『カグラバチ』は週刊少年ジャンプにて連載中の、剣と妖術をテーマにしたダークファンタジー作品です。
復讐に燃える青年・六平チヒロを主人公に、妖術師たちとの壮絶な戦いと人間模様が描かれています。
本記事では『カグラバチ』第81話について感想やレビュー、考察を行っていきます。
Contents
【カグラバチ】80話までのあらすじ
『カグラバチ』第80話では、神奈備本部の第二層から地下深くへと潜るハクリの行動を中心に、神奈備内部の崩壊が急速に進む様子が描かれました。
神奈備本部は独自の結界技術で鉄壁の防衛体制を敷いていましたが、職員数名が家族を人質に取られて毘灼の支配下にあると判明します。
職員には妖術が仕込まれており、神奈備職員そしてそれを内側から突き崩す毘灼の策略でした。
- 神奈備本部の書庫と教育体制の実態が明かされる
- 石枚の裏切りで松の妖術が発動し、内部崩壊が始まる
- ハクリが神奈備職員に襲われるも逆転勝利
- 真打の隔離に向けて、孤独な戦いが始まる
この混乱の中、次なる展開となる第81話では何が描かれるのでしょうか。
【カグラバチ】81話あらすじ最新話
神奈備職員が「松」の妖術で爆散
神奈備職員の石枚が自身の首を斬り自害したことにより、「松」の妖術が発動したことで、上層部はパニックになります。
神奈備の亥猿(いざる)が本部全体を監視している妖術師に問い詰めますが、「調査中だ」と返されます。
すぐさま、真打には異常がないことを心配しますが、真打には異常がないとのこと。
区堂直属の部隊長・加島との遭遇
ハクリは現在、地下層で真打の隔離に向けて単独で行動中です。
「俺は主力」と言い聞かせ自らを奮い立たせます。
地下層へ向けて進む中、階段を下りたところで区堂直属の部隊長、加島と出くわします。
ハクリはすでに神奈備内の職員数名が家族を人質に取られて毘灼の支配下にあると判明しているため、近寄ろうとする加島をひどく警戒し、近寄らないように後ずさりします。
上層部からの緊急放送
その時、上層部からの緊急放送が流れます。
4人の職員の体から「松」が飛びだし、周囲を襲った。
その時加島は初めて「松」の存在をしり、神奈備内に毘灼の支配下にある人間がいることを察します。
上層部からの連絡では、松の妖術は毘灼の妖術師によってあらかじめ仕込まれていたものであると判明。
「死」を引き金に松の妖術が発生するというものでありました。
つまり、弱みを握られ、毘灼の爆弾となってしまったのです。
増え続ける犠牲者
加島はハクリを真打のところへ急がせます。
そんなところへ松の妖術で死んだはずの区堂が登場します。
区堂は間一髪で大丈夫だったといいますが、加島は違和感を見逃しません。
止まれ!!
ここで登場した区堂は毘灼が変装した人間でありました。
加島は区堂直属の部隊長であり、区堂のことはよく知っている間柄であります。
そのため、加島は区堂の言動の違和感にいち早く気が付いたのでしょう。
ハクリの前に現れるのは・・・?
毘灼が神奈備の人間に変装するとしってから誰も信じられなくなります。
しかし、「自身の実力だけで真打を隔離することができるのか?」という現実的な問題にも直面し逃げだしたくなります。
そんなハクリの目の前に現れたのは、死んだはずの「漆羽洋児」でした。
ハクリは漆羽ですら本物かどうか判断できずにいました。
漆羽洋児は自らが本物であるかを証明するかのように「居合白禊流」で毘灼をなぎ倒します。
その剣術を見た瞬間、ハクリは本物であると確信し、漆羽についていくことになります。
【カグラバチ】過去の記事はこちら
過去の話のリンクを張っておきます。過去の考察記事を見たい方はこちらからどうぞ。
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