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【サイレント・ウィッチ】ニールクレイ・メイウッドの特徴は?クローディアとのエピソードについても解説!

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『サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと』に登場するニール・クレイ・メイウッドは、リディル王国の名門校セレンディア学園の生徒会庶務を務めています。

ニールは温厚で真面目な少年で、さまざまな仲裁や交渉を行う“調停者の家系”と呼ばれるメイウッド男爵家の令息です。

本記事では、ニール・クレイ・メイウッドについて解説していきます。

また、『サイレント・ウィッチ』の見どころ・あらすじについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

【サイレント・ウィッチ】ニールのプロフィール

©依空まつり
氏名 ニール・クレイ・メイウッド (Neil Clay Maywood)
所属 セレンディア学園 高等科二年生
役職 生徒会庶務 (Web版では生徒会総務)
家柄 メイウッド男爵家の令息
婚約者 クローディア・アシュリー

ニールは主人公モニカ・エヴァレットと同じ高等科二年生であり、クラスメイトのグレン・ダドリーともクラスが同じです。

ニールは温厚で人当たりが良く、非常に真面目な性格です。一方で、「少し流されやすいところもある」と評されていますが、縁の下の力持ちとして活躍を見せます。

〈調停者の家系〉の令息

ニールが属するメイウッド男爵家は、**様々な仲裁や交渉を行う〈調停者の家系〉**として知られています。彼の父親もまた、魔術師協会と貴族議会の調停役を務めていました。調停者の役割は、議論する二者が納得のいく落とし所まで公平に導くことです。

知識探究への信念

ニールは「分からないことは自分で徹底的に調べる主義」を持っています。これは彼の父から受け継いだ教えでもあり、「分からないことは、まず自分で調べなさい。どうしても分からなかったら、その時は誰かに訊きなさい」というものです。
この信念は、婚約者のクローディア・アシュリーの心を引きつけた最大の要因となりました。知識量が膨大なクローディアに対し、ニールが疑問を尋ねようとせず、あくまで自力で解決しようとする姿勢が、他人に頼られることを極端に嫌うクローディアの価値観と強く共鳴したのです。

隠された実力

ニールは控えめな性格ですが、一部の分野では高い実力を持ちます。

選択授業でチェスを選んでおり、実はチェスが強いです。生徒会メンバーのシリル・アシュリーやエリオット・ハワードは彼にチェスで勝ったことがありません。

彼は背が低いことを気にしており、「チビ」は禁句とされています。このコンプレックスに対し、婚約者のクローディアはヒールを履かないことで配慮を見せています

 

【サイレント・ウィッチ】ニールとクローディア・アシュリーとの関係

ニールはセレンディア学園の学園三大美人に数えられるクローディア・アシュリーの婚約者です。

クローディアは「歩く図書館」と呼ばれるほどの博識な〈識者の家系〉の令嬢ですが、他人を拒絶するため陰険に振る舞うという特徴があります。

運命的な出会い

二人が出会ったのはニールが12歳(クローディアは13歳)の時、ニールの父がハイオーン侯爵家を訪れた際でした。

クローディアは、ニールが自分の知っていることを尋ねず、自力で問題を解決しようとする真摯な態度に強く心を打たれました。

これは、他者に知識を都合よく使われることを嫌い、孤独を抱えていた彼女の心と深く共鳴しました。

ニールは、庭に生えている雑草を折って笛にする方法(草笛)をクローディアに教えましたが、これは博識なクローディアでさえ知らなかったことでした。

この出会いの衝撃はあまりに大きく、クローディアはその日のうちに父親であるハイオーン侯爵に「私、ニールと結婚するわ」と申し出、すぐに婚約が成立しました。

ニールは、クローディアにとって知性ではなく感情で選んだ最初の他者です。

クローディアはニールに対して非常に好意的で、彼のそばにいたいという理由から、面倒な生徒会役員の仕事は断ったにもかかわらず、「ニールの私設秘書」として生徒会に留まっています。

【サイレント・ウィッチ】ニールの物語における役割

ニールは、主に生徒会役員として、そしてモニカの仲間として重要な局面で活躍します。
生徒会においては、持ち前の真面目さと人当たりの良さから、縁の下の力持ちとして活動します。生徒会庶務として、書類整理や社交界の親族婚姻関係などの知識が豊富で、「歩く図書館」と呼ばれるクローディアが彼の補佐官として活躍する場面もありました。

第二王子護衛任務への協力

モニカ・エヴァレットが自身の正体を明かし、第二王子フェリクス(本名アイザック・ウォーカー)を救出する計画を打ち明けた際、ニールは他の生徒会メンバーとともにモニカへの協力を表明しました。

特に、七賢人の一人である〈結界の魔術師〉ルイス・ミラーの足止め作戦が失敗に終わった後、ニールは現場に駆けつけ、調停者の役割を果たします。

ルイスが、生徒会メンバーが偽王子を救おうとしている動機を尋ね、貴族の親を巻き込むような脅しをかけた際、ニールは一歩前に出てルイスと対話しました。

ニールは、モニカが全てを打ち明けた上で、自分たちが協力を望んだこと、そして「勝負はテーブルに着く前から始まっているのですよ、同期殿」というモニカの伝言をルイスに伝えました。

この伝言は、ルイスに、自分たちがモニカの仕掛けたチェス盤の「駒」であったことを悟らせる決定的な一言となり、モニカが真の勝者であったことを示しました。

ニールは、物語の核心である秘密と陰謀が絡み合う中で、温厚ながらも信念を貫き、モニカの作戦を支える重要な役割を担う存在です。彼の正体と結末を追うことは、「サイレント・ウィッチ」のテーマを理解する上で重要な要素とされています。

卒業後、ニールとクローディアは新婚旅行中に親友のラナ・コレットが立ち上げた商会を訪れるなど、物語が新たな章に進んだ後も、モニカを始めとする仲間たちとの交流を続けています。

【サイレント・ウィッチ】登場キャラクター

モニカ ルイス
フェリクス シリル
イザベル ケイシー
ブリジット
ラナ・コレット

エリオット

ニール

クローディア

©依空まつり

 

 

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