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【カグラバチ】96話あらすじ最新話!薊の妖術「己印」炸裂!チヒロと座村を待つ極限の時間稼ぎ!

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『カグラバチ』は週刊少年ジャンプにて連載中の、剣と妖術をテーマにしたダークファンタジー作品です。

復讐に燃える青年・六平チヒロを主人公に、妖術師たちとの壮絶な戦いと人間模様が描かれています。

すでにアニメ化も決まっているカグラバチですが、本記事では『カグラバチ』第96話について感想やレビュー、考察を行っていきます。
→カグラバチのアニメ化についての記事を見る

【カグラバチ】95話までのあらすじ

©外薗健/小学館

第95話「横溢(おういつ)」では、神奈備内部の裏切りと、真打を巡る激戦が転換点を迎えました。
神奈備長官の嘉仙は、妖術師組織の設立経緯を語り、「人の力で平和を築く」という壱鬼らの思想を否定します。

嘉仙は、漣家のような有力一族を支配するためには妖刀による「圧倒的な力」が必要だと主張し、そのために、六平国重の命さえも犠牲にする覚悟を示し、裏切り者であることが確定しました。

嘉仙が妖術を使おうとした瞬間、上層部の薊が激怒し、嘉仙の顔面をグーパンチで一撃(秒殺)。

薊は壱鬼に尋問を任せ、友の仇である毘灼の「頭を討ちに」幽の元へ向かいます。

薊は肉体的な強さだけでなく、妖術の能力も高く、総合的な実力で上層部の中でも「頭ひとつ抜けている」と評価されています。

一方、幽は真打の力を使うも、真打に内在する剣聖の精神に蝕まれ、激しい頭痛に苦しみます。幽は真打の能力「蜈(ムカデ)」を発動させますが、漆羽が過去の戦闘知識(チヒロと伯理の連携)から避け方を察知し、奈ツ基と共に回避に成功しました。

幽が真打の完全支配を決意したところに、薊が乱入し、両者は対峙します。

なお、本話は2号連続カラーの影響で作画が荒れており、ほぼ下書き(ラフ画)状態のコマが掲載され、作者の多忙と体調を心配する声が多数上がりました。

【カグラバチ】96話のあらすじ最新話

©外薗健/小学館

96話「切迫」は、神奈備本部を襲撃する毘灼(ひしゃく)に対する、神奈備側幹部による命懸けの時間稼ぎが描かれ、緊迫感が頂点に達する一話です。

迫る増援と結界の異変

未曾有の事態により、「命滅契約」の大元である“剣聖”が狙われる中、神奈備の長官補佐である壱鬼(いちき)は、他の契約者の警備を最小限に緩めてでも、柴登吾(しば とうご)と香刈緋雪(かがり ひゆき)を本部に呼び戻すよう指示を出します。

その最中、本部の上空には、妖刀「淵天」と「飛宗」の気配が出現したことを、その場にいた全員が察知しました。これは、主人公の六平千鉱(ろくひら ちひろ)と座村清市(さむら せいいち)の到着を意味します。

しかし、壱鬼はチヒロと座村がすぐに降りてこないこと、そして職員からの電波不通の報告を受け、結界に問題があることに気づきます。

裏切り者の長官・嘉仙(かせん)は、結界が既に細工されており、神奈備職員以外の侵入を阻む設定が「淵天と飛宗のみに限定」されている可能性を示唆します。

壱鬼は、チヒロと座村なら数分で結界を破壊できると推測しますが、嘉仙は「全てを懸けた数分だ」と応じ、毘灼の統領である幽(ゆら)が剣聖にたどり着くまでの時間を稼ぐことに価値を見出しているようでした。

薊の妖術「己印(こいん)」の解放

神奈備の上層部・薊奏士郎、漆羽洋児、上層部直属部隊隊長・巳坂奈ツ基の三人は、チヒロと座村の到着までの時間稼ぎを決意します。

薊はついに、自身の妖術である「己印(こいん)」を解放します。硬貨(コイン)を出すこの妖術は、巷で知られる民間療法の「十一円玉療法」が元となっています。

これは薊家に代々受け継がれた、硬貨を通して電流を操り、病気の治療に用いられていた妖術でした。

しかし、薊はこの術を戦闘用に改造(改悪)したため、父親から家を追い出されていました。

戦闘での効果は、血流操作による身体能力の向上と、敵の筋繊維を激しく刺激して破壊することです。

真打「蜈」と「蜻」との激闘

薊は「六平殺しの首謀者」である幽を目標に定め、三人は連携して同時に攻撃を開始します。
幽は妖刀真打の力「蜈(むかで)」を発動し、その強大な力で漆羽と奈ツ基を一瞬で退けます。

しかし、薊は「蜈」の360度攻撃には術者の背後が威力の弱い“隙間”があることを見抜いており、漆羽と奈ツ基が囮となることで、薊は幽の背後を取ることに成功しました。

「蜈」は連発不可能であり、好機と見た薊は幽へと向かいます。

幽は代わりに真打の別能力「蜻(トンボ)」を使用します。

この攻撃を受けた薊の両腕は激しく破壊されますが、薊は硬貨に電流を流す「己印」で反撃し、幽の筋繊維を体内から激しく刺激し、全身から血を噴き出させるほどのダメージを与えました。

幽が妖術が本命かと問うと、薊は「心配するな、本命は殴殺だ」と答え、破壊された両腕を意に介さず、崩れかけた拳を握りしめ、幽の腹部に強烈なパンチを叩き込みました。

薊は「いいのか?こんなところで、僕らなんかとのんびりしていても」と幽を挑発し、ボロボロになりながらも極限の状況で時間を稼ぎ続けます。

漆羽と奈ツ基も倒れた状態から立ち上がり、再度幽と戦おうとする姿勢を見せました

【カグラバチ】過去の記事はこちら

過去の話のリンクを張っておきます。過去の考察記事を見たい方はこちらからどうぞ。

80話 81話 82話 83話 84話
85話 86話 87話 88話 89話
90話 91話 92話 93話 94話
95話 96話 97話 98話 99話
100話 101話 102話 103話 104話

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【カグラバチ】登場人物一覧

ここからは登場人物についてまとめていきます。

主人公たち


六平チヒロ

六平国重

柴登吾

鏡凪シャル

ヒナオ

©外薗健/小学館

神奈備(かむなび)



香刈 緋雪

美原 多福

嘉仙

壱鬼

???

区堂

夜弦

©外薗健/小学館

毘灼



昼彦

黒松の男
右嵐

北兜

久々李

斗斗
昼彦の腕を直した妖術師
最強と称される少年 瓶伍

©外薗健/小学館

漣家


漣京羅

漣宗也

漣伯理
 
漣天理

漣円慈

漣珠紀

©外薗健/小学館

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