最新の投稿
バトル・アクション

【カグラバチ】妖刀一覧まとめ!能力や特徴、所持者についても詳しく解説!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

『カグラバチ』は少年ジャンプ+で連載中の人気バトルファンタジー漫画です。

剣と妖術というテーマで、復讐と成長をテーマに描かれる話題作『カグラバチ』。

本記事では『カグラバチ』に登場する妖刀の能力や特徴、所持者などについて詳しく解説していきます!

この記事は重大なネタバレを含んでいます。苦手な方はブラウザバックを推奨します。

妖刀とは?

外薗健/集英社

カグラバチの世界における妖刀とは、自然に発生する特殊な鉱石『雫天石』を六平国重が独自の特殊な加工法で鍛えた刀のことを指します。

斉廷戦争の中で作られた六本の妖刀と、戦後に鍛えられた一振りのみが現存し、合計七本が存在しています。

六平国重しか加工法を知らないため、彼の死後に新たな妖刀が生み出されることはなく、現存する妖刀はこれらの七振りのみとなっています。

妖刀の性能

妖刀は、人間に宿る超自然的な力「玄力」を刀の中で増幅し、人体では生成・保持できないほど高密度に練り上げることができます。

これにより、妖刀の持ち主は、異能の力を自在に操ることが可能となります。

斉廷戦争では、妖刀六工の五振りが戦況を好転させ、最も強力な「真打」によって戦争の勝敗が決しました。

その圧倒的な力のため、妖術師は正面からの戦闘を避け、戦争を知る者たちからは畏怖の念をもって語られています。

妖刀には『本領』と呼ばれる特性が存在します。

これは、使用者の妖刀に対する解釈や肉体的影響、その他様々な要因によって、作刀時には想定されていなかった未知の力が発揮されるものです。

また、妖刀の使用時には、特有の玄力反応として使用者の玄力の凝縮体が現れます

この凝縮体を通じて周囲の状況を把握することが可能であり、敵地での偵察に利用されることもあります。

しかし、象られる玄力反応の形状が使用者由来のものなのか、妖刀由来のものなのかは、現状では不明となっています。

命滅契約

六平国重が妖刀の作刀時に設けた制限機構が『命滅契約』です。

この契約により、妖刀を握った者のみがその力を引き出せるようになります

他の者が妖刀の能力を発揮するには、契約者の命が尽きることが条件となり、それ以外の方法では使用することができません。

戦後、妖刀は国重の管理下で隔離されていましたが、毘灼によって強奪され、同時期に刳雲の所有者が殺害されたことで、神奈備は契約者を保護し、(一部例外を除き)身柄を軟禁する措置をとることとなりました。

 

 

妖刀一覧

外薗健/集英社

淵天(えんてん)

契約者:六平千鉱
玄力反応:金魚

六平国重が戦後に鍛えた最後の妖刀であり、彼の死後、息子の千鉱が手にしています。異能は金魚に由来し、術の名前は「色」に関連する言葉で統一されています。

  • 涅(くろ):黒い出目金が現れ、刀の軌道に沿った遠距離斬撃を放つ。
  • 猩(あか):赤い琉金が現れ、妖術を吸収し、カウンターとして解き放つ。
  • 錦(にしき):金魚の姿をした超高密度の玄力を纏い、身体能力を極限まで強化する。

「涅(くろ)」

刀を振った軌道に沿って斬撃波を飛ばす遠距離攻撃

広範囲に攻撃できるため、多数の敵を一掃したり、迎撃・牽制に活用できる。

千鉱が最も多用する技で、利き手によって威力や精度が変わる。

「涅・千(ちぎり)」

淵天の本領が解放されたことで千鉱が会得した新たな技。通常よりも多くの玄力を消費する代わりに、無数の小さな金魚の形をした斬撃を放つ。

これらを束ねることで、小さな動作でも通常の斬撃波に匹敵する威力を発揮できる。

「猩(あか)」

敵の妖術を吸収し、任意のタイミングで放出できる。敵の攻撃をそのままカウンターとして返すことができるほか、防御にも応用可能な技。

「錦(にしき)」

玄力を高密度に凝縮し、全身に纏わせることで身体能力を極限まで強化する。

超高速の動きが可能になるが、その代償として使用者の身体に大きな負担がかかる。

長時間の使用は激痛を伴い、場合によっては自身の肉体を破壊してしまう危険もある。

後に千鉱は、本領を活かしつつ負担を軽減する方法を編み出し、補助的に玄力を付与することで制御する術を習得した。

このように、淵天は六平千鉱にとって戦闘の中心となる妖刀であり、多彩な技で戦局を大きく左右する武器となっている。

 

 

刳雲(くれぐも)

契約者:巳坂 → 双城厳一 → 六平千鉱
玄力反応:龍の形をした雲

刳雲(くれぐも)は、かつて巳坂が持っていた妖刀で、その後、毘灼から譲られた双城厳一が使用。双城の死後、死闘の末に折れた状態の刳雲を六平千鉱が引き継ぎました。

この刀の力は「雲」に由来し、3種類の自然現象を操ることができます。

技の名前も天候や自然現象にちなんでおり、以下の3つの能力を発動できます。

  • 鳴(めい):刀を中心に雷撃を放つ。
  • 降(こう):水を操り、氷や雷の力を増幅させる。
  • 結(ゆい):刀から氷の槍を生成し、攻撃や防御に活用する。

「鳴(めい)」

雷の力を操る技。刳雲の中でも最も攻撃力が高い。

刀を中心に広範囲に雷を放出する強力な技で、特に殺傷能力が高い。

ただし、最大の威力を発揮するには十数秒の溜めが必要で、溜めが不十分な場合は威力が低下する。

それでも、しっかり溜めた雷撃は妖術師ですら防御不可能なほど強力である。

また、使用者との相性が深まることで、溜め時間が短縮され、さらに強力な雷撃を放てるようになる。

追加能力(双城の本領発揮):雷を身に纏うことで超高速移動が可能になり、避雷針のような効果を利用して、雷を纏った物同士を瞬時に引き寄せることができる。

「鳴・千(ちぎり)」

六平千鉱が刳雲の本領に触れたことで発動する強化技。黒い雷を全身に纏い、通常時よりもはるかに速い動きと攻撃力を発揮できる。

「降(こう)」

水を操る技。視界を妨害したり、他の技の起点となる。

刀身から水を放出する単純な攻撃のほか、霧を発生させて目くらましをすることも可能。
さらに、この水の力は他の2つの技と組み合わせることで真価を発揮する。

  • 「降」+「鳴」:水を伝わせることで、雷の溜め時間を短縮し、広範囲かつ確実に相手へ命中させる。
  • 「降」+「結」:水を氷に変えることで、大規模な氷結攻撃を発動できる。

「結(ゆい)」

氷を操る技。攻撃・防御の両面で強力な力を持つ。

刀から瞬時に尖った氷塊を無数に発生させることができる。

  • 攻撃面では、相手を氷の槍で突き刺すことが可能。
  • 防御面では、刀の周囲を瞬時に凍らせることで、相手の動きを封じたり、氷の壁を作り攻撃を防ぐことができる。

刳雲は、その3つの力を組み合わせることで、非常に柔軟かつ強力な戦術を可能にする妖刀である。

真打「勾罪(まがつみ)」

契約者:剣聖(本名不明) → 漣京羅
玄力反応:蝶
六平国重が作り上げた最高傑作の妖刀であり、「真打(しんうち)」と呼ばれる特別な一本。
他の刀とは異なる異質な力を持ち、戦争を勝利に導いた伝説の武器。戦後、この刀が適切に封印されることで、何百万もの命が救われると言われているほどの危険な力を持つ。

国重はこの刀を「異質」と表現し、他の妖刀よりも厳重な封印を施し、「もう二度と誰にも使わせてはいけない」と警戒していた。

そのため、詳細な情報は息子の千鉱にもほとんど伝えられていなかった。

 

「真打」とは?

刀匠が複数の刀を鍛え上げた中で、最高の出来を誇る一本が「真打」と呼ばれ、それ以外のものは「影打(かげうち)」とされる。

本作では、「勾罪(まがつみ)」という正式名称があまり知られておらず、多くの登場人物が単に「真打」と呼んでいる。

 

異質な能力と特殊な現象

真打は、他の妖刀とは一線を画す異常な特性を持ち、通常では起こりえない現象を引き起こす。以下のような特性が確認されている。

  • 封印された状態でも力が漏れ出す
    命滅契約ですら完全には抑え込めず、刀を抜かなくても力を行使できる。
    また、鞘に収めたままでも物を切断できるほどの異常な切れ味を持つ。
  • 使用者の精神を蝕む
    契約者であった剣聖と未だに命滅契約が結ばれている影響か、使用者は力を使うたびに精神が蝕まれていく。
  • 生命を奪う異常な玄力
    刀身には生命エネルギー(玄力)が満ちており、わずかに鞘を開けるだけで黒い玄力の雫が滴る。その雫や刀に触れたものは生命を吸い取られ、周囲には毒々しい花が咲き乱れる。触れた者は急速に命を奪われ、花の養分と化してしまう。
  • 瀕死でも戦闘を続行可能
    使用者は瀕死の状態でも妖刀の力によって無理やり動かされ、通常では考えられない身体能力を発揮できる。
  • 妖術空間すら侵食する
    妖術で作られた亜空間すら、この刀の力で侵食され、最終的には崩壊してしまう。

実際に、楽座市編では抜刀すらしていない状態でこれらの異常現象が発生しており、その危険性が際立った。

毘灼が六平国重を襲撃した最大の目的は、この刀の封印を解くことにあった。本来10年かかるはずの封印解除を、わずか3年で成功させている。

  • 蛛(クモ):相手の足元に紋様を発生させ、拘束する。
  • 蜻(トンボ):花畑を伴う玄力を一直線に飛ばす。
  • 蜈(ムカデ):全方位への衝撃波を放つ大技。

「蛛(クモ)」

相手の足元にクモの巣の紋様が現れ、触れた相手を金縛り状態にする。遠距離からでも即座に発動し、敵の動きを封じる強力な拘束術。

「蜻(トンボ)」

刀身にトンボの翅のような形状が現れ、侵食する玄力を伴った斬撃を一直線に放つ。攻撃範囲が広く、触れた対象を瞬時に蝕んでしまう。

千鉱は直感的に「絶対に触れてはいけない」と判断しており、おそらく触れたら即座に命を奪われる危険な技。

「蜈(ムカデ)」

ムカデの形状をした玄力の凝縮体が出現する。刀をわずかに開いて溜めを作り、金打を打つような動作をすると、周囲をまとめて吹き飛ばすほどの斬撃波を全方位に放つ。

防御不能の強力な技。

 

酌揺(くめゆり)

契約者:漆羽洋児 → 昼彦
玄力反応:のっぺらぼうの遊女(または女形)

毘灼によって奪われた妖刀の一振り。契約者である漆羽が襲撃を受けた際、昼彦が持ち出したことで新たな契約が結ばれることとなった。

酌揺の力は、その名の通り流れるように柔軟であり、戦闘の中で変幻自在な力を発揮する。

下記内容は予想記事を含みます

  • 舞(まい):使用者の動きに連動して刀が変形し、相手の攻撃を無効化する。
  • 幻(まぼろし):妖刀の力で自身の姿を歪め、敵の目を欺く。
  • 揺(ゆらぎ):敵の意識や重力を操り、戦闘の主導権を握る。

飛宗(とびむね)

契約者:座村清市
玄力反応:鳥の羽

毘灼に奪われた妖刀の一振りだったが、漣伯理の転送によって元の契約者である座村の下へと戻る。

座村は居合術の達人であり、飛宗の能力と戦場で磨かれた剣技を融合させ、圧倒的な速さと精度で敵を切り伏せる。

下記内容は予想記事を含みます

  • 鴉(カラス):使用時に黒い羽が舞い、瞬間移動のような速さで間合いを詰める。
  • 梟(ふくろう):千里眼のような能力を持ち、広範囲の敵を感知する。
  • 隼(はやぶさ):飛宗の刀身に風をまとい、一撃で敵を両断するほどの速度を生み出す。

 

まとめ

『カグラバチ』に登場する妖刀は、物語の中心に位置する重要な存在です。

  • 妖刀は特殊な鉱石『雫天石』から作られ、超自然的な力を持つ。
  • 『命滅契約』によって、契約者以外がその力を扱うことは不可能。
  • 斉廷戦争では妖刀六工の力が戦局を変え、特に「真打」は決定的な影響を与えた。
  • 今後の展開では、妖刀のルーツやさらなる強敵との戦いが描かれる可能性が高い。

主人公・六平千鉱がどのように妖刀と向き合い、成長していくのかが今後の見どころとなるでしょう。今後のストーリーに注目しながら、妖刀の秘密を探っていきましょう!

 

【カグラバチ】アニメ化決定!あらすじ・みどころ、いつ放送されるかなどを徹底解説!大人気漫画『カグラバチ』のアニメ化が正式に決定しました! 週刊少年ジャンプで連載開始から瞬く間に人気を博し、その独特な世界観と迫力...
【カグラバチ】は無料で読める?あらすじやどこで読めるかについて紹介!『カグラバチ』は少年ジャンプ+で連載中の人気バトルファンタジー漫画です。 剣と妖術というテーマで、復讐と成長をテーマに描かれる話題作『...
error: Content is protected !!