この記事にはネタバレを含みます
「葬送のフリーレン」は、山田鐘人、アベツカサによる人気漫画で、『サンデーうぇぶり』にて無料で読むことができます!
本記事では、葬送のフリーレン133話について感想やレビュー、考察を行っていきます。
133話は影なる戦士がメインの話です。
Contents
影なる戦士とは?
影なる戦士は、帝国に仕える極秘暗殺部隊で、魔力を隠匿することに特化した戦士たちで構成されています。彼らの任務は、帝国にとって脅威となる魔法使いを抹殺することです。
現在判明している影なる戦士のメンバーは以下の通りです。
- レーヴェ(ロルベーア領総督) – 影なる戦士の首領格で、帝国の中枢に近い人物。
- シュリット(傭兵) – 若い女傭兵。
- ヴォルフ(酒場の店主) – 帝都の酒場の店主。
- イーリス(酒場の看板娘) – ヴォルフの酒場で働く看板娘。
- ルティーネ(図書館司書) – 若い女司書。
- クレマティス(神父) – 男性神父。
- ロレ(シスター) – 若いシスター。
- ヴァルロス(浮浪者) – 浮浪者の老人。
- ガゼレ(露天商) – 三白眼の露天商。
これらのメンバーは、普段は帝国に紛れて生活していますが、任務が下されるとその実力を発揮します。
葬送のフリーレンのネタバレ133話考察|もう一人の影なる戦士
前回の132話では、影なる戦士が森で集合するシーンで話が終わっていました。
気になるのは、もう一人の影なる戦士。
大きな剣を持ったバックシルエットでしか描かれていませんでした。
戦士ゴリラなのではないかという情報が有力ですが、シュタルクの兄ではないかという考え方もできます。
いずれにしても、なぜ今まで出てこなかったのか疑問ではありますね。
あえて出さなかったのであれば、何か理由があるはずです。
さて、どうやら今回は影なる戦士たちが作戦会議を行うようです。
葬送のフリーレンのネタバレ133話考察|影なる戦士の作戦会議
「葬送のフリーレン」(第133話)では、影なる戦士たちが市場から離れた森の一角で作戦会議を行っているシーンが描かれています。
この会議には、統領であるレーヴェ以外の戦士たちが集結しており、いろんな計画をしています。
葬送のフリーレン133話考察|ゼーリエ暗殺計画の護衛リストの確認
影なる戦士たちのの役割は、ゼーリエ暗殺遂行時の護衛の排除です。
クレマティスが作成したリストによると、護衛は7人で「フリーレン」や「シュタルク」、「ゼンゼ」など顔写真付きでその特徴が記載されていました。
残るは、フェルン、デンケン、ファルシュ、メトーデですかね?
リストをみたヴァルロスは昔にフリーレンと関係があったかのような感じでした。
露天商のガゼレはフリーレンとシュタルクの顔を見て、彼らが今朝自分の店に買い物に来たことを話します。
ガゼレはシュタルクが相当な手練れであることをすでに見抜いており、イーリスかヴォルフがいないと相手にならないと言っていました。
葬送のフリーレン133話考察|本当にゼーリエを暗殺できるのか?
ガゼレは本当にこのゼーリエ暗殺計画が成功するのか疑問に思っているようでした。
そんな彼に、シュリットはレーヴェから渡されたあるものを見せます。
それは、大魔法使いミーヌスの聖杖の証でした。
大魔法使いミーヌスは20年前に辺境の小国名もなき戦士に打ち取られています。
レーヴェがミーヌスの聖杖の証を持っているということは、その戦士がレーヴェだったという証拠になります。
フリーレンは129話でこのようなことを言っていました。
「ゼーリエの暗殺計画ってなんなんだろうね。計画っていうのは実現できる可能性がなければ、計画とは言わない。ゼーリエの死をイメージできる何者かがいる。」
おそらく、レーヴェだけがゼーリエの死をイメージできているのではないでしょうか?
葬送のフリーレン133話考察|宮殿までの経路の確認
イーリスとルティーネは宮殿までの地下通路の確認をしに行きます。
ルティーネは定期的に見回っているそうです。
途中で何かの気配に気がついたイーリスでしたが、気のせいだろうと言って先に進む2人でしたが、そこにはひっそりと潜むファルシュがいました。
葬送のフリーレン133話考察|ファルシュは裏切り者なのか?
宮殿地下に潜んでいたファルシュですが、イーリスに一瞬気が付かれたような感じでしたが、
ファルシュはドイツ語で「偽物」という意味合いがあり、もしかしたらどちらかのスパイである可能性もあります。
葬送のフリーレン133話考察|フリーレンが銀貨に施した仕掛けとは
フリーレンが市場で影なる戦士を見抜き、硬貨に何らかの仕掛けを施していました。
フリーレンが銀貨に施した魔法は「追跡」の魔法。
銀貨くらいの大きなお金なら普通はそう簡単に消費できないとフリーレンは言っています。
もしガゼレが影なる戦士なら資金源にたどり着くことができるかもしれない・・・
そのため、念の為銀貨に追跡魔法を仕込んだのでした。
ガゼレはこの魔法に気がついているようでした。
ガゼレは酒場を訪れ、これまでのたまっていたツケをヴォルフに支払います。
銀貨4枚、それはフリーレンが壺の代金として支払った金額と同じでした。
葬送のフリーレン133話考察|影なる戦士に英雄が?
実はガゼレの商店を訪れる前に、フリーレンはドワーフの男が商店に訪ねているのを目撃しています。
そのドワーフは北の果ての英雄「ラーゼン」。
80年以上前に帝国国土の3分の1を魔族からとりかえした英雄ですが、ラーゼンは「ヴァルロス」と名乗って生活しているらしいです。
北の果ての英雄のラーゼンは偽名をつかっているのでしょう?
もしかしたら、作戦を妨害する目的で影なる戦士に紛れ込んでいるのかもしれません。
葬送のフリーレン133話考察|内部の対立
戦士たちの間で意見の対立や内部の不和が生じる可能性もあります。
今後、裏切りなども出てくるかもしれません。
これが物語の進行にどのように影響するのかが興味深いところです。