ネタバレを含みます
本記事では、葬送のフリーレン131話について感想やレビュー、考察を行っていきます。
131話はユーベルとラントが魔導特務隊に捕まり、高い塔の頂上に囚われるシーンが描かれています。彼らは魔法で感覚の一部を制限され、視覚や魔力探知ができない状態に陥ります。
Contents
葬送のフリーレンのネタバレ131話考察｜ユーベルは魔法の原理を無視できる？
二人は手をロープで縛られた状態で、相手の魔法について考察を始めます。ユーベルはノイの魔法が感覚の一部を制御するものだと推測します。
ユーベルはノイの魔法を、感覚の一部を制御するような魔法だと推測。
一方のラントは、自分が魔法を使えないことを確認し、それが手を拘束しているロープのせいだと考えますが、実際にはそれほど複雑な魔法ではないかもしれないと考え始めます。
ラントはユーベルの「大体なんでも切る魔法（レイルザイデン）」という魔法を使って拘束を解き、塔を切断することで脱出を試みます。
なぜユーべルは魔法が封じられても能力が使えるのか？
ロープを切れるのは「切る」という概念を当てているようなものだからって納得はできるけど、そもそも魔法が発動できないように封じられているはずなのになぜユーベルは魔法を発動できるのか？
もしかしたら、ユーベルが魔法を封じられていることを認識していないので、ユーベルが魔法を使えないイメージができない、つまり魔法は使える。ということなのでしょうか？
ユーベルの魔法に関しては、本人の解釈次第でなんでもありの魔法になってしまいますよね・・・
葬送のフリーレンのネタバレ131話考察｜ラントの裏切り？
脱出を図ろうとした2人でしたが、そこで魔導特務隊のカノーネとノイがやって来ます。
ラントは「僕だけは見逃してくれ」とあっさりユーベルを裏切ることを言い出しますが、
そこでラントが複製体であることに気づきます。カノーネが複製体に攻撃をし、ノイは本物のラントを探しに部屋の外へ。
すると、魔力を消して潜伏していたラントが現れ、カノーネの背後を取り、杖を構えます。
カノーネは職務放棄をすれば粛清の対象となることから、お前たちと殺し合わなければならないと言います。
だから面倒事は避けて今すぐ杖を下ろすように、と忠告しますが、次の瞬間ユーベルが笑いながら魔法を発動。
自分たちが収監されていた塔を、魔法で切り裂きました。
このままでは、塔の残骸が下の市場へと降り注ぎ、多くの死傷者が出ます。
ユーベルは「人命を優先したと報告すればいい」と提言し、自分たちを見逃すよう仕向けました。
カノーネは「採用しよう」と言いながらも2人に「クズが」と暴言を吐き、ひとまずはユーベルたちを見逃します。
部下のヴェークがやって来て2人を追跡すると言いますが、カノーネはそれを止めます。
そして、存分に情報を手に入れた上で、あいつらを一網打尽にすると不敵に笑うのでした。
葬送のフリーレンのネタバレ131話考察｜カノーネは計算高い？
特に、ユーベルが塔を切り裂き、カノーネに「人命優先」を口実に見逃しを提案するシーンは、策略が働いていることが感じられます。
また、カノーネが2人を一時的に見逃すものの、後に追跡を行わない判断も、彼女が計算高い人物であることを強調しています。彼女の「一網打尽にする」という言葉からも、最終的には決着をつけることを予告していますね。
葬送のフリーレンのネタバレ131話考察｜まとめ
感想としては、ユーベルとラントの相性の良さがすごく丁寧に描かれている印象です。
お互いのできないことをお互いが補い合っているような関係だと思っています。
今後の展開でユーベルとラントがどのようにして脱出を果たすのか、そしてフリーレンたちにどのような影響を与えるのかが注目ですね。
カノーネとノイの人物像も、徐々に見えてきましたね。
また、ノイの魔法の真の力や目的についても今後明らかになることが期待されます。
