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【スパイファミリー】番外編15話あらすじ最新話!フィオナの恋と任務の狭間で揺れる心【SPY×FAMILY】

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マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」で連載中の遠藤達哉先生による漫画『SPY×FAMILY』。

スパイの父・ロイド、殺し屋の母・ヨル、人の心が読める娘・アーニャが互いに正体を隠しながら疑似家族として暮らす日常を描いた大人気作品です。

本作は、ドタバタで温かい日常と、各国間の平和を守るために奮闘するシリアスな物語のギャップが読者を惹きつけています。

今回はスパイファミリー番外編15話の内容について解説していきます。

今回のみどころ
  • フィオナの家を訪ねるロイド、まさかの展開に巻き込まれる
  • 病床に伏す(?)フィオナ、限界を超えてもツンデレ全開!
  • 「任務か、恋か?」フィオナの揺れる心に迫る

【スパイファミリー】番外編15話のあらすじ

いきなり部下の家に行こうとする診療部長

©遠藤達哉/集英社

物語はロイドが勤務する病院の診療部長から「フィオナくんの家に行かないか」と突如提案されるところから始まります。

どうやらロイドの部下のフィオナが熱を出して休んでいるとのこと。

下心丸出しな部長は部下思いの優しい一面を見せることで好感度アップを狙っており、ロイドは部長一人で行けばいいのでは?と難色を示します。

しかし、部長は「自分一人では門前払いになるから一緒に行こう」と必死にロイドを説得します。

フィオナはコードネーム「夜帷」という名前で活動しており、以前のウィーラー戦でのダメージがまだ完全に回復していないことから熱を出してしまったようです。

ロイドは部長のおかげでメリンダに接触できたこともあり、仕方なくフィオナの家に向かういます。

ウィーラー戦とは

WISEのスパイ、ウィンストン・ウィーラーが組織を裏切り、極秘情報を持って東国に逃亡。彼が敵国の関係者と接触して情報を渡してしまえば、WISE全体が危機に陥る。

フィオナを含む仲間たちは、ウィーラーの行動がもたらす深刻な影響を食い止めるべく、急ぎ行動を開始する。

国家保安局もウィーラーの動きを察知して動き出し、WISEは出遅れた形での作戦展開を強いられる。混乱の中、フィオナは逃走中のウィーラーの行方を追って地下へと単身突入。

彼女はそこで、負傷したロイドを襲うウィーラーと鉢合わせる。

目の前でロイドが傷つけられる姿を見たフィオナは激しい怒りに駆られ、自分の体が壊れるのも構わないほどの勢いでウィーラーを攻撃。

圧倒的な一撃で彼を気絶させ、遂にウィーラーの身柄を確保することに成功する。フィオナの奮闘によって、この諜報戦はWISE側の勝利となった。

その後、フィオナ自身も負傷していたが、幸い後遺症はなく、適切な治療を受ければ早期に回復すると診断される。

看護師に変装して見舞いに訪れたシルビアからは、「ロイドのために頑張るのはいいが、無茶はしないでくれ」と優しく釘を刺される。

フィオナはその言葉に、自分のロイドへの想いが見抜かれていることを悟り、動揺を隠せなかった。

ロイドの足音信号

©遠藤達哉/集英社

もうすぐフィオナの家に着くという頃、部長はソワソワして緊張を隠しきれていません。

ロイドはいきなりおしかけるのも迷惑だからと、階段の歩く足音を利用してフィオナに自分たちが見舞いに来たということを知らせることにします。

足音によるロイドの伝達方法は傍からみれば変人にしか見えず、部長もロイドが「緊張して足が笑っているぞ」とロイドをからかっていました。

部長のそんなからかいにも動じず、ロイドはフィオナに足音での伝達を続けるのでした。

フィオナの家に突撃

©遠藤達哉/集英社

その頃、フィオナは高熱を出してうなされており、とても動ける状態ではありません。

しかし、ロイドが来るとなれば話は別です。

フィオナはロイドの足音による足音信号を聞き、部長と見舞いに来ることを知ります。

そのことを知った瞬間、玄関のチャイムが鳴ると、布団にくるまっていたフィオナが瞬時に覚醒します。

「なぜここに!?」「部長と見舞い!?」と驚愕しながら、身支度を始めます。

布団を出てからわずか「2秒20」という圧倒的な速さで着替え、掃除、メイクを完璧にこなし部長とロイドを出迎えました。

家に上がろうとする部長

©遠藤達哉/集英社

玄関で迎えたフィオナはマスク姿で「何の用ですか」と冷たいトーンで対応しますが、内心では「カッコイイ先輩にどう見られているか」で頭がいっぱいです。

見舞いの品に高級フルーツを手渡す部長ですが、フィオナにドアをたたかれ受け取りを拒否されます。

さらに図々しいことに部長は部屋の掃除をしてあげようと部屋に上がろうとしてきます。

フィオナはドアをさらに激しく叩いて、完全なる拒絶を示し、ドアの横の壁には「イヤ」というヒビがフィオナの心の声を代弁していました。

ロイドの前では気丈に振る舞うフィオナ

部長の相手をしたことで熱がさらに上がってきてしまったフィオナ。

しかし、フィオナはロイドの前では決して弱音を吐けない性格なところがあります。

熱のせいでフィオナの顔がどんどん赤くなってきていることがロイドにも見てわかるようになります。

しかし、ロイドは顔が赤いのは「自分がフィオナが部外者を連れてきたことを怒っている」と勘違いしてしまいます。

熱で苦しそうなフィオナを見て、ロイドは早めに退散することにします。

ロイドは「本当に無茶はするな」とフィオナを気遣い、フィオナの家を後にしました。

部長はあと「5分だけ」と駄々をこねていましたが、ロイドは「そこで引いてこそ部下思いですよ」とフォローをいれるのでした。

【スパイファミリー】番外編15話のまとめ

フィオナというキャラクターの内面がこれまで以上に掘り下げられたエピソードでした。

「どれだけ無理してでも、黄昏のそばにいたい」――それは任務であり、恋でもある。

今後、フィオナの「想い」がどう物語に影響を与えていくのか、ロイドとの関係がどう変化していくのか、非常に楽しみです。

【スパイファミリー】過去の記事はこちら

過去の話のリンクを張っておきます。過去の考察記事を見たい方はこちらからどうぞ。

109話 110話 111話 112話前編 112話後編
113話 114話 115話 116話 117話
番外編15話

 

 

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