンプにて連載中の、剣と妖術をテーマにしたダークファンタジー作品です。

復讐に燃える青年・六平チヒロを主人公に、妖術師たちとの壮絶な戦いと人間模様が描かれています。

すでにアニメ化も決まっているカグラバチですが、本記事では『カグラバチ』第97話について感想やレビュー、考察を行っていきます。
→カグラバチのアニメ化についての記事を見る

【カグラバチ】96話までのあらすじ

96話「切迫」は、連載2周年突破記念の巻頭カラーで掲載されました。舞台は神奈備本部襲撃戦。長官補佐の壱鬼は、剣聖護衛のため柴や緋雪の帰還を命じます。

上空には六平千鉱(淵天)と座村清市(飛宗)の妖刀の気配が出現しますが、裏切り者の嘉仙の策略により、結界が二振りの妖刀の侵入のみを阻むよう改変されていました。

嘉仙は、チヒロたちが結界を破壊するまでの「数分」の時間稼ぎに価値があると見なします。

神奈備上層部の薊奏士郎、漆羽洋児、巳坂奈ツ基の3人は、幽(ゆら)に対する命懸けの時間稼ぎを開始。薊はついに自身の妖術「己印(こいん)」を解放します。

これは硬貨を通して電流を操り、血流操作による身体強化と、敵の筋繊維を激しく刺激・破壊する術です。元々は薊家に伝わる医療用の「十一円玉療法」を戦闘用に改悪したものでした。

幽が真打の力「蜈(むかで)」を発動し、漆羽と奈ツ基を一瞬で退けますが、薊は「蜈」の背後の隙間を見抜いて幽の裏を突くことに成功。

幽は「蜻(トンボ)」で薊の両腕を破壊しますが、薊は電流攻撃で幽の筋繊維を体内から破壊し、致命的なダメージを与えます。

薊はボロボロの拳を握りしめ、「本命は殴殺だ」と宣言し、強烈なパンチを幽に叩き込み、増援が到着するまでの極限の「切迫」した時間を稼ぎ続けました。

なお、この回は連載2周年記念にもかかわらず、作画の荒れ(下書き掲載のような状態)が目立っており、作者の体調を心配する声も上がっています。

【カグラバチ】97話のあらすじ最新話

©外薗健/小学館

神奈備本部の結界の仕組みと「受け皿」の存在

物語はまず、神奈備本部の結界の仕組みから説明されます。 神奈備本部は、「神奈備職員以外の全ての者の侵入を阻む結界」に囲まれており、この強固で大規模な結界は「自然の力」に由来しています。

建物の外側に張り巡らされた術陣により、大地の熱を玄力に変換して成立しているのです。
しかし、玄力は生命エネルギーであり、人の意思を介して初めて妖術として発動します。

そのため、本来、自然由来の玄力は誰にも操ることができず、やがて自然消滅してしまいます。この莫大な玄力を安定的に維持するために、「結界の要」となる人物が必要とされます。

この「結界の要」は、行き場を失った玄力の「媒介(受け皿)」となるため、いくつかの臓器と生殖機能(生殖能力)を犠牲にして肉体を改変し、約4ヶ月間生死の境をさまよった後に役目を務めます。

任期は10年で、終えれば一生遊んで暮らせるほどの報酬が約束されています。

偽物の「受け皿」による結界の改変

現在、神奈備本部では、外部との電波が遮断され、上空に到着した妖刀「淵天」を持つチヒロと妖刀「飛宗」を持つ座村清市が増援として入れない異常事態が発生しています。
→チヒロについての解説記事を読む

結界の要となっている人物は、この異常事態の原因として、補助役の6人の中に裏切り者はいないものの、本部内にもう一人自分と同じく「受け皿」となっている人物がいる可能性を指摘します。

幹部の壱鬼は、不測の事態に備えて用意されていた「後継者用の予備の道具」を思い出し、裏切り者である神奈備長官・嘉仙がこれを毘灼に横流ししたと推測します。
このもう一人の「受け皿」は、結界の条件を「二振りの妖刀だけを阻む」に上書きしたことが判明しました。

また、「受け皿」が二人いることで力が乱れ不安定になり、その影響は周辺の電波にまで及んでいますが、これも毘灼側の狙いでした。

毘灼の構成員は、凄まじい覚悟のもと、「俺たちは幽を王にする」と決意を述べます。
→幽についての解説記事を読む

幽 vs 薊:限界寸前の戦いと緊急指令

場面は、妖刀真打「勾罪」の力を扱う幽と、それを阻止しようとする薊の戦いに移ります。幽は真打の力を「少しずつ掴めてきた」と語り、「俺がこの国に秩序をもたらしてやる」と宣言します。
→妖刀についての解説記事を読む

一方の薊は、両腕の骨と筋肉がボロボロになりながらも、「真打の力がありながら生身の人間(自分)に一矢報いられて焦った方がいい」と幽を挑発し返します。

薊は、このまま戦えば身体の「色々なくなっちゃうかも」と考えつつも、「まだまだ殴ります」と拳を構え、妖刀が来るまで時間を稼ごうとします。また、蜈(ムカデ)の攻撃で倒れていた漆羽とナツキも再び立ち上がり、幽と戦おうとします。

嘉仙は、結界は不安定ゆえに数分のうちに破られるだろうが、それよりも早く幽が剣聖の所へ辿り着くと指摘します。

これに対し、神奈備の亥猿は、唯一の打開策として、もう一人の「受け皿」を殺して結界を元通りに戻すという方針を決定。

亥猿は本部全体に向け、「とにかく…至急毘灼をぶっ殺せ!!」という緊急アナウンスを発令し、毘灼構成員を排除するよう指示を出しました。

幽を除く毘灼の構成員5名が描かれますが、「受け皿」の正体は不明なまま、神奈備は時間との闘いを強いられます。

薊の命懸けの時間稼ぎの中、「受け皿」を特定し排除できるかどうかが、チヒロと座村の本部参戦、そして戦局を左右する焦点となります。

【カグラバチ】過去の記事はこちら

過去の話のリンクを張っておきます。過去の考察記事を見たい方はこちらからどうぞ。

80話 81話 82話 83話 84話
85話 86話 87話 88話 89話
90話 91話 92話 93話 94話
95話 96話 97話 98話 99話
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【カグラバチ】登場人物一覧

ここからは登場人物についてまとめていきます。

主人公たち


六平チヒロ

六平国重

柴登吾

鏡凪シャル

ヒナオ

©外薗健/小学館

神奈備(かむなび)



香刈 緋雪

美原 多福

嘉仙

壱鬼

???

区堂

夜弦

©外薗健/小学館

毘灼



昼彦

黒松の男
右嵐

北兜

久々李

斗斗
昼彦の腕を直した妖術師
最強と称される少年 瓶伍

©外薗健/小学館

漣家


漣京羅

漣宗也

漣伯理
 
漣天理

漣円慈

漣珠紀

©外薗健/小学館

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