『勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録』に登場するタツヤは、部隊最古参の勇者であり、その存在そのものが物語最大の謎とされています。
自我を失いながらも圧倒的な武力を振るう彼のプロフィールや特徴について、詳しく解説します。
→『勇者刑に処す』の世界観やあらすじを知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
Contents
【勇者刑に処す】タツヤのプロフィール
©ロケット商会| 役割 | 懲罰勇者9004隊・前衛歩兵 |
|---|---|
| 武器 | 巨大な斧(切断の聖印による強化済み) |
| 能力 | 魔王による精神汚染を完全に無効化 |
| 弱点 | 自我の欠如、突然訪れる肉体の限界 |
| 声優 | 松岡禎丞 |
タツヤは、懲罰勇者9004隊の前衛歩兵を務める狂戦士です。
ゼワン=ガン坑道におけるタツヤの活躍は、魔王による強力な精神攻撃(耳鳴り)を一切受け付けず、単独で敵陣を切り裂く「無心の兵器」としての圧倒的な突破力を発揮したことと言えます。
通常の人間や聖騎士、さらにはザイロさえも苦しめる魔王の干渉を無視し、機械的なまでに正確な殺戮を繰り返す姿は、部隊にとって欠かせない「楔(くさび)」としての役割を完璧に遂行しました。
タツヤの過去について
罪状の記録は存在しない
タツヤは現在の「懲罰勇者」というシステムが構築されるよりも前から勇者として戦い続けている最古参のメンバーです。
現在の「勇者刑」というシステムが構築されるよりも前から戦い続けているため、具体的な罪状の記録が存在しません。
タツヤは英雄の成れの果て?
どうして勇者になったのかも定かではありませんが、数百年前に女神によって召喚された異世界人(おそらく現代日本人)である可能性が高いとされています。
罪人としてではなく「英雄」の成れの果てとして部隊に投じられている可能性が示唆されています。
【勇者刑に処す】タツヤの強さ・戦闘力
©ロケット商会1. 圧倒的な破壊力と白兵戦能力
タツヤは巨大な斧を武器とし、野性的かつ本能的な白兵戦を展開します。
重装甲を無視するような力任せの攻撃を得意とし、複数体の敵を一撃でなぎ倒すことも珍しくありません。巨体に似合わず、尋常ではない速度で跳ね回り、異形(フェアリー)の肉と骨を容易に粉砕します。
工兵ノルガユによって斧に「切断の聖印」が刻まれており、その切れ味は巨大な魔王に対しても決定打を与えるほどに高められています。
タツヤの斧に刻まれた「切断の聖印」は、工兵のノルガユ・センリッジによって施された強力な強化魔法の一種です。この聖印により、タツヤの振るう巨大な斧は単なる鉄の塊から、魔王をも切り裂く超常的な兵器へと変貌しています。
2.常軌を逸したタフネス(耐久力)
彼の強さの根源の一つは、死を恐れず、痛みさえ感じさせない異常な耐久力にあります。
通常の人間であればショック死するような致命傷を受けても、無感情に立ち上がり、淡々と殺戮を続けます。
自我を失っているため、疲労を感じることなく、機械的に掘削作業や戦闘を継続できます。ただし、働かせすぎると急に限界が来て倒れてしまうという側面も持っています。
何度死んでも蘇生される「勇者刑」を部隊で最も長く繰り返しており、その代償として自我や言葉を失っていますが、代わりに戦闘技術だけが肉体に深く刻み込まれています。
3. 魔王の精神攻撃に対する「無効化」
タツヤは精神が壊れているがゆえに、他の者が行動不能になるような魔王の精神汚染(耳鳴りや幻聴)を一切受け付けません。
ゼワン=ガン坑道の戦いでは、強力な精神干渉を行う魔王に対し、部隊で唯一平然と動くことができました。
ザイロの戦術において、タツヤは敵の最も分厚い戦列を突破し、活路を開くための強力な「楔」として運用されます。
→ザイロについての解説記事を読む
4. 肉体の変異と未知の領域
物語が進むにつれ、タツヤの戦闘力はさらに制御不能な領域へと加速しています。
戦いの中で肉体が肥大化するなど、生物学的に説明のつかない肉体変異の兆候を見せています。
この変異は、彼が魔王現象に近い領域に足を踏み入れているのではないかという疑念を周囲に抱かせており、最強の味方であると同時に、制御不能な脅威に変わる可能性を秘めています
【勇者刑に処す】タツヤはなぜこれほど強いのか
©ロケット商会タツヤの強さの裏には、悲劇的かつ異質な背景が隠されているようです。
- 蘇生による自我の喪失
- 身体的欠損
- 異世界からの召喚者
- 言語の謎
タツヤは懲罰勇者システムができる前から戦い続けている最古参であり、「生き返りすぎた」ことで記憶や自我、思考力を完全に失っています。
後頭部が失われており、中身がこぼれ出ないように錆びた兜で固定しているという痛々しい姿をしています。
彼は数百年前に女神によって召喚された「現代日本人」のなれの果てであるという噂があります。
彼が上げる唸り声は、実はこの世界の言語体系ではない言葉(日本語など)を叫んでいるだけではないか、という指摘もあります。
【勇者刑に処す】ゼワン=ガン坑道でのタツヤの活躍
©ロケット商会人間離れした持久力
ゼワン=ガン坑道は魔王現象によって迷宮化しており、第十三聖騎士団の本隊が突入するための「直通経路の掘削」と「前線基地の設営」が懲罰勇者9004隊に命じられた任務でした。
タツヤは、ザイロやノルガユと共にこの過酷な作業に従事しました。 彼は言葉を発することも思考することもありませんが、スコップを動かす手は一切止まらず、機械的に土をかき出し続けるという、人間離れした持久力を見せました。
また、掘削中に遭遇するムカデ型の異形(ボガート)に対しても、巨大な戦斧を包丁のように軽々と振り回し、尋常ではない瞬発力で肉と骨を粉砕しています。 この白兵戦能力こそが、指揮官ザイロから「最強の歩兵」と称される所以です。
魔王の精神汚染攻撃の無効化
坑道の深部で魔王現象の本体と対峙した際、魔王は人間に強い耳鳴りや幻聴(泣き声や呼び声)を感じさせ、精神を「汚染」する攻撃を仕掛けてきました。 鉱夫たちが発狂し、ザイロさえも女神テオリッタの加護なしには意識を保てない状況下で、タツヤだけは何の問題もなく行動し続けていました。
ザイロは「あいつにはこの耳鳴りは効かないようだ」と判断し、タツヤを援護するために聖印の剣を投射して進撃経路を切り開きます。 タツヤはその中を跳ね回り、ノルガユの「切断の聖印」が刻まれた戦斧で魔王の触手を次々と切り散らしました。
最終的にこの戦いはノルガユの自爆という形で決着しますが、タツヤがいなければ部隊は本体に近づくことすら叶わず、全滅していた可能性が高いでしょう。
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【勇者刑に処す】登場人物
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![]() テオリッタ |
![]() ドッタ・ルズラス |
![]() ベネティム・レオプール |
![]() パトーシェ・キヴィア |
![]() ノルガユ・センリッジ |
![]() タツヤ |
![]() ツァーヴ |
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![]() ジェイス・パーチラクト |
![]() ニーリィ |
![]() フレンシィ・マスティボルト |














