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【地獄楽】アニメ2期はどこからどこまで?あらすじ・見どころなどを徹底解説!

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賀来ゆうじ氏による『地獄楽』は、美麗な作画と残酷な世界観、そして登場人物の深い人間ドラマが融合した忍法浪漫活劇です。

「少年ジャンプ+」で連載し、コミックスシリーズ累計発行部数650万部を突破した大人気作品です。2026年1月からアニメ2期の放送が決定しています。

制作はハイクオリティな映像で知られるMAPPAが担当し、物語は「神仙郷」の核心、そして壮絶な最終局面に突入します。

本記事では、アニメ2期を見るにあたって復習もかねて、あらすじの解説と本作の見どころなどについて解説していきます。

【地獄楽】あらすじ

1. 舞台設定と主人公の使命

物語の舞台は江戸時代末期。「がらんどうの画眉丸」の異名を持つ画眉丸(がびまる)死罪人です。彼は驚異的な生命力を持つため、いかなる処刑方法でも死ぬことができませんでした。
そんな画眉丸の前に現れたのが、幕府公認の打ち首執行人、山田浅ェ門(やまだあさえもん)佐切(さぎり)です。佐切は、画眉丸が心の底で「生きたい」と望んでいることを見抜き、ある条件を提示します。

その条件とは、極楽浄土と噂される謎の孤島「神仙郷(しんせんきょう)」へ渡り、を持ち帰れば、すべての罪を帳消しにする「御免状(ごめんじょう)」を与えるというものでした。画眉丸の動機は、冷酷な忍びとして育てられた彼に人間的な温かさを教えてくれた最愛の妻・結(ゆい)と再会し、穏やかに暮らすことです。

2. 神仙郷への上陸と三つ巴の戦い

画眉丸は佐切を監視役(お目付役)として、仙薬探しの任務に挑みます。

島へは画眉丸を含めた10名の凶悪な死罪人と、彼らを監視・処刑する山田浅ェ門一門の面々が送り込まれます。

他の主な死罪人には、弟・桐馬のために生きる亜左弔兵衛(あざちょうべえ) や、策略家でくノ一の杠(ゆずりは)、剣豪の民谷巌鉄斎(たみやがんてつさい) などがいます。

出航前から死罪人同士の殺し合いが勃発し、島に上陸すると、その美しすぎる景色の裏に異形の化物が潜む「地獄」の様相が明らかになります。

物語は、以下三つの勢力が激突する三つ巴のサバイバルとして展開されます。

  • 死罪人たち:無罪放免を勝ち取り生還するため。
  • 山田浅ェ門一門:死罪人を監視・必要に応じて処刑し、仙薬を持ち帰るため。
  • 島の住人:侵入者(人間)を排除し、島の秘密を守る天仙(てんせん)や怪物たち。

3. 天仙の正体と「タオ(氣)」の発見

調査団の前に立ちはだかるのは、天仙と呼ばれる人知を超えた存在です。彼らは雌雄同体で、驚異的な再生能力と仙術を操り、人間を実験動物として扱い「丹(たん)」という仙薬を生成しています。

島の真相は、秦の始皇帝に仕えた徐福(じょふく)研究室・実験場でした。天仙たちは徐福のタオ(氣)と植物を掛け合わせて生み出された人造人間であり、仙薬(丹)の正体は、人間を樹化させる毒でもありました。

画眉丸たちは、盲目の山田浅ェ門士遠(しおん)「氣(タオ)」五行相生・相克(木・火・土・金・水)の相性があり、天仙を倒す唯一の手段は、相克のタオによる攻撃だと判明します。

4. 激化する戦いとキャラクターの成長

島での過酷な戦いは、登場人物たちの「生」と「死」の業(ごう)に深く関わってきます。

画眉丸と佐切

画眉丸は佐切との共闘や、仲間の死を目の当たりにする中で、「がらんどう」から「愛する妻の元へ帰る」という生きる理由を再確立し、忍として大きく成長します。佐切もまた、人を殺すことへの葛藤を乗り越え、画眉丸の生還を見届けるために覚悟を決めます。

山田浅ェ門の犠牲

典坐や仙汰、源嗣といった山田浅ェ門の面々は、罪人や仲間を庇って次々と命を落とし、彼らが処刑人として背負う「業」とは異なる「生」の意義を示します。

 天仙との最終決戦へ

物語は、天仙のリーダー格である蓮(リエン)山田浅ェ門殊現率いる追加組や、画眉丸を狙う石隠れ衆の忍びが島に上陸することで、人間と天仙の全面対決という最終局面に突入します。

5. 結末(原作完結済)

多くの犠牲を払いながらも、画眉丸たちは徐福の野望を阻止し、最強の敵・蓮を打ち倒して島から生還を果たします。

最終的に、画眉丸は望み通り無罪放免となり、愛する妻・結との再会を果たして、誰にも追われることのない穏やかな日々を手に入れます。

また、佐切は剣士としての旅を続け、弔兵衛と桐馬の亜左兄弟は香港を舞台に「双龍兄弟」として活躍するなど、生き残ったキャラクターたちはそれぞれの「新しい生」を歩むところで物語は幕を閉じます。

 

【地獄楽】アニメ2期の主な見どころ

1. 天仙との全面対決と島の真相

第二期では、島を支配し不老不死の仙薬を生み出している天仙の正体や目的が明確にされます。画眉丸たちは仙薬の手がかりを求め、天仙の居城「蓬莱(ほうらい)」に到達しており、人間と天仙の全面対決が描かれます。

天仙は、もともと秦の始皇帝に仕えた徐福(じょふく)が生み出した人造人間であり、その圧倒的な力を持つ存在に画眉丸たちがどのように立ち向かうのかが焦点です。

2. 新キャラクターの参戦と大乱戦

幕府は、度重なる調査団の消息不明を受け、試一刀流二位の山田浅ェ門殊現を筆頭とする追加の打ち首執行人を島へ派遣します。

また、画眉丸と因縁のある石隠れ衆の忍び(シジャ、雲霧など)も島に上陸し、四者四様、誰が敵か味方か分からぬ大乱戦へと発展します。

特に殊現は、罪人に対して極めて残酷で独善的な思想を持ち、佐切たち第一陣の浅ェ門と対立する悲劇的な展開も予想されます。

3. 画眉丸と佐切の成長と「タオ」の覚醒

第一期で記憶を失った画眉丸は、佐切の献身的な助けにより徐々に記憶を取り戻し、「愛する妻との再会」という生きる理由を再確立します。

画眉丸は精神的にさらに成長し、戦闘スタイルも進化します。また、典坐の死を乗り越えた士遠とヌルガイの決意、巌鉄斎と付知の覚悟、そして弔兵衛が房中術によって新たなる体と力を手に入れる展開など、タオ(氣)を巡る修行と戦闘を通じたキャラクターたちの成長が深く描かれます。

【地獄楽】アニメ2期は原作のどこからどこまで?

第2期では、第1期の続きである原作コミックス5巻途中(第46話)から最終巻の13巻までが描かれることが予想されています。

一部の考察では、物語の区切りが良い9巻の第86話までで第2期が終了し、第3期がある可能性も指摘されていますが、いずれにせよ物語は最終局面へと突入します

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