毘灼とは、漫画『カグラバチ』に登場する妖術師組織。
『カグラバチ』に登場する、作中で起こる大事件の裏に潜む地下組織であり、主人公・六平千鉱が追いかける宿敵。
千鉱の父・六平国重の命を奪い、厳重に保管されていた妖刀六本を奪い取る暴挙に出る。
今回は毘灼のメンバーについて詳しく解説していきたいと思います。
Contents
【カグラバチ】毘灼とは?
毘灼は、漫画『カグラバチ』に登場する謎多き妖術師組織であり、作中の裏社会や大事件の影に潜む黒幕的存在です。
主人公・六平千鉱が追い求める宿敵であり、物語の根幹に関わる重大な敵勢力です。
物語序盤で千鉱の父であり伝説の鍛冶師・六平国重を襲撃し命を奪うとともに、厳重に封印されていた六本の妖刀を強奪。
この事件は作中世界における均衡を大きく崩す引き金となります。
【カグラバチ】毘灼の実力
組織は十人の妖術師による少数精鋭で構成されており、正規メンバーの実力は極めて高いとされています。
例えば、通常であれば封印解除に十年を要する妖刀「真打(しんうち)」の封印を、僅か三年で解くという驚異的な行動力と技術力を誇ります。
【カグラバチ】毘灼の特徴
毘灼の象徴として、2つの三日月で構成された炎のような紋章があり、正規メンバーはその紋章を手の甲に刻んでいます。
また、彼らは炎と共に消え去る転移の妖術を用い、行動は極めて神出鬼没です。
さらに、裏社会にも強い影響力を持ち、地方の極道と手を組むことで資金を得ているほか、零天石を用いた兵器の量産にも関与するなど、その実態は未だ多くが謎に包まれています。
国家組織「神奈備」に内通者が存在する可能性も示唆されており、彼らの影響力は国家レベルに及びます。
【カグラバチ】毘灼の構成員
毘灼の全容は未だ不明な点が多く、名前や詳細が判明しているメンバーはごく一部に限られています。
毘灼と座村が結んだ協定の中に「毘灼構成員全10名の個人情報」という内容がありました。
このことから毘灼という妖術師組織は10名ということがわかりました。
作中で判明しているメンバーを紹介します。
幽(ゆら)

毘灼の統領にしてカリスマ的存在。
登場回数は少ないながらも、その言動と立ち振る舞いから底知れぬ実力と知略を持つ人物として描かれています。組織の理念や方針を決定している中心人物と考えられます。
黒松の男

六平家襲撃のメンバーの1人です。
松を急速に成長させて攻撃をしたり相手を拘束したりする妖術師。
昼彦(ひるひこ)

毘灼の中で最年少のメンバー。
『所有者暗殺編』から登場し、若さに似合わぬ冷静さと行動力を見せます。謎の多い青年で、今後の物語で重要な役割を果たすと見られています。
久々李(くぐり)

『京都編』から登場した剣豪。卓越した剣術の使い手であり、近接戦闘においては作中でも屈指の実力者。毘灼の実力派の象徴的存在ともいえます。
斗斗(とと)

同じく『京都編』から登場した女性メンバー。
主に情報収集や作戦支援など、サポートを担当している様子。知的かつ実務的な一面を見せるキャラクターです。
昼彦たちの腕を治した男

昼彦とともに妖刀契約者たちを襲撃するメンバーに入っていた妖術師。初登場は48話。
59話では昼彦の腕を繋げる妖術を使っていて、楽座市編でチヒロが斬った幽の腕もこの妖術師が治したと思われます
髪飾りの女

六平家襲撃のメンバーの1人です。名前などは不明。
甲冑男

六平家襲撃のメンバーの1人です。名前などは不明。
???(残りメンバー1)
残り2名はまだ作中に登場しておらず不明です。
???(残りメンバー2)
残り2名はまだ作中に登場しておらず不明です。