『Fate/strange Fake』に登場するジェスター・カルトゥーレは、物語の舞台となる「偽りの聖杯戦争」においてアサシンのマスターを務める魔術師であり、その正体は「六連男装(ろくれんだんそう)」の異名を持つ高位の死徒(吸血種)です。
彼は当初、退屈しのぎに聖杯を使って世界を滅ぼそうと考えていましたが、自身が召喚したアサシン(狂信者)の純粋すぎる信仰心に魅了され、その信念を徹底的に汚し、屈服させることに執着する歪んだキャラクターとして描かれています。
本記事では、『ジェスター・カルトゥーレ』について徹底解説していきます。
→『Fate/strange Fake』のあらすじや世界観などを知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
Contents
【Fate/strange Fake】ジェスターのプロフィール・正体
©成田良悟ジェスターは魔術師を装って聖杯戦争に参戦しましたが、その本質は人類の版図から外れた死徒です。召喚直後、自らのサーヴァントであるアサシンに心臓を抉られて殺害されたかのように見えましたが、特異な能力によって蘇生し、物語の「イレギュラー」として暗躍を始めます。
「六連男装(ろくれんだんそう)」という異能
©成田良悟ジェスターの最大の特徴は、胸に刻まれた6つの赤い紋様「概念核」です。これをリボルバーの弾倉のように入れ替えることで、姿形、能力、さらには魂までもが異なる6種類の肉体を使い分けることができます。
| 魔術師 | 長い髪の青年。アサシンを召喚したが、心臓を抉られ消滅した |
|---|---|
| 使徒 | 鋭い空気を纏った青年。高い身体能力を持ち、赤い影で人間を呑み込む |
| 少年 | 10歳に満たない外見。弱点である太陽光の影響を受けなくなる |
| 人狼 | 赤毛の巨体。死徒以上の戦闘能力を誇る |
| 巨人 | 鉄のような体を持つ。盾として使用され、爆発と共に消失した |
【Fate/strange Fake】ジェスターと偽アサシンの関係
©成田良悟アサシンのマスターであるジェスター・カルトゥーレと、そのサーヴァントである「偽りのアサシン(狂信者)」の関係は、一言で言えば「歪んだ愛と憎悪の執着」です。
召喚直後にサーヴァントがマスターを殺害するという衝撃的な出会いから始まり、ジェスターは彼女の純粋すぎる信仰心に魅了され、それを「汚し尽くす」ことに悦びを見出すという、類を見ない異常な主従関係が描かれています。
召喚直後の「殺害」と「蘇生」が全ての始まり
二人の関係は、スノーフィールド郊外の別荘で行われた召喚儀式の直後に決定的なものとなりました。
アサシンは召喚されるや否や、自身のマスターであるジェスターを、歴代の「山の翁」の奥義の一つである『妄想心音(ザバーニーヤ)』によって心臓を抉り出し殺害しました。
しかし、ジェスターの正体は「六連男装(ろくれんだんそう)」の異名を持つ高位の死徒(吸血種)であり、胸に刻まれた6つの「概念核」を入れ替えることで別の肉体へと変貌し、哄笑と共に起き上がりました。
パスを通じて覗き見た「過去」
©成田良悟死にながらにしてサーヴァントとのパスが繋がったジェスターは、アサシンの過去を覗き見ることになります。彼女がかつて教団の長を目指しながら、あまりに純粋で狂気的な信仰ゆえに疎まれ、名もなきまま歴史に消えた「狂信者」であることを知った彼は、その美しさと報われぬ人生に深く感動しました。
アサシン(狂信者)への異常な執着と歪んだ目的
ジェスターの行動原理は、愛する(と本人が主張する)アサシンへの歪んだ執着に集約されています。
彼は、アサシンが持つ「山の翁」を目指した壮絶な過去と、その報われぬ純粋な信仰心に深く感動しました。しかし、その感動は「彼女を救いたい」というものではなく、「その高潔な信仰を砕き、絶望に染め上げたい」という極めて邪悪なものです。
彼女の信念、力、肉体のすべてを奪い尽くし、汚し抜くことに最高の快楽を見出しています。アサシンと共にいる傭兵のシグマに対し、猛烈な殺意を抱くなど、独占欲も非常に強力です。
【Fate/strange Fake】ジェスターに隠された衝撃の真実と人間関係
物語が進むにつれ、ジェスターの背景にはさらなる秘密があることが明かされていきます。
正体は「美少女」?
「六連男装」という能力名の通り、6つの概念核をすべて使い切った後の本来の姿は、ドロテアという名の美少女であると言及されています。これは原作者の成田良悟氏が、奈須きのこ氏の「アサシンを野郎に渡したくない」という意向を汲んで実装した設定です。
ジェスターは、死徒二十七祖の一人であるヴァン=フェムによって死徒化された「子」にあたります。
| 関係者 | 特徴・エピソード |
|---|---|
| ヴァン=フェム | 彼の親にあたる死徒。ジェスターを本名(ドロテア)で呼び、彼の矛盾を指摘して突き放した |
| ハンザ・セルバンテス | ここに説明文を入力してください。 |
| フランチェスカ | 聖堂教会の代行者。ジェスターの天敵であり、皮肉を言い合う犬猿の仲 |
| 項目名 | 偽りの聖杯戦争の黒幕。ジェスターの正体を見抜いており、彼を偵察要員として利用する |
ジェスター・カルトゥーレは、その圧倒的な魔力量と変幻自在の能力、そして何より狂気的な愛によって、スノーフィールドの夜を混沌に陥れる危険な存在であり続けています。
ジェスターの「親」ヴァン=フェムとは何者か?
ヴァン=フェムは、魔術師や死徒の間で「財界の魔王」として知られる、死徒二十七祖の第十四位に君臨する強大な吸血鬼です。
他の多くの死徒とは異なり、人間社会に深く浸透して経済界を牛耳っています。
ジェスターだけでなく、バーサーカーのマスターであるフラット・エスカルドスとも以前から交流があり、実家の魔術刻印の返還を巡って関わりを持っています。
ヴァン=フェムとの因縁
ジェスター(ドロテア)は、かつての親であるヴァン=フェムからも見放され、現在は自らの「愛しの君」であるアサシンを絶望させることだけに全霊を注いでいます。
かつては魔術師として、今は死徒として生きる彼女の背景には、二十七祖という巨大な影と、捨て去ったはずの「ドロテア」という少女の残影が潜んでいます。
【Fate/strange Fake】登場キャラクター
| アヤカ・サジョウ | セイバー |
| ティーネ・チェルク | アーチャー |
| 銀狼の合成獣 | ランサー |
| 繰丘椿 | ライダー |
| オーランド・リーヴ | キャスター |
| ジェスター・カルトゥーレ | アサシン |
| フラット・エスカルドス | バーサーカー |
| シグマ | ファルデウス・ディオランド |
| フランチェスカ・プレラーティ | ハンザ・セルバンテス |
| カルテット | ロード・エルメロイⅡ世 |
| ランガル |


