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【カグラバチ】95話あらすじ最新話!長官・嘉仙の裏切りと薊の「圧倒的殴殺力」!幽は真打に蝕まれ激突へ

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『カグラバチ』は週刊少年ジャンプにて連載中の、剣と妖術をテーマにしたダークファンタジー作品です。

復讐に燃える青年・六平チヒロを主人公に、妖術師たちとの壮絶な戦いと人間模様が描かれています。

すでにアニメ化も決まっているカグラバチですが、本記事では『カグラバチ』第95話について感想やレビュー、考察を行っていきます。
→カグラバチのアニメ化についての記事を見る

【カグラバチ】94話までのあらすじ

第94話「二の矢」では、神奈備本部襲撃編の核心に迫る。真打の封印室へ向かう壱鬼は、真打の力は玄力を込めた上で「使う」という明確な意思があって初めて発動するため、遠隔使用が可能だが、剣聖に乗っ取られる“自殺行為”だと説明する。

壱鬼は、真打の封印に携わった神奈備トップ3人(長官・嘉仙、補佐・夜弦、壱鬼)から成る「白羽織」の中に毘灼に与する内通者がいると懸念。

真打の部屋に嘉仙がいる中、壱鬼は真打の封印の内側から黒い玄力が溢れ出す異変を発見。封印前の玄力仕込みを隠蔽した者がいたと疑念を向ける。

一方、漆羽と奈ツ基との激戦の最中、毘灼統領の幽がついに奥の手を解禁。幽は楽座市出品直前に真打に玄力を込めていたことを明かし、京羅の例から真打が自殺行為と知りながらも「比類なき執念」の下に力を使用する決断を下す。

最下層の剣聖が「勾罪(まがつみ)」と呟き、幽の体から草花が生え、黒い玄力の凝縮体「蜈(ムカデ)」が出現。幽は真打の力を開放し、戦場を蹂躙すると宣言する。

同時に、京都上空では黒い羽根が舞い、チヒロと座村清市が東京へ向けて急行したことが示唆された。

【カグラバチ】95話のあらすじ最新話

第95話「横溢(おういつ)」のあらすじは、神奈備上層部の裏切りが明らかになり、強大な力を持つ薊(あざみ)が参戦、幽(ゆら)と剣聖の精神的葛藤が描かれるという、衝撃的な展開の回となりました。

神奈備長官・嘉仙の思想と裏切り

神奈備本部内で、長官である嘉仙(かせん)は、妖術師組織「神奈備」の設立経緯と自身の思想を語り始めます。

かつて、漣家(さざなみけ)のような有力な妖術師一族は裏社会で活動していましたが、18年前の斉廷戦争をきっかけに、その存在が公になり、生業が活発化しました。

嘉仙は、寄せ集めの組織で歴史が浅い神奈備に対し、伝統ある有力な一族はへりくだらなかったと指摘します。

彼は、そうした一族を神奈備の傘下に置き真の秩序をもたらすためには、「圧倒的な力」である妖刀が必要不可欠だと主張しました。

嘉仙は、真打が「蠱(こどく)」という大罪を犯したため封印するという18年前に神奈備の総意となった考えにずっと納得していませんでした。

嘉仙は、大罪を犯したのは真打ではなく剣聖の意思であり、剣聖を処刑し新たに契約者を立ててその力を使うべきだと主張します。

これに対し、長官補佐の壱鬼(いちき)は、六平国重(ろくひら くにしげ)でさえ妖刀の奥行を正確に計り知れなかったため、第二の蠱が起こる可能性を否定できず、妖刀は封印し「人の力で築くんだ」と後進を育てていると反論します。

嘉仙は壱鬼らの考えを否定し、「それじゃ支配はできない。この世に必要なのは妖刀だ」と断言。

彼は、妖刀による新たな秩序のために、自身の矜持や、剣聖の命と道連れになる契約者たち、そして六平国重の命さえも犠牲にする覚悟があると言い放ち、妖術を使おうと構えます。

これにより、嘉仙が毘灼(ひしゃく)と通じていた裏切り者であることが確定します。

薊の問答無用の「殴殺力」

嘉仙が妖術を使おうとした瞬間、神奈備上層部の薊(あざみ)が爆発的な力で介入します。
薊は圧倒的な力で嘉仙の顔面をグーパンチし、嘉仙は壁まで吹っ飛ばされ、一撃で戦闘不能状態に陥ります。

薊は、壱鬼に嘉仙の尋問を依頼し、自身は「頭を討(か)りに」行くと告げて部屋を去ります。

壱鬼は、嘉仙に対し薊が「肉体的に若いだけ」と謙遜していたが、実際には妖術もかなりのものであり、上層部の中で「頭ひとつ抜けている」のは総合的な実力からだと評価していたと語り、薊の力を信じます。

薊が去り際に「六平…安心して寝ていろ」と心の中でつぶやく場面も描かれました。

幽の苦闘と漆羽・奈ツ基の連携

一方、幽は真打の力を使って漆羽と奈ツ基を蹂躙しようとしますが、真打に内在する剣聖の精神に蝕まれ、激しい頭痛に苦しみ、体が動かせなくなります。

幽は、京羅がこれほどの状態を乗り越えて真打を使いこなしていたことに驚愕します。

幽は体調が万全ではないながらも、真打の能力の一つである「蜈(ムカデ)」を発動させ、周囲に玄力の衝撃波を放ちました。

漆羽は、かつてチヒロが伯理に「ムカデだ!」と叫んでいた場面(第49話)を咄嗟に思い出し、奈ツ基の髪を掴んで二人とも衝撃波から身をかわします。

奈ツ基は髪を引っ張られたことに怒りますが、漆羽の機転によって窮地を脱しました。
幽は真打の中の剣聖に対し「すぐに殺しに行くよ」と語りかけ、真打を完全にモノにしてやると覚悟を決めます。

薊 vs 幽の対決へ

幽が決意を新たにしたそのとき、薊が部屋の扉を蹴り飛ばして登場します。薊は幽の「真打による支配」という野望に対し、「悪い想像ならいくらでもできる」と警戒心を露わにします。
嘉仙は薊らに敗れながらも「もう真打の力を止めるのは無駄だ」と呟きますが、壱鬼は薊が必ず幽を止めると信じ、薊は妖術を使用する構えを見せます。これにより、次週は薊と幽の直接対決が始まると予想されます。

【カグラバチ】作画に関する読者の懸念

本話は、外薗健先生の多忙(9巻の作業や2号連続カラーなど)の影響により、絵が全体的に荒れており、ほぼ下書き(ラフ画)の状態のコマが掲載されました。

このため、読者からは展開の面白さとは裏腹に、「酷使してないか?」「休ませてあげて欲しい」といった、作者の体調を心配する声が多数上がっています。

単行本では修正されることが多いものの、週刊連載の厳しい状況への懸念が示されました。

【カグラバチ】過去の記事はこちら

過去の話のリンクを張っておきます。過去の考察記事を見たい方はこちらからどうぞ。

80話 81話 82話 83話 84話
85話 86話 87話 88話 89話
90話 91話 92話 93話 94話
95話 96話 97話 98話 99話
100話 101話 102話 103話 104話

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【カグラバチ】登場人物一覧

ここからは登場人物についてまとめていきます。

主人公たち


六平チヒロ

六平国重

柴登吾

鏡凪シャル

ヒナオ

©外薗健/小学館

神奈備(かむなび)



香刈 緋雪

美原 多福

嘉仙

壱鬼

???

区堂

夜弦

©外薗健/小学館

毘灼



昼彦

黒松の男
右嵐

北兜

久々李

斗斗
昼彦の腕を直した妖術師
最強と称される少年 瓶伍

©外薗健/小学館

漣家


漣京羅

漣宗也

漣伯理
 
漣天理

漣円慈

漣珠紀

©外薗健/小学館

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