『ガチアクタ』は、裏那圭と晏童秀吉によるバトルファンタジー漫画で、2022年12月より『週刊少年マガジン』で連載されています。
『ガチアクタ』に登場する『レグト』はルドの育ての親で、主人公ルドの人生に深く関わる重要な人物です。
彼の存在は、物語の始まりとルドの成長の根幹をなしています。
今回は、そんなレグトの来歴、特徴に迫ります。
Contents
【ガチアクタ】レグトのプロフィール

レグトは、空に浮かぶ「天界」の端にあるスラム街で暮らす「族民(ぞくみん)」と呼ばれる男性です。
族民とは、犯罪者の子孫を指す蔑称であり、差別と偏見にさらされています。
レグトは、赤ん坊の頃にスラムに捨てられ「殺人鬼の子供」として忌み嫌われていたルドを引き取り、共にゴミ拾いをしながら生計を立てていました。
彼はルドにとって、差別と暴力にさらされる過酷な環境で唯一の家族であり、心の支えでした
ルドへの教えと価値観
レグドは、ルドに「自分の価値は自分で見つけろ」と教え、物を大切に扱い、人を偏見で判断しないよう育てました。
彼の穏やかで公平な価値観はルドに強く影響を与え、ルドが後に「捨てられた物にも価値がある」と信じる信念の基盤となります。
ルドの「クソみたいな世界を変える」という強い意志も、レグトの教えと彼を奪われた悲しみから生まれています。
【ガチアクタ】ルドに手渡した「グローブ」の秘密とは?
ルドが物心がつく前から両腕に抱えていた、真っ黒に染まった謎の傷と痛みを抑えるため、レグドはルドにグローブを渡しました。
このグローブは単なる防具ではなく、強い思念が宿る「人器(じんき)」であり、「番犬シリーズ」と呼ばれる特別な装備の一部です。
レグドがこのグローブをルドに託したことから、彼がルドの特別な能力や両腕の傷について何らかの知識を持っていた可能性が示唆されています。
このグローブは、ルドの特殊能力「3R(スリーアール)」(触れたガラクタを一時的に人器化する能力)と深く関連しており、ルドの成長と戦いの意味に深みを与えています
【ガチアクタ】レグドの死の真相と犯人について
物語の起点となる死
物語の冒頭で、レグトは奈落(ならく)への追放を控えたルドの目の前で何者かに殺害されます。
ルドはその死体の第一発見者となり、族民という立場と相まって、無実の罪を負わされ奈落へと追放されてしまいます。
この事件がルドの奈落での冒険、掃除屋との出会い、そして天界に戻り真実を暴くという彼の目的の直接的なきっかけとなります
死をめぐる謎
レグト殺害の現場には「仮面の男」がいた可能性が高く、この人物は「天使」と呼ばれる天界と奈落を行き来できる謎の存在と関連付けられています。
砂漠の禁域「ペンタ」でアモが目撃し描いた「天使」の姿は、レグト殺害前にルドが目撃した「仮面の男」と一致しています。
このことから、掃除屋のメンバーであるタムジーが「天使」と同一人物である可能性が最も有力な説として浮上しており、レグトの死にタムジーが関与している可能性が示唆されています。
レグトの死の真相は、物語の核心に迫る重要な伏線であり、彼の持つ情報やルドを奈落に落とす計画が関係している可能性も考察されています。
【ガチアクタ】登場キャラクター
![]() CV市川蒼 |
![]() CV小西克幸 |
![]() CV松岡禎丞 |
![]() CV花守ゆみり |
![]() CV新祐樹 |
![]() CV森川智之 |
©裏那圭・晏童秀吉/講談社