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【カグラバチ】98話あらすじ最新話!無能隊長・萩原幾兎が「究極の無意識」で覚醒!毘灼の「受け皿」を特定!

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『カグラバチ』は週刊少年ジャンプにて連載中の、剣と妖術をテーマにしたダークファンタジー作品です。

復讐に燃える青年・六平チヒロを主人公に、妖術師たちとの壮絶な戦いと人間模様が描かれています。

すでにアニメ化も決まっているカグラバチですが、本記事では『カグラバチ』第98話について感想やレビュー、考察を行っていきます。
→カグラバチのアニメ化についての記事を見る

【カグラバチ】97話までのあらすじ

第97話「受け皿」では、神奈備本部を囲む大規模な結界の根幹にある仕組みが詳細に語られました。

この結界は、建物の術陣が地熱を玄力に変換して成立していますが、この莫大な自然由来の玄力を維持するには、「結界の要」である「受け皿」と呼ばれる人物が必要とされます。その役目を果たす者は、いくつかの臓器と生殖機能(生殖能力)を犠牲にするという代償を負っています。

現在、上空にいる妖刀「淵天」を持つチヒロと妖刀「飛宗」を持つ座村が結界に阻まれ本部に入れない異常事態が発生しています。

その原因は、裏切り者の長官・嘉仙の手引きで毘灼に渡った「後継者用の予備の道具」により、本部内に「受け皿」がもう一人存在することでした。

この偽の「受け皿」が結界の条件を「二振りの妖刀だけを阻む」よう上書きしたのです。毘灼は「俺たちは幽(ゆら)を王にする」という覚悟のもと、緻密に計画を実行しています。
→毘灼についての解説記事を読む

幽は妖刀真打「勾罪」の力を「少しずつ掴めてきた」と語り、「俺がこの国に秩序をもたらしてやる」と宣言。

対峙する神奈備の薊は、両腕の骨と筋肉がボロボロになりながらも、「まだまだ殴ります」と命懸けで時間を稼ぎます。

結界は数分のうちに破られると予測される中、神奈備上層部は、唯一の打開策として、毘灼の「受け皿」を殺害して結界を元通りに戻す方針を決定。

亥猿は本部全体に「とにかく…至急毘灼をぶっ殺せ!!」という緊急指令を発令し、神奈備は時間との闘いに突入しました。

【カグラバチ】97話あらすじ最新話!チヒロ&座村を阻む毘灼の周到な策略と薊の限界!『カグラバチ』は週刊少年ジャンプにて連載中の、剣と妖術をテーマにしたダークファンタジー作品です。 復讐に燃える青年・六平チヒロを主...

【カグラバチ】98話あらすじ最新話!

隊長・萩原の悲劇と「究極の無意識」

物語は、萩原が刳雲との戦いに挑む前の回想から始まります。

彼は自身の妖術「磁戒(じかい)」を使い、砂鉄を仲間たちの服に編み込むことで、空中での統率を図り、「お前らの命は俺が預かる」と自信満々に宣言していました。

しかし、この作戦は惨敗に終わり、結果として部下四人が殉職し、萩原本人も両足を失う重傷を負い、意識不明となります。

意識を取り戻した現在の萩原は、神奈備本部で治療を受けているものの、精神を深く病んでいます。彼は部下たちを守れなかった自責の念から、自分を「無能隊長」と卑下し、食事もほとんど喉を通らない状態です。

特に辛いのは、彼が亡くなった幼馴染である部下の具柄 一(くがら はじめ)砂鉄は亡くなった部下たちの衣服に編み込まれていたものです。

しかし、この精神の病が、皮肉にも萩原を最強の妖術使いへと変貌させます。

医者は、妖術の真髄は余計な意識を介さない玄力の自然な巡りにあるとし、自分の妖術を他人(具柄)のように扱っている今の萩原は、「究極の無意識」の状態であり、これほど戦闘に適している者はいないと分析します。

もう一人の「受け皿」の特定

神奈備本部に毘灼による敵襲が発生し、「結界を元に戻すために至急毘灼を殺せ」という指令が流れると、萩原は「無能隊長なりに戦って命をお前らに捧げよう」と立ち上がります。

彼は毘灼構成員の右嵐と瓶伍の前に乱入しますが、右嵐の氷の妖術で氷漬けにされかけ、瓶伍の魔咬の獅子舞に喰われそうになります。

しかし、萩原は服の中に忍ばせていた砂鉄を利用してこれらの攻撃を防ぎ、獅子舞を内部から破壊します。

そして、萩原は「要は本命さえ殺せばいいんだろ?簡単な話だなァ」と言うと、磁戒の妖術を応用し、まるで磁気共鳴画像診断(MRI)神奈備本部全体に強力な磁場を展開し、建物内の人間の体内を視覚化します。
その結果、結界の条件を書き換えているもう一人の「受け皿」が、毘灼の若い男性構成員(幽が「最強」と呼んでいた少年)であることを特定します。この若い男は、結界の後継者を作るための予備の道具を体内に持っていました。

萩原は具柄の面を操り、「ブッ刺しちまえ!!」と叫び、面は天井を突き破って若い男の胴体を貫通させ、瞬殺します。この大手柄を挙げた萩原は、「まだまだやれるぜ、おれたちはよ」と高揚した状態で叫び、本話は幕を閉じます。

この萩原の活躍により、結界の主導権が神奈備側に戻る可能性が高まり、千紘や座村が神奈備本部へ参戦する道が開かれた展開となりました。

【カグラバチ】過去の記事はこちら

過去の話のリンクを張っておきます。過去の考察記事を見たい方はこちらからどうぞ。

80話 81話 82話 83話 84話
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【カグラバチ】登場人物一覧

ここからは登場人物についてまとめていきます。

主人公たち


六平チヒロ

六平国重

柴登吾

鏡凪シャル

ヒナオ

©外薗健/小学館

神奈備(かむなび)



香刈 緋雪

美原 多福

嘉仙

壱鬼

???

区堂

夜弦

©外薗健/小学館

毘灼



昼彦

黒松の男
右嵐

北兜

久々李

斗斗
昼彦の腕を直した妖術師
幸禎 瓶伍

©外薗健/小学館

漣家


漣京羅

漣宗也

漣伯理
 
漣天理

漣円慈

漣珠紀

©外薗健/小学館

 

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