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【葬送のフリーレン】僧侶ザインが復帰!戦士ゴリラとフリーレン一行とのエピソードについて解説!

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「葬送のフリーレン」は、山田鐘人、アベツカサによる人気漫画で、『サンデーうぇぶり』にて無料で読むことができます!

作中に登場する僧侶ザインについて解説していきたいと思います。

この一度フリーレンのパーティーから離脱したザインですが、一体どんな人物なのでしょうか?

僧侶ザインのプロフィール

©山田鐘人・アベツカサ

生年月日:不明
種族・職業:人間・僧侶
出身:アルト山林近くの村
好きなもの:酒、タバコ、ギャンブル、年上のお姉さん

ザインは「葬送のフリーレン」に登場する僧侶で、フリーレンも認める天性の才能の持ち主です。女神様の魔法を使用することができ、おもに治癒や解呪の魔法を得意としています。

ザインの魔法

©山田鐘人・アベツカサ

「女神様の魔法」は魔族の魔法や人類の魔法とは異なるもので、聖典に記されており、聖典の所持者しか使うことができません。さらに、生まれながらの資質がないと扱うのが難しく、フリーレンでも十分に使うことは不可能。

この資質は“呪い”と呼ばれる類の魔族の魔法を効きづらくする効果(女神の加護と呼ばれている)もあるため、ザインは呪いにも強い耐性を備えているのです。

解毒

その名の通り、毒を治す魔法。シュタルクがもう手遅れだといわれたほどの毒もいとも簡単に解毒する彼の高度な魔法を目の当たりにし、フリーレンは驚く。

目覚めの解呪

眠りにかけられたパーティを目覚めから解除する魔法。ただし5秒間しか効果がない。

眠りの呪いがかけられた村にフリーレン一行が立ち寄った際、シュタルク、フェルン、フリーレンとパーティメンバーが順番に眠りに落ちていく中で1人だけ呪いにかかることなく元凶となる魔物を発見。「目覚めの解呪」によってフリーレンを起こして魔物を討伐し、村を呪いから救った。

女神の三槍

ザインの攻撃魔法。混沌花の亜種を攻撃するものの、鏡のような葉っぱをもつ魔物の特性で、魔法が跳ね返えされ、ダメージを与えることが出来なかった。

 

ザインの過去

©山田鐘人・アベツカサ

小さいころに両親が他界

両親が早くに他界してしまったザインは、村の司祭である年の離れた兄に育てられました。幼い頃は「冒険者になりたい」と夢と希望に満ちた目でよく言っていたそうです。

 

戦士ゴリラの存在

ザインは幼馴染に「戦士ゴリラ」と名乗る少年がいました。ザインの夢は戦士ゴリラと共に冒険することでしたが、少年時代には共に冒険に出て歴史に名を残す忘れられない英雄になろうと約束を交わしていました。

やがて青年となり、ゴリラから旅に誘われたザインでしたが、自分のために聖都の司祭になる話を断り、村に残る決断をした兄のことを置いて自分だけ村を出るわけにはいかない、とその誘いを断ってしまいます。

ザインが旅に出るようになったきっかけと別れ

ザインが旅に出るきっかけとなったのは、ザインがフリーレン一行と出会い、「戦士ゴリラ」を追いかけるためです。

フリーレンたちが1級試験のために目指すオイサーストと、ザインが戦士ゴリラを探そうとしている街テューレとは逆方向になってしまう。ザインは別れる直前までフリーレンたちと同行するか、ゴリラを追いかけるか迷っていました。寒波がおさまったころ、ザインが出した答えは、「ゴリラを追いかける」でした。

フリーレンは昔魔王討伐にでない自分とザインを重ね合わせてザインを旅立たせたかったといっていました。

 

 

僧侶ザインが帝都に現れる

©山田鐘人・アベツカサ

戦士ゴリラを探すためにフリーレン一行のパーティーから離脱したザインは、ついに135話のゼーリエ暗殺編で帝都にて姿を現すことになります。

ザインが最後に登場したのが35話だったので、ちょうど100話ぶりに登場です。

影なる戦士「ヴァルロス」のもう助からないといわれた子猫を助け、ヴァルロスに信じられないという口ぶりで驚かれます。

135話では、シュタルクが影なる戦士「ヴォルフ」からの襲撃を身を挺して守った際に、弓に盛られていた毒に侵されてしまいました。ザインが初めて登場してシュタルクの毒を治した時のように、今回も毒の治癒をするものと思われます。

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ザイン再登場の伏線

ザインは35話以降、ストーリーの全く姿を現しませんでした。今回、135話でザインが再登場したわけですが、パーティに加わる伏線はあったのか、考察していきたいと思います。

フリーレンの挨拶

フリーレンと ザインが別れを告げる時、フリーレンが「またね」と言うと、ザインが「またな」と返します。

この時、フリーレンは「またね」という別れの言葉を使っていますが、フォル爺とのエピソードで使っている別れの言葉は「じゃあね」という言葉を使っています。

「またね」と「じゃあね」の違いはフリーレンにとっては重要だと思っていて、「じゃあね」を使う人物は次に会う可能性はかなり低い時に使うと思います。

逆に「またね」は「また会おう」とポジティブな意味合いで解釈することもできます。このことから、フリーレンはザインとまたあとで会おうと約束したのではないかと想像できます。

僧侶の出番

北側諸国を目指すフリーレン一行にとって僧侶は必須だと作中の中で書かれています。北側諸国は魔物が強く、毒や呪いなどを使う敵が増えてくるからでしょう。

そんな北側諸国を目指すフリーレンたちが僧侶をパーティに入れないわけがありません。実際に魔王討伐の際もハイターがパーティに加わっていました。

フリーレン達が資格取得のために寄ったオイサーストが寧ろ少し西に寄り道になるので、資格取得後は基本的にはザインを追う形で自然に再び合流する流れになるのではないかということです。

メトーデの申し入れを拒否

1級魔法使い試験後にフリーレン一行はメトーデがパーティに加わりたいと申し出がありましたがこれを拒否しています。

メトーデでは魔法使いにしては珍しく女神様の魔法も使える魔法使いで僧侶の役割もかねています。

しかし、フリーレンはこのパーティの僧侶枠はザインだと思っていたため、申し出を断ることにします。

 

ザインがパーティを離脱していた期間

本編ではどのくらいの期間がたっていたのか確認してみたところ、36話の段階でヒンメル死後約29年、124話でヒンメルの死後31年となっていたことから、ザインが離脱していた期間は約2年ということが分かります。