龍幸伸先生による人気漫画『ダンダダン』の第174話が2024年11月12日に配信されました。
そこで今回は、『ダンダダン』第174話の内容を詳しくまとめ、第175話の展開を予想しました。
173話のネタバレ・考察はこちら。
前回までのおさらい
メルヘンカルタ撃破後に、小さくなってしまったモモ。
オカルンたちは、モモを元に戻す手段を見つけるため、図書館で手がかりになるようなものがないかを探します。
現在、判明している情報としては、以下の通りです。
呪行李(のろいごうり)の中での出来事が関係していると思われる
妖精伝説に元に戻るヒントがあると思われている。
呪行李は凶悪な妖怪、幽霊や悪魔を呪いの力で封印するための箱です。
「メルヘンカルタ」と呼ばれる怪異を
元ネタは「悪魔のメルヘンカルタ」または「悪夢のメルヘンカルタ」と呼ばれる都市伝説。白雪姫、ピノキオ、赤ずきん、ヘンゼルとグレーテル、不思議の国のアリス、人魚姫の6枚の絵柄のカルタにヨーロッパの呪術師がこの世の悪を封じ込めたとされています。
「悪魔のメルヘンカルタ」は邪悪な心を持った人に憑りつき、憑りつかれた人物は6つの身体になり、身体以外のすべてを支配します。これ以上の詳細な説明はされていないため、具体的にどういうことが起きるのかはわからない謎多き都市伝説です。
元ネタは小さいおじさん。2009年ごろから流行り始めた日本の都市伝説。
名前の通り、中年のおじさん風の小人が出現するというもの。窓際、浴室、部屋の隅、道端、公園など様々な場所で目撃談があり、また、芸能人による目撃談が多いことも特徴のひとつです。
最新話では、この小人と関わりがありそうな人物・雪白幸姫が登場しており、童話「白雪姫」を思わせる名前から、白雪姫と七人の小人も元ネタとして考えられそうです。
『ダンダダン』174話の内容
虚空の中に現れる保健室の先生
白雪を追っていたら、保健室の女王先生が虚空の中に現れました。
虚空は霊能力がある人しか入れない特別な空間です。
保健室の先生は生徒たちの悩みや相談を聞いているらしく、その中には心霊関係のものも多いとのこと。
そうした悩み事を聞いているうちに霊能力がついてしまったのかもしらません。
白雪がモモたちに謝罪
保健室の先生は人をいじめる人はどんな人でも許せない性格です。
保健室の先生には小さくなったモモが見えておらず、ジジが真相を話そうとしますが、あまり信じてもらえません。
しかし、ジジがあまりにも真剣に訴えるため、ジジの訴えが嘘ではないことに気が付きます。
保健室の先生は白雪に大勢の小人の味方がいることを見抜いており、モモたちが白雪1人をいじめたという矛盾を指摘します。
白雪は言い訳ができなくなり、モモに謝罪します。
モモの能力が狙われていることが判明
白雪がなぜモモを狙ったのか理由を尋ねると、秘密をバラされたくなかったらモモにナイフを刺せと脅されたとのこと。
しかし、どの先生か全く思い出せないのだという。
そして、その先生の目的はモモの力、つまり超能力を奪うことでした。