『メイドインアビス』のアニメシリーズ(TV第2期『烈日の黄金郷』まで)を視聴された方に向けて、原作漫画の「深界六層」から登場する非常に重要な新キャラクター、テパステについて分かりやすく解説します。
『メイドインアビス』の物語が深界六層から七層へと進む中で、突如として現れた謎の女性テパステ。彼女の存在は、アビスの根源的な謎や「巫女」の正体に深く関わっています。
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【メイドインアビス】テパステのプロフィール
©つくしあきひと| 名前 | テパステ |
|---|---|
| 立ち位置 | 呪詛船団(ヘイルヘックス)の捕虜 |
| 正体 | 巫女の一味(アンダーネスト/極星の巣窟)に属する工作員 |
| 目的 | 巫女に代わって情報を集めること(スパイ) |
| パートナー | クラヴァリ |
テパステは、伝説の探窟家である白笛「神秘卿」スラージョ率いる探窟隊【呪詛船団(ヘイルヘックス)】に捕らえられた「捕虜」として登場します。
2026年公開予定の新作劇場版『メイドインアビス 目覚める神秘』のティザービジュアルにも、相棒のクラヴァリと共に大きく描かれており、これからの冒険において極めて重要な役割を担うキャラクターです。
テパステの正体は?
テパステは、深界七層に住まうとされる謎の存在「巫女」の一味(アンダーネスト/極星の巣窟)に属する工作員です。彼女の過去は過酷で、幼少期に「アンダーネーション(極星の民草)」という集団によって、本人の意志に反して「巫女の候補生」として選ばれ、アビスの深部へと運ばれました。
その輸送中に原生生物タマウガチ(オーブピアサー)の襲撃を受けますが、探窟家ピエルゾが身代わりとなって彼女を遺物「フォーゲッター(忘却の器)」に隠したことで生存しました。
その後、黒笛の探窟家クラヴァリによって救い出され、彼と共に非合法な探索を行うパートナーとなりました。
テパステの本当の目的とは?
彼女の真の役割は、「絶界(深界六層以下)から動けない巫女に代わって情報を集めること」です。彼女は地上のオースの街とアビス内部を行き来し、探窟家組合の動向や、「魂」の状態、あるいは特定の候補者の監視を行っているスパイのような存在とされています。
クラヴァリと共に正規のルートを通らずに深界六層へラストダイブを敢行したのも、七層にいる巫女と再合流するためでした。
クラヴァリとテパステは「前線基地(イドフロント)」などの正規ルートを通らず、「ネスト(巣窟)」と呼ばれる特殊な手段や経路を用いて、当局に無断で六層へと降下しました。
潜行の直前、自分たちのグループが深界二層に残した活動の痕跡(巨大な遺跡のような穴)が探窟家組合の調査で発覚しそうになったため、追い詰められる前に計画を前倒ししてアビスの深部へと脱出したという側面もあります。
テパステは現在も、亡き相棒との約束である「ネストでの再会」と、本来の主である「巫女」への到達を目指して、リコたちや呪詛船団と共に深淵へと突き進んでいます。
【メイドインアビス】テパステの外見と特徴
テパステは小柄でスレンダーな体つきをしていますが、その外見には深い探索の証が刻まれています。多くのポケットがついたオーバーオールのような服を着ており、その下には6本の投げナイフを隠し持っています。
奈落髪(アビスのねじれ)
彼女の短髪には独特のねじれがあります。これは深界五層などの強力な呪いを受けた際の後遺症であり、ベテラン探窟家である証拠でもあります。
お腹の傷跡
テパステの腹部(左下側)にある三日月形の大きな傷跡は、過酷な過去を象徴する特徴の一つですが、現時点で作中でその正体が明確に語られたことはありません。
この傷の由来については以下の2つの可能性が示唆されています。
「巫女候補」としての儀式の跡
テパステは幼少期に、自分の意志に反して「アンダーネーション(極星の民草)」という集団によって「巫女の候補生」として選別されました。この傷は、深界七層にいるとされる「巫女」にまみえるための準備として行われた、宗教的・儀式的な処置の残滓である可能性が指摘されています。
原生生物「タマウガチ」による負傷
彼女が巫女候補としてアビスの深部へ運ばれている最中、一行は猛毒の棘を持つ原生生物タマウガチ(オーブピアサー)襲撃の過程で負った致命的な外傷が傷跡として残っているという説もあります。
この傷跡は、彼女の「奈落髪(アビスのねじれ)」と同様に、普通の人間を超越した過酷な経験やアビスの呪いに長期間さらされてきたことを示す生物学的な記録であると考えられています
【メイドインアビス】テパステの性格と実力
性格は非常に明るく、奔放で、少しお調子者のような振る舞いをします。
見た目に反して格闘技術に優れており、絡んできた探窟家を一瞬で制圧するほどの手練れです。
覆面を被っていない状態の「祈手(アンブラハンズ)」を、歩き方や声だけで即座に見抜くなど、非常に優れた洞察力を持っています。
「ソロ潜りの天才」と呼ばれる黒笛のクラヴァリを「先輩」と呼び、深い絆で結ばれていました。二人は正規のルートを通らず、巣窟(ネスト)と呼ばれる特殊な手段を使って非合法に六層へとラストダイブを敢行しました。
【メイドインアビス】テパステとクラヴァリの関係性
©つくしあきひとテパステとクラヴァリは、深界七層にいるとされる謎の存在「巫女」を信奉する「アンダーネスト(極星の巣窟)」というグループに属するパートナー同士です。
二人の出会い
彼女が幼少期に「巫女候補」として運ばれている際、原生生物の襲撃で遺物「フォーゲッター(忘却の器)」の中に閉じ込められていたところを、当時捜索にあたっていたクラヴァリに救い出されたのが二人の出会いのきっかけです。
「先輩」と「後輩」
テパステはクラヴァリを「先輩」と呼び、絶大な信頼を寄せています。二人の関係は非常に親密で、探窟家が集まる酒場「滑落亭」での会話からは、仕事上のパートナー以上の、肉体関係を示唆するような親密な間柄であったことが伺えます。
悲劇的な別れ
非合法なラストダイブを敢行した際、呪詛船団の追撃を受けて二人は離ればなれになります。重傷を負ったクラヴァリは、通信機越しにテパステを励ましながら「ネスト(巣窟)で会おう」と告げ、力尽きました。


