『カグラバチ』は週刊少年ジャンプにて連載中の、剣と妖術をテーマにしたダークファンタジー作品です。
復讐に燃える青年・六平チヒロを主人公に、妖術師たちとの壮絶な戦いと人間模様が描かれています。
すでにアニメ化も決まっているカグラバチですが、本記事では『カグラバチ』第90話について感想やレビュー、考察を行っていきます。
→カグラバチのアニメ化についての記事を見る
Contents
【カグラバチ】89話までのあらすじ
物語は、妖刀「刳雲」の旧契約者、巳坂伊武基(みさか いぶき)の過去から始まります。
彼は斉廷戦争で「悪童」と称される若き剣豪でしたが、3年前に毘灼(ひしゃく)の北兜(ほくと)に殺害されました。
北兜は、人形を操る妖術師でありながら、剣術の達人であることが判明します。彼は六平国重襲撃を人形に援護させつつ、本体は巳坂を倒しました。
しかし、斉廷戦争から15年経ち「牙が抜け落ちた情けない体」となっていた巳坂を倒したことに北兜は不満を抱き、「剣豪に飢えている」と語ります。
そして、漆羽(うるは)神奈備本部へ向かいます。
一方、巳坂伊武基の弟、巳坂奈ツ基(みさか なつき)が登場しました。
兄と共に「二人揃って最強」と呼ばれた奈ツ基は、妖刀の契約者には選ばれませんでしたが、戦後も18年間、一日も欠かさず剣術の鍛錬を続けていました。
現在、神奈備の十河(とうごう)隊の隊長を務める奈ツ基は、「長え準備運動だった」と述べ、兄の仇である北兜が関わる戦いへ参戦する姿勢を見せます。
【カグラバチ】90話のあらすじ最新話
毘灼の作戦と内通者
物語は、幽(ゆら)が口元を隠した毘灼の男に先に進むよう指示し、さらに北兜(ほくと)を呼ぶように命じるところから始まります。
幽は木の妖術で通路を塞ぎ、漆羽(うるは)が他の毘灼たちを追えないようにします。
一方、白廻斬と漣伯理(さざなみ はくり)は、毘灼の作戦や勝算について会話しています。
伯理が毘灼の作戦に懸念を示す中、斬は内部に味方がいるのだから当然だと言い、裏切り者の女に「いつから毘灼の手下になったのか」と問い詰めます。彼女は「手下じゃない…同じ考えなだけ、18年前からね……」と答え、第81話で見せた攻撃態勢をとります。
これは、神奈備の前身である「対妖術戦略陸軍」の時代から毘灼に賛同していた可能性を示唆しています。
斬が居合白禊流の同僚であることを知っていたため冷静に対応する中、裏切り者の女は妖術「魔咬(まこう)」で生み出した獅子舞のような化け物を伯理に襲いかからせます。
斬ちゃんの大活躍と「鬼池華」
斬は、約2メートルある五尺大太刀「鬼池華(おにちか)」で化け物を斬り捨てます。
この刀の愛称は「おにちゃん」で、斬は「でっかくて可愛いから」という理由でこの長大な刀を使っています。
かつて祖父である白廻逸夫(しらかい いつお)に「女のほっそい腕には重ェだろ」と言われたことを地獄で後悔させるため、でかい刀を操っていると豪語します。
斬の剣捌きは独特で、刀を力任せに振るうのではなく、腕、肩、背中を視点として使い、刀を主体に共に舞うように動きます。
これにより、長物の欠点である狭い場所での戦闘や近接の困難さ、重さによる機動性の欠如を解消しつつ、その長さと重さを利点に変えています。
まるで刀が一人で暴れているかのような隙のない動きで、次々と化け物を斬り倒していきます。
妖術「魔咬」のデバフ効果と裏切り者の女の撃破
しかし、妖術「魔咬」には、獅子舞のような化け物を斬ると体が重くなるというデバフ効果がありました。
斬と漆羽は突然体が重くなり、動きづらくなります。裏切り者の女が積極的に攻撃せず隙を伺っていたのは、斬が化け物を斬って動きが鈍るのを待つためでした。
斬はまず伯理の安全を最優先に考え、鬼池華で床を切り抜いて伯理を下の階層に避難させます。
その後、化け物の一斉攻撃を受け負傷しますが、冷静に裏切り者の女の素早い攻撃を見切り、片手で受け止めます。
これは斬が普段から鬼池華を振るい続けた結果、異常に強くなった握力によるものでした。
斬は裏切り者の女の攻撃を誘い込んでおり、そのまま鬼池華で自分を噛んでいる化け物を串刺しにし、最後は裏切り者の女も串刺しにして撃破しました。
北兜の参戦
裏切り者の女を倒し、安堵した伯理と斬の隣に、次の瞬間、毘灼の一員である北兜(ほくと)が突如現れます。
北兜は伯理と斬には興味を示さず、漆羽の居場所を尋ねます。
北兜がどのように結界を越えて来たのかは不明ですが、毘灼の誰かが結界内部に入り込んだことで、召喚などが可能になったのではないかと推測されています。
次話では、デバフを受けた斬と伯理、そして北兜との戦いに、巳坂奈ツ基(みさか なつき)が合流することが予告されており、物語はさらなる緊迫した展開を迎えることが予想されます。
【カグラバチ】過去の記事はこちら
過去の話のリンクを張っておきます。過去の考察記事を見たい方はこちらからどうぞ。
80話 | 81話 | 82話 | 83話 | 84話 |
85話 | 86話 | 87話 | 88話 | 89話 |
90話 | 91話 | 92話 | 93話 | 94話 |
【カグラバチ】人気記事一覧


【カグラバチ】登場人物一覧
ここからは登場人物についてまとめていきます。
主人公たち
![]() 六平チヒロ |
![]() 六平国重 |
![]() 柴登吾 |
![]() 鏡凪シャル |
![]() ヒナオ |
©外薗健/小学館
神奈備(かむなび)
![]() 薊 |
![]() 香刈 緋雪 |
![]() 美原 多福 |
![]() ??? |
![]() 壱鬼 |
![]() ??? |
![]() 区堂 |
![]() ??? |
©外薗健/小学館
毘灼
![]() 幽 |
![]() 昼彦 |
![]() 黒松の男 |
![]() |
![]() 北兜 |
![]() 久々李 |
![]() 斗斗 |
![]() |
![]() |
![]() |
©外薗健/小学館
漣家
![]() 漣京羅 |
![]() 漣宗也 |
![]() 漣伯理 |
![]() 漣天理 |
![]() 漣円慈 |
![]() 漣珠紀 |
©外薗健/小学館